クライエントの不満をくみ取ったうえで判断を委ねたら、翌日になって翻意した。内定を受け入れる、不明な点を相手方の企業に確認したいという。先方の担当のアポを取った。クライエントは言葉が足りない時に助けがいるので同席してくれといった。相手先は私が勧めて自らが選択した企業でもある。彼女の「自己表現力の錬成」が目的であることを確認して同席することにした。
久しぶりに就職支援のガイダンスを行った。スイッチがはいっていない電燈を灯すのは難しい。思いっきり電圧をあげて、その電磁波で私の考えを伝えようと試みた。蛍光灯なら灯る可能性だってある。成功したのか失敗したのか定かではない。ただ、150人余りの聴衆のうち居眠りをする猛者はひとりしかいなかった。かれらが議題(私はガイダンスにも議題を持ち込む。)を理解したかどうかは別問題として、殆どの聴衆が私の話に耳を傾けていた・・・ように思う。