デジブック 『東北海道の初夏の花』
昔、姉たちは様々な野花を摘んで
机の上の小さな瓶に入れ飾っていた
3人の姉は健在とはいえみな高齢
黒ユリも3っつ元気に顔をあげていた
双子の黒ユリも珍しがって
机の上に飾っていた
その頃、花の美しさを覚えた
昔々のことだった
急に兄・姉の余命幾許もの報
二人の命も咲き切った花のように
今かすかな呼吸で美しい姿に
・・・・・自然の摂理に
したがって・・
若き頃の花の姿を胸に
描いて・・ただただ沈黙
この暑さで川湯のイソツツジは?
と、心配になって駆けつけて見ると
満開ではなかったそれなりに
また、異なった風景に出合えた
今咲いたのか?花がまた特別に美しかった