控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

京都の朝と言えばコレ(?)

2016-09-29 11:00:00 | 青春18きっぷ西日本横断の旅
昨夜23時に夜行バスで池袋を出発し、ほとんどマトモに眠れないまま、5時半に京都駅に到着。

9月5日(月)
「青春18きっぷ西日本横断の旅」1日目。

昨夜の時点では、九州の長崎辺りにいた台風も、今頃は中国地方までやって来ている事だろう。
京都も、今はまだ“曇り”だが、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様。

「JR京都駅」

“古都・京都”の玄関口でもある京都駅だが、駅構内はメチャ近代的☆
↓↓

当初の計画では、すぐさま列車で姫路まで移動。
フェリーで瀬戸内海に浮かぶ“小豆島”を訪れる計画だったのだが、天気が悪そうなので、今回は見送る事にした。

せっかくフェリーで島へ渡るのなら「青い空に青い海」の時に行きたいから。
それに、悪天候を想定したプランも案外、気に入ったので。

というワケで、しばらく京都に滞在するプランで旅を進める事にします。


まずは“朝ご飯”
最初くらいは適当に済ませずに、ちゃんとした物を食べますよ!
いや、今回はちゃんとしすぎているかも。

ネット上で、
「京都の朝食と言えばコレ!」
「京都の朝は○○に行かないと始まらない」
と言われているお店で朝食を頂く事にします。

その店は、毎朝7時の開店前から常連客で賑わっている(?)らしいので、開店時間までには駆けつけるようにしたい。

まだ、6時前なので、開店まで1時間近くあるが、その店は京都駅から結構離れている。
とは言え、徒歩でも1時間はかからなさそうなので、歩いて向かう事にする。

京都駅から北に向かって歩き出すと、早くも「本願寺」なる立派なお寺が視界に入る。

京都は、コンビニの数よりも、寺や神社の数の方が多いらしい。
犬が棒に当たるのと同じくらい、京都を歩けば寺(神社)に当たりそうだ。


住宅街に入ると、今度は佛光寺。
↓↓
入口には「ハトにエサをやるな」と注意書きが。

全国あちこちで見かけるこのフレーズ。
現代の日本では、ハトにエサをやる行為はNGになってしまったようだ。

ぽっぽっぽ!
ハトぽっぽ!
豆が欲しいか?
そら!やるぞ!

歌では、いとも簡単に、かつ積極的にハトにエサを与えているのだが。

幼少期にこのような歌を聞かせておいて、大人になったら「ハトにエサをやるな」とは、なんとも矛盾した国である。


そうこうしているうちに、目的の店に到着。

その店とは、京都で最も愛され、親しまれている珈琲(コ-ヒ-)店、
「イノダコ-ヒ・本店」

「京都の朝はイノダに行かないと始まらない」
「京都の朝はイノダコ-ヒの香りから」
とまで言われている珈琲店らしい。


つづく

















 






























“座席で眠る”という試練

2016-09-27 21:33:00 | 青春18きっぷ西日本横断の旅
「青春18きっぷ西日本横断の旅」

9月4日(月)23時

まずは、夜行バスで池袋から京都まで一気に移動。

これが夜行快速列車“ム-ンライトながら”での移動なら、まさに「青春18きっぷの旅」と言った感じなのだが、今シ-ズンの運行は8月20日で終了しているので、仕方がない。

バス乗り場を出ると、すぐ目の前が首都高速の入口(東池袋)という贅沢なタ-ミナルを定刻どおりに出発。

夜行バスの場合、窓にはしっかりとカ-テンがかけられていて、思いっきり車窓を楽しむ事はできない。
せいぜい、女子更衣室を覗くが如く、わずかなカ-テンの隙間から、外の様子を少々垣間見る程度である。

郊外に出てしまえばともかく、移動しながら眺める“大都会の夜景”って、結構好きなんだけどね。

でもって、少々垣間見た限りでは、バスは、
5号線上り→都心環状線内回り→3号線下り
というルートで東名高速道路へと進んで行った模様。

やがて、車内の明かりも消され、ほぼ真っ暗な状態に。
眠る環境は整ったが、やはり座った状態ではそう簡単に眠れそうにない。

さっき、電車の中で眠れそうだったから、今回はイケるんじゃないか☆と期待していたが、体って“へそ曲がり”なものである。
仕事の疲れも相当あるハズなのだが・・・

窓側の特権として、窓に寄りかかってみたり、少しでも楽な姿勢をとってみるが、なかなか眠れない。

2時間もしないうちに、最初のトイレタイムがやってきた。

ん!?
最後の方は、微妙に時間経つの早かったな。
少しだけ眠れたって事かな?

もはや、眠ったというより、ちょっとだけ意識が飛んだかも?程度。
体力が回復するには、程遠い状態であった事には変わりない。

とりあえず“トイレ休憩”って事で、バスの外に出れるのだが、窓側の座席って、通路側の人にどいてもらわないと、通路に出れないのが難点なんだよな。
相手が眠ってたりしたら、起こすのも申し訳ないし・・・
でも、通路側の人も、自ら立ち上がり、バスから降りて行ったので、自分もこの隙に外に出てみる。


それで、ここはどこ?

駿河湾沼津サ-ビスエリア・・

て事は“新東名”かっ!!

初めて来たよ!新東名。

時速120kmでも走行できるように設計された高速道路がどんな感じか?見てみたかったんだよね☆

「カ-ブも勾配も非常に緩やかで、ほぼ直線に近い」って言うから、他の高速道路とは、ひと味違う光景なんだろうね。
ただ今回は、カ-テンで閉ざされた車内から、その様子を見る事はほとんどできない。


新東名は、サ-ビスエリアも魅力的な所が多いらしいね。
サ-ビスエリア目当てで、新東名に乗ってもいいくらいに。
もう夜中の1時なので、ほとんど“店じまい状態”で、人の姿もまばら。

外に出ると、海側には展望デッキがあり、昼間だったら、ものすごく眺めが良さそうである。
あらためて、明るい時に来てみたいと思う次第です。


再び、新東名を名古屋方面へと向かうユタカライナー21号。
やはり、座席に座った状態では、そう簡単には眠れない。
自宅のベッドでは、まだ眠りたくないのに、いつの間にか眠っちゃって困っているというのに。


結局、眠ったのか眠ってないのか判別できない状態のまま、再び、どこかのサ-ビスエリアに着いた模様である。

だが、今回は通路側の人が、自ら動き出してくれず、座席で眠ったまま。

結局、そのまま出発時間となった。


そして、バスは定刻どおり、5:30に京都駅に到着した。


昨夜の時点では、九州の長崎辺りにいた台風も、今頃は中国地方までやって来た事だろう。

京都は現在“曇り”だが、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様。

雨はもう少しの間、待ってくれないかねぇ・・・


つづく




























ひさびさの4連休!西日本横断の旅へ

2016-09-27 10:45:00 | 青春18きっぷ西日本横断の旅
「青春18きっぷ西日本横断の旅」

9月4日(月)夜。

20:00、連休前の最後の仕事を終え、自転車(じてんしゃ)で8km先の自宅を目指す。

まさか、こんな時にパンクしたりしないだろうな・・・
購入から1年10ヶ月が経とうとしてるが、これまでの自転車移動の中で、最も重要な場面と言っても過言ではないぞ!!


結果、何事もなく、自宅に到着したのは20:40。
そこから、シャワーを浴びて、リュックの中身を入れ替えて・・

仕事で疲れた体に鞭(むち)打って、バタバタと旅の荷造り。
シャワーを浴びて、さっぱりして、このまま布団で寝たくなってしまうけど、21:30に自宅を出発。

4日間という、与えられた時間を最大限に活かすべく、仕事を終えたその日のうちに、旅はスタート。


仕事で疲れ切っているせいか、池袋へ向かう電車の中でウトウトしてしまう。
この調子なら、夜行バスの座席でも、そこそこ眠れるかな・・・

そうです!
座席に座った状態で眠るの、ニガテなんです。

にもかかわらず、今回も窮屈な4列シ-トのバスを選択。
このブログに載せるからには、お高いバスに乗るワケにはいきまへんな。


22時すぎに池袋駅に降り立ち、そこから多少(結構)歩いて、サンシャインシティの近くにある高速バス乗り場へ。
乗車するバスは、23:00発の京都・なんば(大阪)行き“ユタカライナー21号車”

日曜の夜だから(明日から仕事の人も多いから)空いているかと思いきや、ほぼ満員状態。
何!?この大盛況ぶりは・・・

そうか・・・
夜行便で地元に帰り、そのまま会社や学校に行くような人も多いって事か。

どうりで、月曜~木曜と比べ、運賃が高めだったワケだ。 
土日休みの人にとっては、金曜同様、日曜の夜行便も人気という事か。

今回、池袋から京都までの運賃は¥5500。
それでも新幹線と比べたら、全然安いのですが、数年前に比べると、やはり値上がりしてますね。ツ-マンですし。


座席は、希望どおり“窓側”
もちろん、通路側の座席にも人がいます。
当然の事ながら、女性ではありませんし、望んでもいません。

夜行バスなので、窓にはカーテンがしっかりと閉められていて、車窓はほとんど期待できません。

出発後は、前方のカ-テンも閉められてしまうので、客席から外の様子はほとんどわかりません。
うっかり、道を間違えても、わからないってワケですな。
って、それが目的じゃないですが。

というワケで、陸路で四国・愛媛県の松山を最終目的地とする旅の始まりです。


つづく



























仕事を終えたその日のうちに

2016-09-25 16:22:00 | 青春18きっぷ西日本横断の旅
9/5(月)から9/8(木)まで、ひさびさに4連休をもらって、“旅らしい旅”をしてきました。

バスの運転手という年中無休に近い(唯一、元旦は休み)仕事をしているので、休みは、土日祝日、GW、年末年始もほとんど関係ないロ-テ-ション制。

でも、逆に今回のように、世間が連休でもなんでもない時に、連休がとれる場合もある。

そこで、世の中が仕事に明け暮れ、観光地が比較的空いている平日を狙って、今回の旅は決行する事となった。

さらに、9月上旬というと、夏休み終了直後という事で、家族旅行関係がおとなしくなるタイミングでもある。
9月はJR的にも閑散期で、指定席料金等が安くなるくらいだ。

そもそも9月に旅をしようと思ったのは、JR四国が発売する“バ-スディきっぷ”と言うおトクなきっぷを利用して、優雅に四国を旅したいと思ったから。

このきっぷ、1万円で3日間、JR四国全線の特急列車のグリーン車までもが、回数無制限に乗り放題となるスグレモノ☆
だが、その名が示すとおり、自身の誕生月にしか使えない。

だから、9月に決行だったのだが、色々と計画を練っているうちに、普通列車が乗り放題の“青春18きっぷ”でも成り立つんじゃないか!という結論に至った。

逆に“青春18きっぷ”なら合計で5日間使える。
この5日というのは“連続5日”ではなく、期間中の“任意の5日”

だから、この旅での使用を3日に抑えれば、残り2日分で、もう1つ旅が出来る☆と考えた。
そうやって実現したのが「飯田線秘境駅めぐりの旅」だったワケですが。

という事で、今回は4日間のうち、3日間を“青春18きっぷ”を使って、四国まで行って来ようと思います。

でも、普通列車(快速含む)だけで、四国を目指したら、それだけで丸1日かかってしまう。
さすがに、今回はそれでは勿体ない。

そこで、行きは夜行バス、帰りは飛行機を活用する事で、4日間を最大限に活かす事にします。

飛行機に関しては、ANAのマイルが貯まっているので、7500マイルを消費して、松山から羽田までの特典航空券を購入。
今回のフライトの費用は¥0です。

あくまで予定では・・・ですけどね。


と言うのも、天気があまり良くなさそうなんですよ。

一週間以上前から、週間予報や10日間予報を注視してるけど、四国は“雨に近い曇り”ばっかなんですよね。

挙げ句の果てに、台風(12号)まで発生しちゃってさ!
それがまた、中国地方の辺りを横切って行きそうなのよ。

当初「足早に通り過ぎる」みたいな事言って期待させといて、実際そうでもないし。
出発直前の時点で、長崎のちょっと西辺りにいやがる。

1日目の瀬戸大橋辺りで遭遇しそうでイヤだな。
あそこは、強風で“運転見合わせ”になりやすそうだから。

しかも今回は、台風が通り過ぎても、台風一過の晴天はあまり期待できなさそう。


そんな状況ですが、ひさびさの4日間の旅、精一杯取り組んでまいりますよ!




という事で・・

9月4日(月)夜。

まだ、この日は仕事。

20時に退勤し、一旦自宅に帰り、シャワーを浴びて、リュックの中身を入れ替えて・・・

今回は、仕事を終えたその日のうちに、夜行バスで出発なのです。



























お酒の席のそのまた果てに・・・

2016-09-23 15:23:00 | 番外編
自宅に入れない・・・

それは出口の見えないトンネルに入ってしまったかの様。
(日中の多摩湖サイクリングで訪れた場所の1つ)


懸命の捜索の甲斐もなく、自宅の鍵は発見されず、まさかの想いで玄関のドアノブに手をかけるも、鍵はしっかりと閉まっていた。

明日、東京にあるこのマンションの不動産屋に行くとして、今夜をどう過ごすかだ。
川越の市街地まで行って、ホテルに泊
まるしかないのか?

スマホの電池も残りわずかで、ネットでホテルの検索だって、ままならない。

 

そうだ!


アレの存在を忘れていた!


旅でも時々、宿代わりとしてお世話になるアレが川越街道沿いにもあったのだ。



それは、



「快活CLUB」

24時間営業のネットカフェでござんす。

ネットカフェと言えど、横になる事もできる個室に近い部屋だってあるんです。

「ネットカフェを旅で宿代わりにする」
って、一瞬、貧乏くさいかもしれないけど、個人的にはマンガも読めるし、パソコンでインターネットもできるし(ガラケーの頃は特に貴重)、ちゃんとした宿泊施設とは違う、非日常的な過ごし方ができて、悪くないんですよ。

まさか、近所にある店舗を利用する事になろうとは、予想だにしていなかった。

でも、これでやっと横になる事ができる☆

コンセントもあるので、スマホ(ガラケ-)を充電する事もできるけど、今回は予定外の来店。
充電器を持ってきていない為、充電は不可能。
予定では、数時間で帰宅するはずだったからね。

電池の残量が10%を切ってしまったので、もしもの時の為に、スマホの電源を切っておく。

そういえば、頼みの綱の不動産屋は、平日に定休日があった気がしたけど、それって、まさか明日じゃないだろうな・・・

明日は金曜日。

恐る恐る目の前のパソコンからネットで調べてみると・・・



定休日は、



毎週水曜日と、

第1、第3火曜日。


明日は営業日であり、ひと安心。

では、まさかの“寝ットカフェ”で、今日という日を終了する事とします。




そして、翌日。

6時から10時半の間は、おトクなモ-ニングメニューが食べられるので、今朝はここで朝食をしてから、不動産屋に行くとします。

ト-ストにフライドポテト、コ-ンが盛られた「無料モ-ニング」¥0に、
大きめの茶碗に盛られたカレーライス「朝カレー」¥205
で、英気を養い、昨日の後始末をする1日が始まる。


快活CLUBを後にし、東京都板橋区にある不動産屋を目指して、移動を開始するのだが・・・

この時点では想像すらしていなかった。

この30分後、

自宅の部屋の中にあるベッドの上で横になっている自分を。




窓を割って侵入したワケではない。
マンションの構造上、やりたくても無理。




ちゃんと、玄関を鍵で開けての帰宅。





つまり、鍵が見つかったのです!


居酒屋の駐車場にある「側溝」の下に!!
↓↓
(写真左下の辺り)

居酒屋を出て、最初に座り込んだ時に、ポケットから滑り落ち、側溝の下に落ちてしまっていたのだ。

駅に向かう前にもう一度、ダメ元で居酒屋の駐車場を訪れ、明るい状態で、側溝に目を向け、発見に至りました。


かくして、約半日の間、離ればなれになっていた“自宅の鍵”と奇跡の(?)再会!

玄関のドアを鍵で開け、
快活CLUBを出発して約30分後、
自宅にあるベッドの上で横になる事ができたワケです。

帰宅した瞬間、涼しい部屋が待ってましたよ!
無駄な電気代と引き換えに。


何がともあれ、これ以上、面倒臭い事にならなくて、ヨカッタヨカッタ!


おわり