ツルボケ

陽が落ちてもしばらくは農作業ができる明るさだ。菜園の用水路から水を汲んで、きのう撒いたダイコンとシュンギク、ホウレンソウの種に水をやった。種まきをして１週間は水をきらすわけにはいかない。ますます日は短く夜は長い。夕刻の農作業は久しぶりだ。サツマイモがツルボケしたのは不注意が原因だしキュウリが不作なのは怠慢が原因だ。楽しみながらやるべきことをやる。美味しい野菜をつくるために、そう心に決めた。

メモランダム

正午から姻族の家族葬に出席した。故人は私と同世代だ。さぞかし無念だったろうと思うたびに熱いものがこみあげた。安らかな死に顔だった。数度の念仏で故人を弔ったあとで残された私は彼の分もしっかり生きなければならないと思った。

昨晩は同い年の同僚3人で飲んだ。3か月ぶりになる。話題がいつも健康と仕事の話というのは年齢のなせる技としか言いようがない。背負ってきた時代がいっしょなので知り合って1年足らずだというのに妙な安心感がある。次回は鍋をつつきながら忘年会という話になった。

来週の金曜日は船越中学卒業生主催で船越小学校の同窓会の打ち合わせがある。広島市内の中学に入学したために安芸郡の中学の同窓となることがなかった「できのよい皆さん」に出席していただこうという魂胆のようだ。また、再来週の火曜日には前職の同世代のＯＢと飲む。