「“飯田線秘境駅号”を使用しない飯田線秘境駅めぐり」
第3話
再び“天竜峡駅”に戻り、いよいよ今回のメインでもある「飯田線秘境駅号を使用しない飯田線秘境駅めぐり」に出発する。
15:11発の普通列車(豊橋行き)で天竜峡駅を後にする。
飯田線は、天竜峡駅から先(豊橋方面)は山間部へと入って行く。
先程の天竜峡を形成する“天竜川”に沿って進んで行く形となる。
(手が写っちゃったが良い眺めなので)
確かに建物がほとんどなくなり、秘境っぽくなってきた!
今回、訪問する6つの“秘境駅”は、天竜峡駅から先、約30kmの区間に集中している。
天竜峡駅から近い順に、
①千代
②金野
③田本
④為栗(してぐり)
⑤中井侍
⑥小和田
もちろん車内から眺めるだけではなく、きちんと下車して、駅周辺を散策しますよ。
だが、当然、普通の列車が秘境駅で十数分も待ってくれるはずがない。
つまり、次の列車まで待たなくてはならないのだが、秘境駅が集中するような区間だけあって、列車の本数は多いわけがない。
先程の天竜峡駅でも12:50発の次は15:11発と、軽く2時間以上も列車が来ないのだ。
まずは⑤の“中井侍駅”を目指す。
15:11天竜峡→(豊橋方面)→15:56「⑤中井侍」
この後、下車する予定の4つの秘境駅をあえて通りすぎ、まず最初に降り立つは“⑤中井侍駅”
ちなみに、この駅の時刻表はこんな感じ。
↓↓
豊橋方面は1日8本だけ。
15:56の列車でやって来たから、同じ方向(豊橋方面)に進もうとすると、次は17:43で約2時間後。
しかし、逆方向(飯田方面)の列車なら21分後の16:17にやって来る。
あえて①~④の秘境駅を飛ばして、⑤番目の秘境駅にやって来たのは、逆方向の列車で引き返すから。
今回はこの考え方を基本に、6つの秘境駅を効率良く訪れていく。
というワケで、この駅での滞在時間は21分。
長すぎず、短すぎず、ちょうど良いくらいか…
ところで、自分の他にもう1人、この駅で下車した人がいた!
自分と歳も近そうな男性なのだが、カメラを携え、せわしなく写真を撮っている。
まぁ、このような駅で下車するのは、ほとんどその手の人達でしょう。
ところで、この駅……
出口はどこ?
まさか、ホームだけ存在している駅とかじゃないだろうね?
それはそれで面白いが…
ホームの端まで行くと、地味な所に外に出れそうな場所が…
先程の写真にも写ってましたが、右下の部分が出口でした。
とても、改札口と呼べるようなシロモノではなく「ただの出入口」と言ったところ。
その出入口から続く道に、さらに衝撃を受ける!
↓↓
これが“駅前通り”
って、登山道やないかっ!
駅へと続く唯一の道がこれ……
さすが秘境!
少し進んで、駅の方を振り返ると、
こんな感じ。
↓↓
この家は、駅舎ではなく民家(この辺で唯一の)
あの民家の背後に、さっきのホームがあるようには、とても思えない。
外部から駅に向かう人が見たら、
「違うよ!ここ人んちだよ!」
ってなるよ。
とりあえず、駅から続く登山道みたいな“駅前通り”を進んでみよう。いや、登ってみよう。
それにしても、あの一軒家の為に、この駅を作ったのか?
途中で振り返ってみるが、やはりこの先に鉄道の駅があるようには見えない。
程なくして、車道の脇へと出た。
車道と言っても、狭い林道レベルの道。
↓↓
滞在中、ここを車が通る事はなかった。
どれだけ走ったら、マトモな道に出れるのだろうか?
一応、駅へと続く道(下山道?)の入口には、駅の存在を示す案内があった。
↓↓
案内があったって、あの道じゃ不安になりそう。
しかも、駆け下りなきゃ1分じゃ着かないし。(なぜか小さすぎる字)
確かにツッコミどころが多くて、面白い。
だが、これはまだ序の口だった。
あの駅に比べたら……
駅に戻ると、さっきの彼もいた。
この後は16:17発の列車で飯田方面に引き返す形となる。
案の定、彼もその列車で“⑤中井侍駅”を後にした。
つづく
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再び“天竜峡駅”に戻り、いよいよ今回のメインでもある「飯田線秘境駅号を使用しない飯田線秘境駅めぐり」に出発する。
15:11発の普通列車(豊橋行き)で天竜峡駅を後にする。
飯田線は、天竜峡駅から先(豊橋方面)は山間部へと入って行く。
先程の天竜峡を形成する“天竜川”に沿って進んで行く形となる。
(手が写っちゃったが良い眺めなので)
確かに建物がほとんどなくなり、秘境っぽくなってきた!
今回、訪問する6つの“秘境駅”は、天竜峡駅から先、約30kmの区間に集中している。
天竜峡駅から近い順に、
①千代
②金野
③田本
④為栗(してぐり)
⑤中井侍
⑥小和田
もちろん車内から眺めるだけではなく、きちんと下車して、駅周辺を散策しますよ。
だが、当然、普通の列車が秘境駅で十数分も待ってくれるはずがない。
つまり、次の列車まで待たなくてはならないのだが、秘境駅が集中するような区間だけあって、列車の本数は多いわけがない。
先程の天竜峡駅でも12:50発の次は15:11発と、軽く2時間以上も列車が来ないのだ。
まずは⑤の“中井侍駅”を目指す。
15:11天竜峡→(豊橋方面)→15:56「⑤中井侍」
この後、下車する予定の4つの秘境駅をあえて通りすぎ、まず最初に降り立つは“⑤中井侍駅”
ちなみに、この駅の時刻表はこんな感じ。
↓↓
豊橋方面は1日8本だけ。
15:56の列車でやって来たから、同じ方向(豊橋方面)に進もうとすると、次は17:43で約2時間後。
しかし、逆方向(飯田方面)の列車なら21分後の16:17にやって来る。
あえて①~④の秘境駅を飛ばして、⑤番目の秘境駅にやって来たのは、逆方向の列車で引き返すから。
今回はこの考え方を基本に、6つの秘境駅を効率良く訪れていく。
というワケで、この駅での滞在時間は21分。
長すぎず、短すぎず、ちょうど良いくらいか…
ところで、自分の他にもう1人、この駅で下車した人がいた!
自分と歳も近そうな男性なのだが、カメラを携え、せわしなく写真を撮っている。
まぁ、このような駅で下車するのは、ほとんどその手の人達でしょう。
ところで、この駅……
出口はどこ?
まさか、ホームだけ存在している駅とかじゃないだろうね?
それはそれで面白いが…
ホームの端まで行くと、地味な所に外に出れそうな場所が…
先程の写真にも写ってましたが、右下の部分が出口でした。
とても、改札口と呼べるようなシロモノではなく「ただの出入口」と言ったところ。
その出入口から続く道に、さらに衝撃を受ける!
↓↓
これが“駅前通り”
って、登山道やないかっ!
駅へと続く唯一の道がこれ……
さすが秘境!
少し進んで、駅の方を振り返ると、
こんな感じ。
↓↓
この家は、駅舎ではなく民家(この辺で唯一の)
あの民家の背後に、さっきのホームがあるようには、とても思えない。
外部から駅に向かう人が見たら、
「違うよ!ここ人んちだよ!」
ってなるよ。
とりあえず、駅から続く登山道みたいな“駅前通り”を進んでみよう。いや、登ってみよう。
それにしても、あの一軒家の為に、この駅を作ったのか?
途中で振り返ってみるが、やはりこの先に鉄道の駅があるようには見えない。
程なくして、車道の脇へと出た。
車道と言っても、狭い林道レベルの道。
↓↓
滞在中、ここを車が通る事はなかった。
どれだけ走ったら、マトモな道に出れるのだろうか?
一応、駅へと続く道(下山道?)の入口には、駅の存在を示す案内があった。
↓↓
案内があったって、あの道じゃ不安になりそう。
しかも、駆け下りなきゃ1分じゃ着かないし。(なぜか小さすぎる字)
確かにツッコミどころが多くて、面白い。
だが、これはまだ序の口だった。
あの駅に比べたら……
駅に戻ると、さっきの彼もいた。
この後は16:17発の列車で飯田方面に引き返す形となる。
案の定、彼もその列車で“⑤中井侍駅”を後にした。
つづく
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