ドライブをする時はサングラスかドライブ用のメガネをつけるし、ネットや読書のさいには読書用のメガネをかける。メガネのおかげで岩波の文庫ですら難なく読めるようになった。活字の大きさに左右されずに本が読める楽しみを満喫している。
新書のありがたさが薄れつつある。行き当たりばったりの読書が復活した。久しぶりに読んだ文芸春秋(10月号)では『人生を変えた伝説の名授業30』が興味深かった。秋の夜長は岩波文庫で蕪村を読む。余り読みたくはなかったのだが「めまいの正体」(文春新書)をつい買って読んでしまった。口直しが必要だ。活字しか信用しないと言われて久しい。改めなければならない時期がきたようだ。
血圧はやや高めだが以前よりかなり下がったので先週の土曜日は菜園の草取りに励んだ。2時間ほどで雑草の山ができた。2カ月間放置せざるをえなかった。手のかからないサツマイモとプチトマトが豊作だ。地主さんが「病みあがりなんじゃけえ、根をつめずに、のんびりやりんさいや。」という。私にとっては嬉しくやさしい励ましだった。