上海から 高速鉄道で、世界遺産の「西湖」がある街「杭州」に到着。

ここ「杭州東駅」から 西湖のある中心街までは、かなり離れているので、さらに地下鉄1号線で7駅の移動。
まだ15時台で、帰宅ラッシュに差し掛かっていないというのに、車内は超混み!
対策として、杭州でも 地下鉄の建設ラッシュが続いていて、現在 1号線、2号線、4号線の3路線のみの運行ですが、少なくとも10号線まで計画されているみたいで、中国の勢いというものを感じます。
昔の西湖周辺は、こんな感じだったのかな?

(翌日、西湖周辺にあったものを撮影)
さすがに、現在も ここまで “のどか” だとは思っていなかったけど、そこそこの田舎街かと思っていた。
ところが、地下から地上へと出てみると・・

おもいっきり都会の様相。
観光地という雰囲気は、これっぽちもない。
出てきた場所が悪かったのかな?
とりあえず、まずは西湖に向かってみる。

上海は雨で 肌寒いくらいだったけど、こっちは薄日が差してきた。
そんでもって 蒸し暑い。
この時は5月下旬。
どうやら、上海での あの雨は、梅雨前線の雨だったみたい。
その上海から南下した事で、梅雨前線の南側(夏の空気のエリア)に出たって事ね。

しばらく歩いて、ついに「西湖」に到着。

結構 大きな湖☆

背後には 市街地が広がっているけど、湖の向こう側には 山々が連なり、建物の姿はない。
たぶん、この眺めは、昔からほとんど変わってないんだろうな。
市街地側である “後ろ” を振り向くと・・

湖周辺は 公園のようになっているし、この辺りは 高層の建物もないので、一応 景観は保たれているように感じる。
景観が大きく変わると、世界遺産の登録が取り消される場合もあるみたいだし。

湖に沿って 遊歩道が続く。

場所によっては、湖上にも遊歩道☆

明日は 徒歩で、西湖の周りを一周しようとしているけど、こうやって見ると、相当な距離がありそう。
大きさ的には、南北に3.3km、東西に2.8km、外周は15km だそうなので、ある程度 予想はつくけど。

湖周辺は、観光客と地元の方が入り交じって、大変な賑わい。
こちらの方は、公衆の面前で歌を披露。
ダンスや 中国らしく太極拳をする人達もいる。

増水したら、足元が水没しそうだけど、中国らしい建築物。
夜のライトアップが綺麗だったりしたけど、それは後ほど。

ハス?
いや、葉っぱに切り込みがあるからスイレンみたい。
そして、よく見ると・・
たらい舟のような物に乗った人のオブジェが!

さりげな~く、存在しています。
この辺りで 一旦 今夜の宿へ。
中国では、18時までにチェックインしないと 予約が取り消される場合があるというので。