カラマツの色が路を黄金に
染めてしまうころ
武佐の山に雪が降る
路に落ちたカラマツの葉が
冷たい風にとばされたとき
武佐のお山に3度ほど雪が降る
そして、裾野の木が
色彩を失い・こげ茶になって
寒風に肌身を任せたとき
武佐のお山には6回目の雪が
そして根雪になって
白い山が浮かび立つ
染めてしまうころ
武佐の山に雪が降る
路に落ちたカラマツの葉が
冷たい風にとばされたとき
武佐のお山に3度ほど雪が降る
そして、裾野の木が
色彩を失い・こげ茶になって
寒風に肌身を任せたとき
武佐のお山には6回目の雪が
そして根雪になって
白い山が浮かび立つ
むかし、ランプ暮らしの下宿時代
風連湖の風の音を聞き
寒さに震えて床につくと
白鳥の鳴き声に
耳をふさいで寝たことを
思い出す、20歳時代
家に帰りたくて
寂しさに体を震わせた
白鳥の声に泣いた時代
若さの素晴らしさに
今、白鳥の声で
想いが振り返る
風連湖の風の音を聞き
寒さに震えて床につくと
白鳥の鳴き声に
耳をふさいで寝たことを
思い出す、20歳時代
家に帰りたくて
寂しさに体を震わせた
白鳥の声に泣いた時代
若さの素晴らしさに
今、白鳥の声で
想いが振り返る
峠の風は冷たく身を切った
首をすくめて
風を受けてながら
羅臼岳を眺めた
「もう冬だぞーー。」
大きな声で叫んでいる
雪を頂上にそのれを
そっと隠すように雲が
渦を巻いていた
遠くの国後が広く海峡に
のびて見えた
首をすくめて
風を受けてながら
羅臼岳を眺めた
「もう冬だぞーー。」
大きな声で叫んでいる
雪を頂上にそのれを
そっと隠すように雲が
渦を巻いていた
遠くの国後が広く海峡に
のびて見えた
暖かい日和に誘われて
車を走らせ
摩周へと急いだ
何度も会いたくなる
その懐に体を置きたくなる
摩周の風・色・カムイの呼吸
もう、冬の厳しい風が
辺りの木々にぶつかり
ヒューヒューと
冬の調べを奏でていた
車を走らせ
摩周へと急いだ
何度も会いたくなる
その懐に体を置きたくなる
摩周の風・色・カムイの呼吸
もう、冬の厳しい風が
辺りの木々にぶつかり
ヒューヒューと
冬の調べを奏でていた