厳寒の世界 2009-02-17 22:05:54 | Weblog 夜、陶芸を終え -15度の夜 キーンと顔の周りに 寒が纏わりつく 背中にズキーンと 薄氷の板が張り付く 歩くたび シャシャシャシャと 夜風が耳を揺さぶる -15度の世界
薄氷湖面 2009-02-16 22:21:27 | Weblog 陽がさす合間に 摩周湖をみた 湖面は薄氷で覆われ ヒリヒリヒリッツと 音を立てて風紋が現われる 一羽のオジロわしが 湖面すれすれに飛び 一段と神秘を深める 相変わらず カムイヌプリは その天辺に白い冠を載せ 静かに眼を閉じていた
氷雪の平原 2009-02-15 21:29:47 | Weblog 氷雪原野が輝いて その広大さを 誇張させて 空に対していた どことなくのどかな 春風が遠くの山々に 向かって吹いていた あの山の向うにも 春がちょいと 動き出したのだろうか
じっと春待ちの日 2009-02-13 20:07:48 | Weblog 池の鳥達は 少し融け始めた 水の小さな隙間に 羽を休めて じっとして 春を待っている 一羽の白鳥は どうしたのだろう ただただじっと 浮かんで春を待つ
日が長く街を照らす 2009-02-11 20:45:43 | Weblog 街に暖い風が吹く 子どもは楽しげに スキップして帰路につく 車もなぜか嬉しそう 今日の疲れも 融けた雪道に 癒されて思わず 太陽を見上げ 春を感じる
街の展望台 2009-02-10 21:44:56 | Weblog 日が傾き急いで 役場の展望台へ 登った、初登場 日は街の隅々まで 花色に輝かせて 静かに雲に光を隠した 恥ずかしそうに 初春を思わせる 霞が長い木の影の上に ふわりとかぶさった