輝きの一日

日々の輝き

山頂は厚い雪

2010-11-21 15:58:39 | Weblog
        
知床の王座はもうすでに
雪の冠をいただき
山波と大地と海原を
見おろしていた


港は冬漁に備えて
船たちが出漁の機を
待っている
カゴメらは
打ち寄せる小魚を
捕えるのに
忙しく群がってくる
これからが冬のはじまり

一瞬の静けさの羅臼

2010-11-20 19:09:21 | Weblog

知床上空は雲が速く走り
原始の森を揺すっていた
下界は何という静けさか
気温も8度無風状態

鹿達も大きな角を
見せながら
ゆっくりと歩きまわり

羅臼岳も
魚の匂いをぷんぷんさせ
魚汁が食欲を注ぐ
にぎわいの市場を
じっと見下ろしていた
浮き玉の面白い顔をした
街灯が笑って
楽しい市場の催しを
見ていた

この街で早速出会った

2010-11-18 21:46:55 | Weblog

40年ぐらい前この街へ来た
その時坂道を車に
のせられて行くと
まずこの山斜里岳が
迎えてくれた
わくわくと燃える気持ち
今でも思い出される

今もいつ雪が載るかと
ながめていると
今日、白い山が目に
飛び込んだ
空の藍に
凛として立つ
この山はいつも
強いメッセージを
送ってくれる

神の贈り物

2010-11-13 19:58:40 | Weblog

庭石に残る
神の贈り物
この中から
人へ試練が
毎日飛び出てくる
今日は耐えてみよ
今日は挑戦してみよ
今日は楽しんでみよ
今日は幸せを感じてみよ
冬になっても
ずっと顔を出している
神の贈り物