寒々とした昼の太陽に
写しだされた我が街は
昨夜の雪がへばりついたように
不思議な白さで広がっていた
どうにか動いている街
風が木々の雪を
バラバラと落として
また空へと昇って行った
寒さだけが広がって
風に飛ばされた
カラスが2.3羽
森へともぐっていった
写しだされた我が街は
昨夜の雪がへばりついたように
不思議な白さで広がっていた
どうにか動いている街
風が木々の雪を
バラバラと落として
また空へと昇って行った
寒さだけが広がって
風に飛ばされた
カラスが2.3羽
森へともぐっていった
右奥歯の一本が
医師の「はい、終わりました。」で
消えていった
味をふかめ・栄養を送り・
何よりも食す楽しみを
支えてくれた一本の歯
思わず手を合わせて
「ご免。ありがとう。」と祈った
外に出ると寒空に雪をのせた
樹が・・その遠くの空へ
歯が消えていったようにおもえた
もっと大切にしてあげればよかったと
今日は静かに過ごすことにした。
医師の「はい、終わりました。」で
消えていった
味をふかめ・栄養を送り・
何よりも食す楽しみを
支えてくれた一本の歯
思わず手を合わせて
「ご免。ありがとう。」と祈った
外に出ると寒空に雪をのせた
樹が・・その遠くの空へ
歯が消えていったようにおもえた
もっと大切にしてあげればよかったと
今日は静かに過ごすことにした。
ゆっくりと時を流して
正月が過ぎていく
正月料理も平らげ
きわめつけに
友持参の根室産ウニ
正月が咽喉元を過ぎて行った
獅子たちも踊り疲れたのか
固まってみえた
あすからさらりと
体を動かそうか
ゆっくりと温泉につかって
そう自分に言い聞かせた
正月が過ぎていく
正月料理も平らげ
きわめつけに
友持参の根室産ウニ
正月が咽喉元を過ぎて行った
獅子たちも踊り疲れたのか
固まってみえた
あすからさらりと
体を動かそうか
ゆっくりと温泉につかって
そう自分に言い聞かせた