「古道大意」上巻を読んだ。彼は、契沖、賀茂真淵、本居宣長と伝承された国学を「まず第一に申しておかねばならぬことは、私どもの学風を古学といい、学ぶ道を古道と申す理由です。それは古く、儒仏の道がまだ御国に渡ってこない以前の、純粋な古のこころと古の言葉をもって、天地のはじめからの事実を素直に説き考え、その事実に真の道がそなわっていることを明らかにする学問であるから古学道と申すのであります。」と総括する。
彼の名は皇国史観の生みの親、平田篤胤その人である。
彼の名は皇国史観の生みの親、平田篤胤その人である。