ここのところ図書館で発達障害に関わる本を読むことが多い。また、関連の新書を数10冊、精神医学・心理学・カウンセリング辞典を買い揃えた。私は精神医学はもとより心理学すら本格的に学んでいない。それでもたまに発達障害が疑われるクライエントと向き合うことがある。疑いが生じた場合は必ずリファーするのだが実際にリファーする段階になると躊躇する。自分が楽になろうとしているだけじゃないかとわれに返って、ついご家族の気持ちに思いを馳せてしまうのだ。
私用を済ませてから帰りに寄ったフタバ図書の古本コーナーで、佐野眞一著「あんぽん 孫正義伝」(小学館)、北尾トロ著「長く働いてきた人の言葉」(飛鳥新社)、岩田規久男・浜田宏一・原田泰著「リフレが日本経済を復活させる」(中央経済社)という「文化の日」に相応しくないハードカバー本を3冊買った。
「文化の日」に相応しい本格的な古典は、紀伊国屋・ジュンク堂・丸善&ジュンク堂、フタバ図書の大型店にしか置いてないようだ。新たに古典を買い込むほどの時間的な余裕はない。すでに昨日「日本の名著」の中から3冊を選んで埃を落として準備している。「中江藤樹・熊沢蕃山」「安藤昌益」「貝原益軒」が今日の読書の本命だ。買った3冊は、目次で気に掛かった部分をすでに読み終えた。