控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

昔ながらの街並み残る 沖島集落

2017-07-30 13:00:00 | 番外編
琵琶湖の沖合 約1.5kmに位置する 日本で唯一 湖に浮かぶ有人島 である 沖島 へとやって来た。

日陰のある ちょっとした浜辺で、今朝 激安スーパーで買った物で腹ごしらえし、集落のある方へと引き返す。


自動車が存在しない「沖島」にとって、この狭い道がメインストリート。

言わば、これが 島の外周道路。
人と自転車が通行できれば 十分なのだ。

再び、幼稚園も併設している小学校の前を通ると・・



その先で、道が二手に分かれている。

先程は 海岸沿いの道からやって来たが、今度はもう1つのルート、集落のド真ん中を通る小道 を歩いてみる。


こちらも、人と自転車が かろうじて通れる程度の道幅。

ズバリ、これが 集落に住む人達のメインストリート☆

まだ、自動車など存在しなかった頃の 昔ながらの の風景が 今も残る島。


横を振り向くと・・・

さらに狭い路地の向こうに 湖が見えたりして、なかなか様になっている☆


家のすぐ脇を歩いているので、時より 家の中から テレビや人の話し声、生活音が等が聞こえてくる。

こういう所で暮らすって、どんな感じなんだろうか?


夜は どんな雰囲気なんだろうか?

宿泊者以外の観光客がいなくなった後の このような小さな島の夜って、静寂さが漂っていたりして、昼間とは 全く違う表情を見せてくれるんだよね!

“堀切新港” への船は 20:45まであるので、島に宿泊しなくても、夜の風景を見る事は可能だが、問題は “堀切新港” から先の足(バス)がないという事。

今回は それ以前に、明日から仕事なので、そんな時間まで この島にいるワケにはいかないのだが・・・


再び、港の近くに戻って来た。

この後は、子供が書いたと思われる「沖島MAP」にもあった・・・

山の上にあると思われる 見晴らし広場 を目指そうかと。

こっち↓↓に行けば、いいのかな?



つづく


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小さな浜辺で頂く 激安弁当

2017-07-28 22:14:00 | 番外編
琵琶湖の沖合 約1.5kmに位置する 日本で唯一 湖に浮かぶ有人島 である 沖島 へとやって来た。

集落を抜けても、道は続いている。


この先にあるのは、主に畑のようだ。

この辺りにある小屋は、住居というより 物置小屋がほとんど。

住居もあるにはあるが、だいぶ年季が入っていて、今も人が住んでいるかどうかは、わからない。


さらに進むと、こんな所にも 3輪の自転車が!
と思ったら、すぐ横で お婆ちゃんが畑仕事の真っ最中。

かろうじて、3輪の自転車が 1台通れる程度の道幅。

対向車(自転車)が来た場合、どのようにして すれ違うのか?
婆ちゃん達のハンドルさばきを見てみたい。



集落を抜けてから、だいぶ歩いた。

後ろを振り向くと、集落を一望できる場所まで やって来た。


ついには、畑すらもなくなり、茂みの中を 細い道がまだまだ続く。


しばらく進むと、目の前に 立派な鳥居が出現☆


桟橋のようなものがあるので、先端まで行き、湖上から鳥居を眺めると・・


横を向けば、青い空に 青い海。

じゃなくて

眺め的には、海と遜色ない光景だが、あくまで

まだまだ 細い道は、湖畔に沿って続いているが、この先には 本当に何もなさそう。
ここらで、集落の方へ引き返す事にする。

途中に ちょっとした浜辺みたいな場所があったので、そこで 昼飯を食べよう☆

ちょうど、日陰にもなっているし。

朝、大阪の激安スーパーで買った物を頂く事にする。


JR大阪環状線の新今成駅付近で、たまたま見つけた 玉出 と言う 24時間営業のスーパーマーケット。


たいして 期待はしていなかったが、とりあえず入ってみると、弁当 惣菜の半額ラッシュ!!

元々、激安な価格が さらに半額となり、
これだけ↓↓買っても、トータル ¥280 の衝撃☆


購入後、常温(真夏)にさらされる事 約5時間。
賞味期限も過ぎてしまい、腐り始めていないか?心配だったが、特に 味に問題はなかった。


今、口にしている物以上に、この景色の方が、自分にとっては ご馳走と言えるかもしれない。



つづく


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沖島は「猫島」としても有名だった

2017-07-28 05:39:00 | 番外編
琵琶湖の沖合 約1.5kmに位置する 日本で唯一 湖に浮かぶ有人島 である 沖島 へとやって来た。

小さな島ならではの、のどかな光景が広がる集落の端までやって来ると、第1村人 ならぬ 第1 島猫 を発見!


うちの近所にいるネコとは異なり、逃げるどころか、一直線に近寄ってくる。

写真を撮ろうと 少し離れるものの、シャッターを切る頃には 目の前まで来てしまう為、間合いをとるのが難しかった。


足にまとわりついて、(エサを)おねだりしてくるが、あいにく 何も持ち合わせていない。


そもそも、自分のエサの入手にも苦労しているのに、ネコにエサをあげている余裕なんて ・・・(?)

それに、港には、
「ネコにエサを与えないで下さい」
と、注意書きもあったし。

何も与えずにいると、こっちの方を向いて、ニャ~ニャ~ 甘えたような声を出してくる・・・

これが ネコじゃなくて、人間の女性だったら・・・


やがて、コイツからは何も貰えないと 理解したのか、おねだりしてこなくなった。

代わりに、斜めになった壁に 体をスリスリさせ始めた。

これは、何を意味しているのか?


そして、さっきまでの甘えっぷりは何だったのか?
何事もなかったかのように、こちらに背を向け 去って行った。

人間でもいますね。
気持ちの切り替えの早い人。

それはさておき、沖島は、ネコが沢山いる島 猫島 としても有名なんだとか。
昨年末に訪れた 宮城県の「田代島」みたいに、ウジャウジャいる感じではないが、人を全く警戒していない点は、一緒。



少し先へ進むと、またまた お店(?)の前でくつろぐ、2匹のネコちゃんを発見☆


随分、まったりしちゃってるじゃないの・・


もう1匹は、ネコにとって たまらないようなモノ 持ってるし☆

この光景、ネコだから愛らしいが、これが 休日の夫(人間)だったら、妻から “粗大ゴミ” 扱いされかねない。

実は、この遊び道具、近くにいた 別の観光客が与えた物だった。

素敵な写真 撮らせてもらって、ありがとうございます。


集落の東の端には、小学校。

校舎は、比較的 新しそう。

生徒は何人くらいいるのだろうか?

幼稚園も併設されているみたいだが、中学校は 島にはないようで、船で島の外へ通学するようだね。
それゆえ、朝の2便は 日曜運休なのかもね!



集落を抜け、さらに先へと進みます。




つづく


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湖に浮かぶ有人島「沖島」上陸

2017-07-27 19:26:00 | 番外編
琵琶湖の沖合にある 日本で唯一、湖に浮かぶ有人島である「 沖島 」からの船が入港。


カーフェリーではない。

乗船できるのは、人のみ。



それもそのはず、沖島に自動車は存在しない。

自動車が必要な程、大きな島でもない。
そもそも、島の面積は 約1.8㎢程度で、集落があるのは、その中でも ごく限られたエリアだけだから。

沖島までの運賃は、片道¥500。
船内にある 小さな券売機で購入。
出航するとスグに、係の人が回収に来た。

比較的 小さな船なので、それなりのスピードでの運行。
あっという間に、沖島が近付いてきた。


湖岸と山の間の わずかな平地に、集落が密集している感じかな。



船は 湖上を集落に沿って 進んでいく。



そして、堀切新港を出港してから 10分も経たないうちに、沖島港に入港。



こちらの桟橋の入口には、小さな鐘がぶら下がっている。
控えめに叩いてみたら、それでも コ~ン と、いい音がしました。

島に上陸し、まず 目に飛び込んで来たのは、子供が書いたと思われる 島の地図↓↓

拡大MAPじゃない方は、素晴らしいくらいに おおざっぱ。

「見晴らし広場」
当然、山の上にあるのだろうけど、今日は天気もいいから、ぜひ行ってみたいな♪

とりあえず、まずは 集落を散策してみる事にしよう!


道路脇に普通に 洗濯物が干されている。


地元の人は もちろん、観光客の人も通るような道のすぐ脇に、当たり前のように 洗濯物が干されている。



下着ドロが出没してもおかしくないような うちの近所では、絶対有り得ない光景。
場所が場所だけに、手にいれたいと思うような魅力的な下着があるかどうかは別にして、小さな島ならではの信頼関係が垣間見える。

他にも様々な私物が 道路脇に置かれている。

このゴチャゴチャした感じが また いい味出している☆


そして、一際 目立つのが ↓↓のような 3輪の自転車。


車が存在しない「沖島」においては、自転車がメインの移動手段。
後ろのカゴに荷物は積めるし、畑仕事をする 爺ちゃん 婆ちゃん達に愛用されているようだ。

また、意外かもしれないが、3輪の自転車の運転って、案外 テクニックがいるらしい。


いよいよ、集落の終わりが近付いてきた。


すると、第1村人 ならぬ 第1 島猫 と遭遇!



つづく

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日本で唯一 湖に浮かぶ有人島へ!

2017-07-27 12:52:00 | 番外編
湖に浮かぶ島は 無数にあれど、人が住んでいる すなわち 集落のある有人島は、日本でココだけ!

それは、日本最大の湖である 琵琶湖 の沖合 1.5kmに浮かぶ その名も 沖島

日本で唯一、さらに 世界的にも珍しいという点にも引かれるが、何よりも 島の雰囲気が素晴らしいとの事。

というワケで、日本で唯一 湖に浮かぶ有人島 である「沖島」を訪れるべく、朝の8時半に、滋賀県内のJR東海道本線・近江八幡駅に降り立つ。


まずは 市民バスで、沖島への船が発着する 堀切新港 へと向かう。

50分程 バスに揺られ、終点の “堀切” で下車。

港を発着する市民バスは、1日に5本しかない。

むしろ、沖島へ向かう船の方が 便数が多いくらい。

市民バスの他に、一般の路線バスも、目の前の道路を走っているが、そちらも便数は 1日に4本と、両方合わせても、船の便数の方が多い。


こちら↓↓は、船のきっぷ売場 ではなく、待合所。

この航路、港にきっぷ売場というものはなく、乗船券は 船内で購入するらしい。


こちら↓↓が 沖島へと向かう “通船” の発着所。


桟橋の先端から 湖を眺めてみる。

写真の真ん中にある 小さな島が、これから訪れる「沖島」なのか?

島への所要時間は 約10分とあるけど、本当に10分で行き来できるのか?

次の便は、10:15発。
10:00に 沖島を出航した便が ぐんぐんとこちらに近づいてくる!

船のやって来る方角から、やはり あの小さな島が 沖島のようだ。

現在10:08。
意外にも、10分かかってないじゃない!

10:00前に早発は していないだろうから、案外 あっという間に着いちゃうんだね。

船内に入ると、右側に小さな券売機が☆

ここで、乗船券を購入するのね。

こじんまりとした船内は、まるで列車のような雰囲気。


海なし県の離島 沖島

そう 来たかっ!

確かに、琵琶湖のある滋賀県は、海に面してはいない。
でも、離島はあるよ!ってね。

というワケで、いよいよ 沖島へ向けて、出航です☆


つづく


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