寒かった4月が過ぎて、5月を迎えてから少しずつ気温も上がってきました。
それとともに1歳馬たちの冬毛もだんだんと抜けるようになってきて、馬体のほうは明らかに春を迎えています。
それでは、今回も当場生産馬のなかでクラブ募集されている4頭の近況をお伝えします。
まずは、ローレルクラブ提供馬ゼフィランサスの2020の近況からです。
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4月30日時点の本馬の測尺は以下のとおりです。
【体高】156m 【胸囲】174cm 【管囲】20.6cm 【馬体重】414kg
先月同様、順調に成長していてすべての数字が上がっています。
特にこの時期の体高156cmは明らかに大柄で、母ゼフィランサスがやや小柄な馬体であることを考慮すると、これは間違いなく父キタサンブラックの影響でしょう。
一方で、牝馬の割りに胴回りもあって、このあたりは母ゼフィランサスの影響も窺えます。
このように体高は父譲り、胴回りは母譲りという特徴は半兄ディープボンドと同じです。
最近は冬毛がほとんど抜けて、先月と比べると好馬体のシルエットがはっきりわかるようになってきました。
なお先日、その半兄ディープボンドがG1天皇賞・春を1番人気で出走して、3/4馬身差の2着に惜敗しました。
その後、ノースヒルズの関係者の方と話した際には、秋は海外遠征して仏G2フォワ賞をステップにG1凱旋門賞を目指すとのことです。
凱旋門賞は父キズナ、2代父ディープインパクトも挑戦したレースです。
今回は残念ながらG1馬にはなれませんでしたが、欧州の大舞台で彼が活躍する姿を楽しみに待ちたいと思います。
次に、ターファイトクラブ提供馬ハーランズルビーの2020の近況です。
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4月30日時点の本馬の測尺は以下のとおりです。
【体高】154cm 【胸囲】169cm 【管囲】19.4cm 【馬体重】400kg
先月大きな馬体的な変化がなかった分、今月は体高がプラス3cmなど一気に馬体が成長しました。
素軽い馬体をしていますが、先月よりも身が入ってきて、馬体重も400kgの大台に乗せています。
一方で、先月までやや寒い環境もあってか飼い食いが旺盛でしたが、青草が生えたこの時期から自ら飼い食いをセーブ気味にする面があります。
これは昨年の冬を迎える前にも見られた状況でもあり、おそらく必要以上に飼い葉を欲しないタイプなのだと思います。
整歯もしたなかでの現在の飼い食いなので、あとはこちらがそれに合わせた飼い葉の調整をするだけのことなので問題ありません。
全体的な数字が増えて、馬っぷりがグンと良くなってきたのが印象的な1ヶ月でした。
なお、先月のG1大阪杯で半兄のモズベッロが2着と健闘してくれました。
そのモズベッロもディープボンド同様に凱旋門賞に登録しています。
こちらはG1宝塚記念での好走が海外遠征の条件になりそうです。
同じくターファイトクラブ提供馬のクロワラモーの2020の近況をお伝えします。
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4月30日時点での本馬の測尺は以下のとおりです。
【体高】149cm 【胸囲】167cm 【管囲】18.6cm 【馬体重】360kg
相変わらず手先の軽い動きをする馬で、牝馬らしい品の良さがあります。
また、画像ではわかりづらいかもしれませんが、先月に比べると馬体に力強さが加わってきました。
胸囲が増えていますが、実際に馬体に幅も出てきて、それとともに気性面も少し大人びてきた印象です。
青草が生えたクッションの効いた放牧地では、他馬とともに走り回る姿をよく見かけるようになりました。
この先も順調な成長曲線を描いてくれそうです。
最後に当場からの提供ではありませんが、当場生産馬であり、友駿ホースクラブから募集されているハーワンズワンダーの2020の近況を報告いたします。
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4月30日現在の本馬の測尺は、以下のとおりです。
【体高】152cm 【胸囲】168cm 【管囲】19.7cm 【馬体重】386kg
体高が伸びていますが、そのほかの数字はそれほど大きな変化はありません。
逆に胸囲は少し減っています。
この馬に関しては、牡馬だけあって、青草が生えてきた放牧地で他馬と走り回ったり相撲を取ったりする回数が圧倒的に増えています。
今回の4頭のなかでも一番運動量が多いのが本馬だと言えるでしょう。
もともと腹回りがふっくらしやすい体つきなのですが、そのあたりも先月に比べるとシャープになっています。
ただ、馬房に入ると相変わらずのんびりしていて、こういう気性はこれからも続きそうです。
以前、他の生産者の方から、気性の勝った繁殖牝馬にエスポワールシチーを配合すると気性が勝ち過ぎないちょうど良い気性の馬が生まれると聞いたことがありますが、こういうことかと最近感じています。
放牧地に青草が生えてきて運動量も増えた分、この1ヶ月は4頭ともそれ以前より馬体的な変化が感じられる期間でした。
次の1ヶ月で冬毛は完全に抜け終わるでしょうから、次回はさらにピカピカの馬体をお見せできるはずです。
次回の近況報告までしばらくお待ちください。
それとともに1歳馬たちの冬毛もだんだんと抜けるようになってきて、馬体のほうは明らかに春を迎えています。
それでは、今回も当場生産馬のなかでクラブ募集されている4頭の近況をお伝えします。
まずは、ローレルクラブ提供馬ゼフィランサスの2020の近況からです。
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4月30日時点の本馬の測尺は以下のとおりです。
【体高】156m 【胸囲】174cm 【管囲】20.6cm 【馬体重】414kg
先月同様、順調に成長していてすべての数字が上がっています。
特にこの時期の体高156cmは明らかに大柄で、母ゼフィランサスがやや小柄な馬体であることを考慮すると、これは間違いなく父キタサンブラックの影響でしょう。
一方で、牝馬の割りに胴回りもあって、このあたりは母ゼフィランサスの影響も窺えます。
このように体高は父譲り、胴回りは母譲りという特徴は半兄ディープボンドと同じです。
最近は冬毛がほとんど抜けて、先月と比べると好馬体のシルエットがはっきりわかるようになってきました。
なお先日、その半兄ディープボンドがG1天皇賞・春を1番人気で出走して、3/4馬身差の2着に惜敗しました。
その後、ノースヒルズの関係者の方と話した際には、秋は海外遠征して仏G2フォワ賞をステップにG1凱旋門賞を目指すとのことです。
凱旋門賞は父キズナ、2代父ディープインパクトも挑戦したレースです。
今回は残念ながらG1馬にはなれませんでしたが、欧州の大舞台で彼が活躍する姿を楽しみに待ちたいと思います。
次に、ターファイトクラブ提供馬ハーランズルビーの2020の近況です。
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4月30日時点の本馬の測尺は以下のとおりです。
【体高】154cm 【胸囲】169cm 【管囲】19.4cm 【馬体重】400kg
先月大きな馬体的な変化がなかった分、今月は体高がプラス3cmなど一気に馬体が成長しました。
素軽い馬体をしていますが、先月よりも身が入ってきて、馬体重も400kgの大台に乗せています。
一方で、先月までやや寒い環境もあってか飼い食いが旺盛でしたが、青草が生えたこの時期から自ら飼い食いをセーブ気味にする面があります。
これは昨年の冬を迎える前にも見られた状況でもあり、おそらく必要以上に飼い葉を欲しないタイプなのだと思います。
整歯もしたなかでの現在の飼い食いなので、あとはこちらがそれに合わせた飼い葉の調整をするだけのことなので問題ありません。
全体的な数字が増えて、馬っぷりがグンと良くなってきたのが印象的な1ヶ月でした。
なお、先月のG1大阪杯で半兄のモズベッロが2着と健闘してくれました。
そのモズベッロもディープボンド同様に凱旋門賞に登録しています。
こちらはG1宝塚記念での好走が海外遠征の条件になりそうです。
同じくターファイトクラブ提供馬のクロワラモーの2020の近況をお伝えします。
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4月30日時点での本馬の測尺は以下のとおりです。
【体高】149cm 【胸囲】167cm 【管囲】18.6cm 【馬体重】360kg
相変わらず手先の軽い動きをする馬で、牝馬らしい品の良さがあります。
また、画像ではわかりづらいかもしれませんが、先月に比べると馬体に力強さが加わってきました。
胸囲が増えていますが、実際に馬体に幅も出てきて、それとともに気性面も少し大人びてきた印象です。
青草が生えたクッションの効いた放牧地では、他馬とともに走り回る姿をよく見かけるようになりました。
この先も順調な成長曲線を描いてくれそうです。
最後に当場からの提供ではありませんが、当場生産馬であり、友駿ホースクラブから募集されているハーワンズワンダーの2020の近況を報告いたします。
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4月30日現在の本馬の測尺は、以下のとおりです。
【体高】152cm 【胸囲】168cm 【管囲】19.7cm 【馬体重】386kg
体高が伸びていますが、そのほかの数字はそれほど大きな変化はありません。
逆に胸囲は少し減っています。
この馬に関しては、牡馬だけあって、青草が生えてきた放牧地で他馬と走り回ったり相撲を取ったりする回数が圧倒的に増えています。
今回の4頭のなかでも一番運動量が多いのが本馬だと言えるでしょう。
もともと腹回りがふっくらしやすい体つきなのですが、そのあたりも先月に比べるとシャープになっています。
ただ、馬房に入ると相変わらずのんびりしていて、こういう気性はこれからも続きそうです。
以前、他の生産者の方から、気性の勝った繁殖牝馬にエスポワールシチーを配合すると気性が勝ち過ぎないちょうど良い気性の馬が生まれると聞いたことがありますが、こういうことかと最近感じています。
放牧地に青草が生えてきて運動量も増えた分、この1ヶ月は4頭ともそれ以前より馬体的な変化が感じられる期間でした。
次の1ヶ月で冬毛は完全に抜け終わるでしょうから、次回はさらにピカピカの馬体をお見せできるはずです。
次回の近況報告までしばらくお待ちください。