無謀海酔人muboudiverの日記 ~ダイビングと水族館~

シャチをこよなく愛する泳げない私が無謀な野望を胸にダイビングに挑戦!
(文章/写真の無断転載等は固くお断り致します)

DiveNo.45~48 2010/1/1 大島 秋の浜 NaviSP、ナイトSP3rd

2010-01-19 23:06:31 | SP+Fun Diving
3日目。一年最初の日、元旦です。

年越しダイビング後、眠りについたのは3時頃。睡眠2時間ちょいで潜るのは無理なのでこの日ばかりは遅めの起床でした。(睡眠不足は耳抜きや判断力に影響します)

元旦の朝食は…
        
         お雑煮とミニおせち (炊き込みご飯のおにぎり付)
         潜って食べて寝てるだけなのにおせちを頂けるとは


元旦もマジメに1本目からナビゲーションSPを受講しました。その名の通りコンパスを使い、自分で方向や距離を確認して移動したり出発点へ戻ってこられるかなどの実践学習です 比較的ゆっくりの活動だったので1本目の潜降時刻が10:24。バディはつやちゃんといたばん(と私の3人バディ)

1本目はNaviSP2ndの下見も兼ねてコンパスで方向を確認しつつSさんについて、ある地点まで行き、そこからセクスタントとコンパスを使って事前に指示された方向とキック数で動き、最後の方向とキック数を自分達で割り出して出発点(Sさんの元)へ戻ります コンパスを使って移動するのは陸上だと簡単ですが、海の中は陸のようにたくさんの動かない目印や標識があるわけではないし、陸ほど遠くが見えないので目的地を一度見失ってしまうと、目的を見つけようと周りを見渡しているうちに前後左右すら判らなくなってしまうこともあります(経験済み) また、陸上ではいくら手元に夢中になっていても、進行方向に向かって横に動いてしまうことはありませんが、水中だと潮で横に流されることもあり、目的地を正面に見ていたはずが気づいたら(大幅にズレていて)目的地を見失っていたなんてこともあります(微妙に経験済み) なので、水中でコンパスを使いつつ目的の場所へ行くのは慣れるまでちょっと大変
コツはコンパスで方向を定めた後、“近くの目印”を必ず設定すること ほんの2~3m先に目印を決めて進む。目印に着いたらコンパスと目的地を確認する。また2~3m先に目印を決めて進む。を繰り返すことです。できたら周りの地形も意識して見る 地形を覚えてしまえば陸上のようにコンパス無くても動き回れます(もちろん、良い海況だった場合だけ) そういえば…初日に受講したナショジオSPでナビもやったのですが目的地のクマノミ城へ2組ともうまくたどり着けませんでした。私とひでまん(バディ)は横に流されていたのに気づかず通り過ぎてしまい、ゆうちゃんとこじこじは途中から見当違いの方向へ…。
ちなみに、コンパス基準に動くことをコンパス・ナビゲーション、地形などを覚えて景色基準で動くことをナチュラル・ナビゲーションと呼びます。(そのまんまですね


そんなことを学びながらNaviSP 1stを終え…お昼ごはん
…のためにお餅つき~
もちろん、私もつきました。…なぜか男性用の杵で(つやちゃんは女性用の…) 振り下ろす?ときは良いのですが、杵だけでもそれなりに重いのにお餅がくっついちゃうと持ち上げるのが大変 んでも…『苦労したら苦労した分だけおいしいはず』と頑張りました。
お雑煮に…中にあんこを包んだのや…お醤油をたらした焼餅や…大根おろしのや…思い出したら…結構食べたなぁ…私。……今更ながらやばい… でもだって…搗き立てのお餅…。みょ~んてのびてふわ~て柔らかくて…おいしいんだもんさ。搗き立てのお餅を食べられる機会なんてそうそう無いもんさ。……だからだからつい……

ワイワイ愉しんでおなかいっぱいお餅を頂いた後はもちろん海へ
NaviSP 2nd。今度は潜降地点から先程ルートを下見した目的地クマノミ城まで自分達の判断で移動し、Sさんが後ろをついくるかたちです。そしてクマノミ城まで無事にガイドできたら、またセクスタントとコンパスを使ってウロウロ&クマノミ城まで戻ります。2回目なのでSさんの事前の指示もちょっと複雑&意地悪(笑)になっていましたがそこはバディ同士のコミュニケーションと頭脳でカバー まどわせる指示にも騙されず、無事に出発地点へ戻れました。今回のツアー中に開催されたNaviSPの中でまともに戻れた唯一のバディだったそうですYeah!  (それくらい水中は方向感覚などを失い易いってことですね

SPは1日に3本までと決まっているため、この日の3本目はファン・ダイビング。マルチSPの後の向上心はどこへやら、何にも考えずに「ついていけばいいダイバー」に一瞬逆戻りしちゃいました。

そして、大島3夜連続して受講していたのがナイトSP。アドバンス・ダイバーに認定される頃に初ナイトを経験する人が多いのですが、私はツアーでちょこちょこSPを取ってアドバンス認定を受けた関係で初ナイトでした。スマイリー(去年の11月にこのブログに登場した彼)もナイトSPを一緒に受講したので連夜バディ。
到着日の夜、2日目の夜と受講してきましたが、正直なところライトつけて生物探すのも楽しいは楽しいけど昼間の方が青がキレイだし、何もしなくても生物見えるし…。エビ・カニもそこまで興味ない。むしろ足の付け根とか見たくない…裏返しになんて間違えてもならないでねな心境で『今後、ナイト行くことあるかなぁ…』と感じていました。(年越ダイビングをするためにナイトSPを受講したようなもので

でも…ナイトSP3本目、アオリイカと遊ぶという凄く楽しい出来事が
点滅するライトを集合地点に設置(灯台のイメージ)して安全の条件を指定された指示の下、野放しタイム(もちろんバディ行動)があったのですが、夜行性の生物を探したり観察したりしているうちにスマイリーがイカを発見 水中ライトで進路を塞げるような位置にいたため、胴側をスマイリー、足側を私がふさいでイカをはさみうち 進路をふさがれたイカが突然現れた障害物(私のライト)に攻撃してきます。私はライトで応戦 イカが後退すると背後にはスマイリーライトが待ち受けていて『うわっ』という感じで再び私のライト側へ来ます。そこへ再び私がライトで応戦 後退するとスマイリーライトに押され…。イカがだんだんイライラし始めコロコロ体の色を変えて威嚇してきました 私のライトにさっきよりも強く体当たり(足だから「蹴る」って言うのかな(笑))…と遊んでいるうちに上に脱出口を見つけられイカが逃走
んが、スマイリーがあっさり捕獲そして観察 私もちゃっかりイカを手中に キュっとすると潰れちゃいそうで優し~く包むような持ち方でしたが水中にいる&生きているイカを掴めるなんて(本当は水中生物をむやみに触っちゃダメです…
その後も別個体に会いましたがこちらも威嚇&墨を吐いて逃げました。でも…すぐ発見(笑) あれじゃぁ…そのうち食べられちゃうなぁ…。頑張れ、イカ
いやぁ…イカって…遊んで楽しい・見てカワイイ・食べておいしい …飼いたい どっちも10cm前後だったなぁ。
うん…本当にかわいい。手乗りシャチ(ミツボシクロスズメダイ)の可愛さと張ります。…成長しても姿変わらないからイカのがいいか? 手乗りシャチは…幼魚までの限定飼育がいいかな。(妄想中


この3日目も海から上がった後の風が冷たくてそこだけはツラかったけど、おせち食べたし、お餅つきしたし、初めて楽しいと感じてナイトSP終われて良かった良かった (そういえば、てっちゃん50本だったな
あ、写真、朝食のだけだ…。ま、たまに?は


4日目はついに…○○○デビュー&○○ダイブです



気温:?℃
      潜水時間 最大深度  水温  残圧(bar) 透明度
<1本目> 36min  14.2m    14℃  170→ 30    ?m
<2本目> 34min  15.3m    13℃  170→ 30    ?m
<3本目> 30min  28.0m    13℃  180→ 40    ?m
<4本目> 33min  12.0m    12℃  180→ 40    Night





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