控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

総集編・日の出山 山頂からの初日の出

2017-01-08 15:26:00 | 御嶽山・初日の出登山
2016年12月31日、年明けまで あと10分。

自宅の最寄り駅に 歩いて向かっている途中で 年が明け、普段の終電よりも、30分ちょっと後に走る臨時電車(東武東上線)に乗って、0:58池袋に到着。

1:05池袋→(山手線・内回り)→1:13新宿

1:20 中央線下りホームは 大混雑!

朝の通勤ラッシュ並みの光景。

1:31新宿→(中央線・各駅停車)→2:08立川

2:18立川→(青梅線・快速 武蔵御嶽神社初日の出号)→3:04御嶽

御嶽駅には、定刻どおり 3:04に到着。

登山の格好をした人が 大量に降りて行く。

夜中の3時、今日だけは 大賑わいの「御嶽駅」


駅から ケーブルカー乗り場までは、バスを利用。
今夜だけは、バスも終夜運転している。

ただ、初詣客や 初日の出目当ての登山者によって、バス乗り場には 長蛇の列。


3時半、約15分待ったあたりで、バスが2台まとめて やって来た!

またしても、すし詰め状態。

3:45、ケーブルカー乗り場「滝本駅」に到着。

ココ 滝本駅(標高407m)から 山頂付近・御岳山駅(標高831m)を 約6分で結ぶ。


まもなく 午前4時、標高831mに位置する「御岳山駅」に到着。

外に出てみると、東京の夜景が素晴らしい☆


「御岳山駅」から 少し歩くと、参道の入口がある。


案内↓↓があるので、確認してみる。


とりあえず、最も目立つように描かれている (左上の) 武蔵御嶽神社 に向かう事にする。


「武蔵御嶽神社の入口」

現在 4時半。

相当、階段を上りそうだな・・・

案の定、相当 階段を上らされる。


ようやく ゴール☆

元旦だからなのか、随分 派手やな・・・

初日の出スポットの“日の出山”への登山道は、各自 ヘッドライトや懐中電灯などを用意しなければ、道がわからない程 真っ暗 である。

↑↑実際はこんなに明るくない。
カメラのフラッシュを使って 撮影。

このような 真っ暗な道が2km弱続く。

そして 5時半、

ついに山頂に到着!

既に 沢山の方々が、初日の出を求めて、到着済みのようです。

暗くて わかりづらいが、かなりの人数。

とりあえず、なんとか 自分の場所を確保。



そして、徐々に 夜が明けていく・・・










2017年の初日の出、しかと 見届けました☆


ここは、東京都の西部にある 日の出山 の山頂。
標高は 902m。

これより 下山を開始する。

やはり、来た道を そのまんま戻るのでは 芸がないので、つるつる温泉(三ツ沢方面)に下山する事にする。

↑↑右下から左に行く感じ。

7:15、下山開始。




50分程、山肌を下って行くと、車も通れる平坦に近い道に出た。


それから さらに15分程 歩き、
8:20「つるつる温泉」に到着。


ちなみに、気になっているのは この温泉施設の事ではなく、↓↓の「機関車バス」

だが、すべての便が 機関車バスでの運行というワケではない。

本日、最初の機関車バスでの運行便は12:00!!

3時間半も先かっ!


そんなに時間があるんじゃ、温泉 入るしかないね。


そこまでして、機関車バスに乗りたいのには、それなりのワケがある。

この「機関車バス」は、現在 日本で運行されているバスのうち、けん引二種免許 を必要とする 日本で唯一 のバスだったりする。

仕事でバスを運行する身として、日本で唯一のバスを体験してみたいのだ。


つるつる温泉の入浴料は¥820。
入館から3時間を超えると、延長料金がかかる。

現在 8:40だから、11:40までか・・・

まさに、12:00発の機関車バスに乗ってくれと言わんばかりの展開だ。


入浴する前に、ちょっと休憩のつもりが あっという間に夢の中・・

気付けば、10時半すぎ。
温泉 入らなきゃ!

温泉は、その名のとおり、入った瞬間から 肌がつるつるっになる。

温泉に入った後は、つるつる温泉の名物「赤いうどん

激辛物ではなく、赤いスープの正体は トマト

3時間 フルに滞在して、11:40 外に出る。

しばらく待っていると、お目当ての「機関車バス」が登場!

動きが トレーラーと一緒だ。

これが、日本で唯一だと思われる「けん引二種免許」を必要とするバスである。

青春号」と言うらしい。

「青春号」に乗って「生涯青春の湯」である つるつる温泉へ!
ならば、JRも“青春18きっぷ”で乗るべきだったか?


それはさておき、客車に乗ってみると、正面に運賃表が表示される等、お金が必要な路線バスである事を実感できる。

もちろん、その横に運転席はないし、この車両自体に、動力はない。
あくまで 動力のある車両に、引っ張られる立場だ。

運転手がいない代わりに、中央の出入口付近には、制服を着られたお姉様がおられる。
お客ではない。
女性の 車掌さんが乗務しているのだ。

今時、車掌が乗務しているバスというのも 極めて稀だろう。
運転席と客室が 完全に別の車両である為、車掌が必要になるというワケだね。

そう考えると、普通の大型バスよりも 定員が少ない上に、人件費も余計にかかる事になる。

さらに、機関車バスの前を 同じ12:00発として、通常の大型バスが先行して走るみたいだ。
おそらく、乗車定員の少ない機関車バスだけでは、輸送力が弱いという事だろう。

だったら、大型バス1台だけで走らせた方が経費はかからないが、機関車バスを走らせる事で、観光地としての魅力が増す事だろう。

何がともあれ、トレーラーの荷台に乗るようなもので、右左折時の車両の動き等は、職業運転手としては、興味深いものがあった。
できれば、けん引免許の一番の見せ所、車庫入れも披露してほしかった。

20分もしないうちに、終点の「武蔵五日市駅」に到着。

通常のバスと、機関車バスのツーショット☆

何気に始めて来る終着駅。


14:32武蔵五日市→(五日市線)→14:49拝島

列車で 全国を旅するようになって19年。
意外にも、初体験のJR五日市線。
むしろ、ここが一番の青春ポイントだったりして?

帰りは「拝島駅」で JR八高線に乗り換えて「川越駅」へ。

15:01拝島→(八高線・川越線)→15:47川越

横にならないと マトモに眠れない人が、座った状態でも眠れてしまう程、疲れていた。

川越からは、東武東上線で 自宅の最寄り駅へ。


それにしても 昨夜は、出発直前まで、行こうか?行くまいか?迷ったが、行って良かったかな。

という事で、今年もよろしくお願いします。



おわり

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つるつる温泉発 日本で唯一(?)の路線バス

2017-01-07 15:51:00 | 御嶽山・初日の出登山
温泉以上に 気になっていたのは、コレ!

つるつる温泉名物(?) 機関車バス


ただ、今 停車している 8:28発のバスは ごくごく普通のバス。
すべての便が 機関車バスというワケでは ないらしい。

時刻表をよく見てみると、★(黒星)マークの付いた便が 機関車バスでの運行らしい。

次の★(黒星)マークの便は?

12:00!!

3時間半も先かっ!


そんなに時間があるんじゃ、温泉 入るしかないね。

本当は、すぐにでも帰って 寝たいとこだけど。

そこまでして、機関車バスに乗りたいか?
子供じゃあるまいし。

って思われそうだけど、機関車バスだから 乗りたいワケじゃない。


またの名を トレーラーバス とも言われる、この「機関車バス」は、現在 日本で運行されているバスのうち、けん引二種免許 を必要とする 日本で唯一 のバスだったりする。

仕事でバスを運行する身として、日本で唯一のバスを体験してみたいのだ。


機関車バスの発車まで、まだ3時間以上あるものの、せっかくのチャンス☆
温泉にでも浸かって、待つとしよう!


外から見た感じどおり、中は広い。

広いロビーに、食事ができる大広間、横になれるリラックスルームがあるなど、浴室以外も充実している。

入浴料は¥820。
入館から3時間を超えると、延長料金がかかる。

現在 8:40だから、11:40までか・・・

まさに、12:00発の機関車バスに乗ってくれと言わんばかりの展開だ。


本日は、よりによって 男性が「美人の湯」である。
いや、“美人”とは決して女性だけを差すものではないってコトですね。

それにしても、朝の8時台だというのに、人の数がスゴい!
日の出山から下山して来た人が、次から次へとやって来る。
今日(元旦)は特別なんだろうけどね。

入浴する前に、ちょっと休憩したいな。
時間は、たっぷりあるし。

ロビーのソファーの上に腰を下ろし、リュックを枕にし、上半身だけ横になる。
すると、あっという間に夢の中・・

ソファーの上だと アレなので、畳敷きのリラックスルームへ移動。
ここで、堂々と横になるも、程なくさて やはり夢の中へ。

当然と言えば 当然。
それだけ 疲れている。

気付けば、10時半すぎ。
温泉 入らなきゃ!

もっと寝てても 良かったくらい。
12時なんて、あっという間だな。


温泉は、その名のとおり、入った瞬間から 肌がつるつるっになる。
美人の湯の方には、露天風呂もある。

服もズボンも沢山 着込んでいるから、更衣室での脱着が大変だ。


残り時間を利用して、食事をしておきたい。

今年、初めての ちゃんとした食事。
大広間で頂いたのは、つるつる温泉の名物「赤いうどん

激辛物ではなく、赤いスープの正体は トマト

トマトスープの中に、具としても トマトが入っている トマトづくし。

リコピンが たんまり摂取できそうだ。

トッピングが、レタスや鶏の唐揚げというのも新鮮。


「年越しそば 」ならぬ「年越したうどん」で燃料補給も完了。

3時間 フルに滞在して、11:40 外に出る。



しばらく待っていると、お目当ての「機関車バス」が登場!

動きが トレーラーと一緒だ。

これが、日本で唯一だと思われる「けん引二種免許」を必要とするバスである。



つづく


















「初日の出」を見た後は・・

2017-01-05 12:19:00 | 御嶽山・初日の出登山

山頂からの初日の出、しかと 見届けました☆


あらためて 言うと、
ここは、東京都の西部にある 日の出山 の山頂。
標高は 902m。



では、初日の出に至るまでの様子を もう一度。









こんな感じでした。


明るくなってきたので、6枚目として着ている フカフカだが ボロいジャンパーを脱がなくては!
暗闇の中なら 目立たないが、明るい状態で 人様に見られるのは 恥ずかしいので。


それはさておき、花火大会は終了したら 皆一斉に帰り出す感じだが、この場は そうでもない。

山の上なだけあって、完全に日が昇ってからも、景色を見たり、記念写真を撮ったりで、賑わい続けている。

普通は 朝になると、
「さぁ!今日も1日が始まる」
なんだろうけど、今朝に限っては、夜明けと共に 目的を達成し、なんだか1日が終わったような不思議な気分。


これより 下山を開始する。

やはり、来た道を そのまんま戻るのではなく、アレを目指すべきなんだろうな。

右下に ケーブルカー乗り場があり、そこから 現在地(日の出山) まで来たワケだが、この後は、案内の左の方にある つるつる温泉 (三ツ沢)の方へ下山しようと思う。

やって来た方向とは、違う方向へ下山できるのも、公共交通機関の旅ならでは。

では!参ろうぞ。

7:15、下山開始。

行きに通ったルートは、すべて夜間だったから、単純に引き返して、明るい時の様子を見るのも 悪くなかった。

だが、それ以上に「つるつる温泉」に 気になる物があるのだ。

夜中のうちに登頂し、山頂で朝日を眺めて 下山する。
考えてみたら、富士山以外では 始めてだな。

今日も 良い天気です。


こまめに 案内板があるが、三ツ沢方面には 必ずと言っていい程「つるつる温泉」の文字がある。

それだけ、日の出山(御岳山)と、つるつる温泉は、登山客にとって セットのような関係なのだろう。

これは、スギか?

だったら、あと1ヶ月半もすれば、ここには 近づけないな。

50分程、山肌を下って行くと、車も通れる平坦に近い道に出た。


それから さらに15分程 歩き、
8:20「つるつる温泉」に到着。


ちなみに、気になっているのは この温泉施設の事ではない。



つづく

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日の出山・山頂から眺める「初日の出 2017」

2017-01-04 13:06:00 | 御嶽山・初日の出登山
2017年1月1日(元旦)未明

終夜運転を行っている 鉄道、バス、ケーブルカーを乗り継いで、午前5時半 日の出山の山頂 にやって来た。

既に、辺りは かなりの混雑ぶりだが、なんとか居場所を確保!

本日の東京の 日の出時刻は、6:51

初日の出ショータイムが始まるまで、約1時間ちょっと。
その間、この寒空の下、寒さに耐え続けなければならない。

とは言え、それなりに着込んで来てはいる。

見た目は 普段着に近くても、上は 服3枚に加え、ジャンパーを2枚。
下は ズボンを3枚履いて、この場に挑んでいる。

お陰で、階段を上り下りしている間は、逆に汗ばんでしまったよ。



時刻は 5:50。

わずかだが、東の空が明るくなってきた☆

だが、ここからが長いんだよなぁ・・・
富士山の山頂から 御来光を眺めた時もそうだった。

本日の 日の出時刻は、6:51。
ここから 1時間だ。


山頂に着いた直後は、汗ばんでいた体。
だが、初日の出を じっと座って 待っている間に、徐々に冷えてきてしまった・・・

それもそのはず、

ここは 標高900m
気温は 下界よりも 6℃ 程 低い。
下界が0℃なら、ここは マイナス6℃

そして 今は、通常1日のうちで 最も気温が低くなる 夜明け前。
しかも、雲がほとんどないので、放射冷却により、一段と寒いはず。

一体、ここの気温は 何℃なのか?


登山慣れしているような人達は、照明やコンロを持参し、カップラーメンや 温かい飲み物などをこしらえて、暖をとっている。

もちろん、そんな物は持ち合わせていない。

仕方がない・・・

リュックに忍ばせてきた、少々ボロいが、フカフカのジャンパーをさらに着るとしよう!

これで、合計6枚。

6枚着込んで、初日の出を待つ。



だいぶ、明るくなってきた。


6:25、日の出まで あと26分。

写真では 夜景が写らなくなる。


明るくなるにつれ、周りにいる人の多さが 一段と際立つ。

当初は、通路として 空けてあった場所も、人で埋め尽くされる。

6:43、日の出まで あと8分。

すっかり明るくなってきた。

寒さとの戦いも、あと少しの辛抱だ。

一同、固唾を飲んで 見守る。

後方には、どこまでいるのか わからない程、溢れんばかりの人々。

もはや、日が昇るまで、この場所から 身動きできなさそう。

6:46、日の出まで あと5分!

ついに! 日の光が見えてきたよ!!



いよいよ! 待ちに待った瞬間!



誰もが、この瞬間の為に、長い間 ここで耐えてきた!!



そして 6:51、

日の出時刻!!


わずかながら 雲があるので、少々お待ち下さい?

とは言え、まもなくです。






「日の出山・山頂から眺める 初日の出 2017」










しかと、見届けました。

程なくして、地元(?)消防団による 万歳三唱。


バンザ~~イ!!





つづく

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日の出山で 日の出を待つ

2017-01-03 15:12:00 | 御嶽山・初日の出登山
2017年1月1日

まもなく 午前4時、
初日の出を拝むべく、ケーブルカーで 標高831mにある「御岳山駅」にやって来た。

参拝客や登山客で 賑わいすぎている事もなく、かと言って 寂しすぎるワケでもない。
ちょうど良い 頃合いと言ったトコか。

この辺りからでも、初日の出は拝めそうだが、やはり“それなりの場所”から見てみたい。

本日の 日の出時刻は 6:51。(東京の場合)
空が明るくなり始めるまで 2時間以上。

「御岳山駅」から 少し歩くと、参道の入口がある。

参道からも、東京の夜景を見る事ができる。


まだ、夜中だからなのか?列が出来る程 人はいない。

やはり、高尾山ではなく、御嶽山に来て 正解だったか。

しばらく歩くと、意外にも 集落 らしきものが見えてきた。

こんな場所に街があるのか?

○○荘のような宿が多いみたいだけど、民家らしき建物もある。

あんな急な山肌を ケーブルカーで登った先、標高800mを越える山の上に 街があるとは・・・
意表を突く展開に、気分も盛り上がる。

山の上という事で 道は狭いが、所々に乗用車の姿もある。
車があるという事は、下界と 車道でも つながっているという事だ。


案内↓↓があるので、確認してみる。

やはり、この辺にある建物の大半が宿泊施設のようだ。

とりあえず、最も目立つように描かれている (左上の) 武蔵御嶽神社 に向かう事にする。

その後で、左下にある 日の出山 に向かう事にする。
個人的には、初日の出の鑑賞スポットである“日の出山の山頂”こそが 今回の1番の目的地である。


さらに進むと、お食事処や土産物屋などが軒を連ねる 商店街のような場所も。

元旦という事で、この時間から営業している店もあり、中で食事をしている人も見受けられる。

そばを食ってる人もいる。

大晦日に食べてこそ「年越しそば」なのであり、「年越したそば」では 風習的に意味がない可能性も・・


そんな 商店街を過ぎると、武蔵御嶽神社の入口がある。

現在 4時半。

相当、階段を上りそうだな・・・

早く 日の出山に向かいたい気もするが、神社も一応 押さえておかねばな。

案の定、相当 階段を上らされる。


ようやく ゴールだ☆

元旦だからなのか、随分 派手やな・・・

10人くらい、順番待ちの列ができていた。

高尾山だったら、こんなもんじゃ済まないんだろうな・・・

上ってきた階段を 一気に下り、先程の 商店街を抜けた先に、日の出山への分岐点がある。

参道沿いに 左へ行くと、ケーブルカー乗り場。
参道から外れる感じに 右へ行くと、日の出山。

山頂までは ここから約2km。
所要時間は 1時間とある。

参道を外れた途端、人の気配が一気になくなる。
全体からすると、日の出山に向かう人は 少数派なのだろう。

それもそのはず、集落を抜けると、街灯等の明かりは 一切ない。
各自、ヘッドライトや懐中電灯などを用意しなければ、道がわからない程 真っ暗 である。


最悪、明かりを持った ちゃんとした登山客が通過するのを待ち、その後ろを ずうずうしく 付いて行く手もある。

だが、さすがに それは 恥ずかしいし、みっともないし、山をナメすぎている感じがするので、自力でも 前を照らしながら、夜中の登山道を先へと進む。

明かりがないと 真っ暗だが、平坦な道が しばらく続く。 

この調子で2kmなら 1時間かからないんじゃないかと思いきや、そう甘くはなかった。

後半は、登山道と呼ぶにふさわしく 上り階段が続く。

↑↑実際はこんなに明るくない。
カメラのフラッシュを使って 撮影。


上り階段が続く・・
それは、日の出山に登っている事を意味する。

それにしても、この道を歩いている人は、ちゃんとした 登山の格好をした人達ばかり。
自分の場合、かなり着込んでいるとは言え、見た目は 山をナメた奴かもしれません。


そして 5時半、
ついに山頂に到着!

既に 沢山の方々が、初日の出を求めて、到着済みのようです。

暗くて わかりづらいが、かなりの人数。

この辺りの斜面は、今の時期に ちょうど 日が昇る方向に向いていて、なおかつ、傾斜角度も緩やか。

まさに、初日の出を見て下さい☆というような地形になっている。

とりあえず、なんとか 自分の場所を確保する事ができた。


日の出山で 日の出を待つ。


日の出まで あと1時間ちょっと。



つづく

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