控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

秋の奥日光⑤ 竜頭の滝から中禅寺温泉へ

2016-11-30 14:18:00 | 秋の奥日光ハイキング

11:40「竜頭の滝」の観光をとりあえず終える。

さて、湯元温泉から ココまで 歩いて 来たワケだが、予定どおり「中禅寺温泉」まで歩いて行く?
軽く 6km ぐらいありそうだけど・・・
バス移動の誘惑に負けてしまいそうなんですが・・・


ただ、中禅寺温泉を 13:00 に発車するバスに乗りたい。
仮に歩いて行くとして、現在11:40だから、13:00までは、あと1時間20分。

約6kmを1時間20分で ・・・

頑張れば、間に合いそうなトコロが困る。



仕方ない。



予定どおり 歩いて 向かう。

中禅寺湖沿いの国道120号は、歩道らしい歩道がない感じだったから、落ち着いて歩けないな。

他に 国道を歩いている人は、皆無に等しい。

だが、ふと 目をやると、国道と湖の間に 遊歩道らしき道 がある。
一瞬かもしれないけど、車道脇を歩くよりはマシか・・・
より湖に近い 遊歩道らしき道を歩いてみる。

だが、一瞬だけかと思いきや、これが結構続いている。

それでいて 意外と人がいる。

中禅寺湖の写真撮影をしている人、

ウォーキングをしている人、

意味不明な人、

所々、浜辺のような場所もあり、中禅寺湖の眺めが素晴らしい☆



相当 先の方まで続いている この遊歩道。

やたらと紅葉の綺麗な場所があったので、いったん車道側へ。

あんまり のんびりもしてられない。
約6kmを1時間20分で歩かないといけないから。
いや、多少 走る必要もある。

歩いては、走って、歩いては、走って・・・

景色は のどかなのに、どこか慌ただしい。

1人旅だから、できる芸当かな。
“連れ”がいたら、間違いなくバス移動です。
遊覧船でもいいかも。


12:25、案内板発見!

中禅寺湖周回線歩道

やっぱり、ちゃんとした遊歩道だったのね。

時間的には、1時間20分の半分を過ぎて 5分程だが、距離的には 全体の 3分の2 まで来た感じ☆

とりあえず、13:00に「中禅寺温泉バスターミナル」にはたどり着けそうだ。

と、わかった所で、ちょっと休憩。
パンとお菓子で 燃料も補給。


その後、無事 13:00発のバスに乗車。

「中禅寺スカイライン」をゆく“半月山行き”のバスである。

中禅寺スカイライン とは、中禅寺湖の南東にある 半月山 に上がる 約10kmの道路。
地図上で見ても、右へ左へ カーブを繰り返しながら 山を登って行く道路である事がわかる。

途中、中禅寺湖の眺めが 素晴らしい展望台がある☆
お目当ては それ!


中禅寺温泉から展望台までは、通常は15分程。

確かにカーブを繰り返しながら、みるみる高度を上げていく・・・

13:00中禅寺温泉→(東武バス日光)→13:15中禅寺湖展望台

展望台に到着。

確かにっ!

中禅寺湖の眺めが美しい☆





つづく


















秋の奥日光④ 戦場ヶ原から竜頭の滝へ

2016-11-27 15:06:00 | 秋の奥日光ハイキング
10:45「戦場ヶ原」に到着!

正面に見える山が 日光の象徴「男体山」

そして、ここにも おチビちゃんがウヨウヨ。
よく見ると、木道に寝転がっている おチビもいる。

ちょっとお行儀が お悪うございますが、そうしたくなる程 太陽ポカポカで ございます。
これぞ、まさに“日光浴”

それはさておき、戦場ヶ原に来るのは これで何度目だったかな・・
ただ、こんなに天気の良い日に来るのは初めてかも。

おっ!
見覚えのある案内板があるよ!
今回も「湿原の茶色いじゅうたん」状態。

「白いじゅうたん」が見れるのは、ワタスゲが咲き誇る6月下旬頃らしい。

再び、湯川に沿って しばらく歩くと、
戦場ヶ原と男体山を眺める 絶好のロケーションが☆

やっぱり 青一色の空って、イイっすね☆

11:10頃、赤沼分岐 に差し掛かり、戦場ヶ原に別れを告げる。

に行けば、バス停がある国道120号だが、当方 まだまだ歩くつもりなので へ!

雰囲気は一転して、木々に囲まれた 湯川沿いの遊歩道をゆく。

11:20、再度、目の前に 国境(じゃないけど)が。
クマに襲われる事なく、戦場ヶ原を無事に出国。

しばらくすると 車道に行き着き、「人間界」に帰還した事を実感。
湯川に架かる橋の上に 随分と人がいるが、それもそのはず、ここは 竜頭の滝 の真上に位置する。

龍頭之茶屋」のある 滝の“ふもと”へと続く階段を 半分くらい降りた所にも展望台がある。

11:30、ふもとまで降りると、
時間が時間なだけに、展望台のある茶屋内は 観光客で ごった返し状態。

展望台の一番前に立つだけでも、一苦労!
順番待ちしている間にも、後ろに人が並びだす。
せっかく先頭に立っても、ゆっくり鑑賞しづらい雰囲気。

龍頭之茶屋から見た「竜頭の滝」

何回も見てるから、ブログ用の写真が撮れればヨシ。

さて、湯元温泉から竜頭の滝まで 歩いて 来たワケだが、予定どおり「中禅寺湖温泉」まで歩いて行く?
軽く 6km ぐらいありそうだけど・・・


つづく
















秋の奥日光③ 小田代ヶ原から戦場ヶ原へ

2016-11-26 11:15:00 | 秋の奥日光ハイキング
秋の紅葉シ-ズン真っ只中の“奥日光”にやって来た。
朝一のバスで、奥日光の最も奥「湯元温泉」に到着したのは、7:25。

8:50に「湯滝 」に到着し、9:15「戦場ヶ原」の入口に差し掛かる。

泉門池で ひと休みした後は、まだ 足を踏み入れた事のない「小田代ヶ原(おだしろがはら)」へ☆

国境(じゃないけど)を越え、小田代ヶ原の領域に入ると、イイ感じに紅葉した木々が目に飛び込んできた☆

戦場ヶ原の さらに奥に広がる「小田代ヶ原」


戦場ヶ原が ハイキングの定番ルートなら、小田代ヶ原は 穴場 ルート。
こっちまで やって来る人は少ない。

後で調べたら、この木は カラマツらしい。

別に、何の木でもいいの!
とにかく紅葉してれば。
でも、この場合は“紅葉”と言うより、“黄葉”と言うらしい。

カラマツの黄葉は、今(10月下旬)がピークの様で、ベストなタイミングで来たもんだ。

遊歩道のある場所をよく見ると、景観を損ねない為か?木々と湿原の境目に作られているのがわかる。

ようやく 第一村人 じゃなくて観光客を発見!

人とすれ違う事もほとんどなく、静かで落ち着いた雰囲気の小田代ヶ原。
いいねぇ!この静けさ。
まさに、穴場。

10:00、小田代ヶ原の南端にある「小田代ヶ原展望台」に到着。

約1ヶ月前(9月下旬)なら、草が一面 真っ赤 に染まる 草紅葉(くさもみじ)と言う光景が見れたらしい。

現在(10月下旬)草の紅葉は 完全に終わってしまったようで、すっかり冬の光景となっている。

ただ、カラマツの黄葉は 今がピークって事で、草の紅葉とは1ヶ月くらい ピークがズレるようだ。
今回は“カラマツ”の方を押さえたって事で。

展望台の近くには、ピクニックテーブル。

その向こうには、国境(じゃないけど)を挟んで、トイレと車道。
車道には、バス停もある。

こんな所まで、路線バスが来ていたんだ!

それはさておき、この後どうしようか?
「小田代ヶ原展望台」まで来てしまうと、完全に戦場ヶ原を迂回している事になる。

戦場ヶ原を通らずに、南に抜けるルートもあるが、やっぱり 戦場ヶ原も通りたい!
再び「泉門池」まで戻る事にした。

今日は、相当歩く事になりそうだ。


30分ぐらいかけて 先程休憩した「泉門池」まで戻り、戦場ヶ原の入口に再び差し掛かる。

10:40、湯川に架かる「青木橋」を渡り、

「青木橋から見た湯川」


10:45「戦場ヶ原」に到着!


つづく




























秋の奥日光② 湯滝から戦場ヶ原へ

2016-11-23 15:50:00 | 秋の奥日光ハイキング
秋の紅葉シ-ズン真っ只中の“奥日光”にやって来た。
奥日光の 最も奥にある「湯元温泉」から“華厳の滝”のある「中禅寺温泉」まで 歩いて 向かう日帰り旅。

朝一のバスで「湯元温泉」に到着したのは、7:25。
そこから「湯ノ湖」の西側を歩いて・・・

8:50「湯滝 」に到着。

滝の手前では、おチビちゃんがウヨウヨ。

↑↑のレストハウスを左に進むと「戦場ヶ原」への入口がある。

とは言っても、戦場ヶ原はもう少し先。
しばらくは、森の中の“木道”を進んで行く。

戦場ヶ原では、大半が このような木道になっているので、とても歩きやすい。

入口には、
クマ と遭遇したら」
の案内板が立てられていた。

戦場ヶ原は クマが出ます

クマと遭遇したら、目をそらさず、徐々に後ずさりして、離れるのが基本。
決して、背中を向けてはいけない。
間違っても、死んだフリ なんか してはいけない

逆に 食われます

クマは、死んだ動物は喜んで(?)食べます。

だけど、もう10月だし、そろそろ冬眠でしょ?
なんて思っていたら、まだギリギリ冬眠
平均で 11月~4月の間らしい。

さらに、冬眠前が一番 食欲旺盛らしく、まさに今でしょ!

そんな時期に 単独ハイキング。
ベリー デンジャラス!!

って程でもないが、注意しましょう。


やがて、木道に沿って、川が現れる。

「湯ノ湖」「湯滝」から続く水流 (湯川)で、この先「龍頭の滝」を経て「中禅寺湖」へ至る。

9:15「戦場ヶ原」の入口に差し掛かる。

ここから 再び雰囲気が変わる。
程なくして「泉門池」に到着。
ピクニックテーブルがあるので、ここで ひと休み。
朝、新栃木駅近くのセブンイレブンで買った パンやお菓子などで燃料補給。

さて、ここからどうしようか?

素直に「戦場ヶ原」の方に行ってもいいが、その西側に広がる「小田代ヶ原」には、まだ行った事がない。

大半の人は、ここから 戦場ヶ原の方に向かってしまうが、さらに奥地にある 小田代ヶ原 に行ってこそ、今回あらためて来た甲斐があるというもの。

天気も素晴らしいし、行ってみよう!!


湯滝から木道に入る所にもあった“国境”
じゃなくて、“鹿よけ”の回転扉を通り、9:45小田代ヶ原の領域へと入る。


つづく





















秋の奥日光① 湯元温泉から湯滝へ

2016-11-22 16:54:00 | 秋の奥日光ハイキング
紅葉シ-ズン真っ只中の奥日光・湯元温泉にやってきた。

ここから“華厳の滝”のある「中禅寺温泉」まで歩いて行くつもりだが、まずは 温泉街の外れにある 湯元温泉の 源泉地 に行ってみる。

時刻は7:45。
ここが 源泉地。
何度も来た事あるんだけどね。

初めて来た時が、小学校6年の時の「日光自然教室」の時という事で、思い出深き場所でもある。

各源泉は屋根によって、保護されている。

ここの源泉が、周辺の各旅館に配湯されている。

それだけでなく、近くの「光徳温泉」や、遠く離れた「中禅寺温泉」まで送られていると言うから驚き。
見た目はしょぼいが、奥日光の温泉の“源”と言うべき、重要な場所なのだ。

コバルトブルーの鮮やかな 湯だまり。
この色・・・
「青春18きっぷ西日本横断の旅」の3日目を思い出します。
って、まだ未公開ですが。

湯ノ平湿原 内にある源泉地からは、温泉寺の方向に遊歩道が整備されている。

温泉街には、無料の足湯「あんよの湯」なる施設もあるが、まだ準備中。

そりゃそうだ。
まだ、朝の7時台だもの。
それにしても、名前が可愛すぎる!

温泉街を抜け、再び 湯ノ湖へ。
先程 バスで通った 国道120号があるのは、湯ノ湖の 東側
西側 には、湖沿いに遊歩道があるみたいなので 行ってみる。

8:10「遊歩道入口」

湯ノ湖の南側にある 湯滝 まで1.5km。
このルートでも「湯滝」まで行けるらしい。

ここは、今まで通った事がないので、アタックしてみる。

少し歩くと、展望デッキがあり、湯ノ湖と男体山のツ-ショット。
天気も良く、のどかな眺めだこと。

歩きやすい木道が整備されているのは、最初だけ。
このルートの大半は、↓↓のような道。

ある程度 歩いたところで、先程いた湯元温泉街が 湖の向こうに見えるようになる。

さらに先へと進む。

このような道を20分くらい歩き、橋を渡ればゴ-ル。

ここが 湯ノ湖の出口であり、ここから流れ出た水が 湯滝 へと続いている。

8:35「湯滝 の真上から」

数メートル先は、天然のスプラッシュマウンテン!

ただ、ディズニーランドのそれが、落差16mなのに対し、こちらは落差 50m
高確率で命を落とします。

死ぬのは嫌なので、階段で降りて来たワケですが、途中 紅葉が綺麗でした。
湯滝から先は、いよいよ 戦場ヶ原 に入ります。


つづく