虫めずる主婦

息子たちと虫とりしてるうちに、虫と変形菌と冬虫夏草にハマった主婦の日記。

変形菌ひさしぶり♡

2024-06-05 16:18:51 | 日記
久しぶりにいつもの山の方の公園へ。
昨夜にわか雨があったから、変形菌が出てないかな?と思い、出かけてみた。

上はマメホコリ。
下はタマツノホコリか。



でも昨日の雨はお湿り程度だったからこれ以上見つけられなかった。
公園の朽木も、ここ数年置いてあったのがだいぶ朽ちてきて原形を留めているものが少なく、変形菌を探しづらくなっていた。



いつものベニタケ。小さいけど緑に赤で主張している。
クモタケも探したけれど、まだ今日は見つからず。
キョーレツな酒臭!と思ったら、コナラの幹に酒に漬けたバナナトラップがそのままになっていた。何日もおかず、ちゃんと回収してほしいなぁ。今夜とるならいいけども。


帰る道々、シマヘビと、


ハグロトンボと、、



尾の綺麗なニホントカゲに出会って、少し満足。まだ、夏はこれからかな♪


庭のちっこい虫たち‥6月7月

2023-08-01 08:24:09 | 日記
紫陽花の葉の裏には色んな虫がいる。

クサカゲロウの幼虫が白いゴミを背負いながらちょこちょこ歩いているのは、なんか可愛い。
でも顔をよく見てみると、なかなか攻撃的な顎を持っていて驚く。



クサカゲロウがミドリグンバイウンカの幼虫(?)の間をすり抜けるように歩く。ミドリグンバイウンカの幼虫はエサにはならないのかな。



ミドリグンバイウンカの幼虫は葉の色と同化しているが、3本の尾が隠れてない。


逆に茶色で緑の葉の上で目立っているのは蛾の仲間。ヤガとかキリガとかその辺の名前のついたやつかな?地味で似たような模様のが多くて区別つかない。


葉の上で目立っていたもう一種類。模様が特徴的で、調べたら一発で分かった。ハマキモドキガ科のイヌビワハマキモドキかな。


ユリの花の上にいたのは3ミリくらいのハムシの仲間。ちっこいけど綺麗に甲虫としての立派な硬いツヤ感のある外骨格がある。調べると脚が黒いハムシはたくさん種類があったが、脚が黄色いのはサクラサルハムシくらい?とりあえずこの写真だけではわからない。


アシナガバエの一種か。見事な構造色で赤〜黄色〜緑に光っているように見える。ハエってよく見ると綺麗なやつが多いなぁ。


ジョロウグモの幼虫かな。6月、あちこちに美しい網を張り出した頃。今じゃだいぶ立派なクモになっていると思う。


昨年はカメムシが大量発生していたが、今年は落ち着いている。このクサギカメムシも、今年は思ったより見ていない。


杏の葉についていたイラガの仲間の幼虫。テングイラガの仲間かな。テントのようなかわった形で透き通って美しいが、毒針には気をつけねば。


アカホシカスミカメ?あまり見たことのない小さめのカメムシだ。


シオヤアブ?少し大型でぶんぶん言いながら芝の上をあちこち回っている。



セグロアシナガバチ。勝手口のすぐ前の低いドウダンツツジに営巣してしまったのを、全く気付かず過ごしていた。最近、ユーチューブでセグロアシナガバチを何年も観察している方の動画にハマっているので、もっと初めの頃から観察したかった!
ところが、この写真の日はヒメスズメバチに巣が襲われていた。幼虫をカミカミして肉だんごにされているところを、皆為すすべもなく見守っている。一匹だけ、女王だろうか、スズメバチの少し近くでオロオロしているかのように見えた。



昨日の巣。見にくいが、雄蜂も羽化して落ち着いているように見える。寄生蛾や寄生蜂から巣を守り、スズメバチもやり過ごしたこんなに立派な巣が近くにあったなんて。新女王もいるのかな。雄蜂は区別できるようになったが、私には女王と働き蜂と新女王は区別つかない。



近所の変形菌と冬虫夏草

2023-06-27 09:38:42 | 日記
6月上旬、雨上がりに、山の方の公園へ行く。

いつも公園内で伐採された木が置かれて朽ち木となっているあたりへ。

タイトルの黄色い変形体が少し乾燥しかけていて、その近くには子実体になっているところもあった。
シロウツボホコリだ。





それから、ツノホコリの仲間。
エダナシツノホコリか?



山の上の方の朽ち木の下面を除くと、何かプツプツしているのが見えて写真を撮る。
拡大してみると、やはり変形菌の子実体だ。
ヘソモジホコリ?サラモジホコリ?



次に、一昨年、去年と、クモタケの出ていたスポットへ。
やはりあった‥と思ったら‥?



うんん??黄色い‥
少し離れたところを見ると‥
あっ‥



これこそ、クモタケだ。
まわりを更に探したが、一本しか見つからなかった。まだ6月上旬だからか。
いつもこの辺り一帯を探すけれど、見つかるのはこの周辺直径4メートルぐらいのところだけだ。宿主のキシノウエトタテグモがここしかいないのか、クモタケの広がりがこの辺に留まっているのか、探し方がよくないのか‥いつもながら分からない。

黄色い方の先っぽの膨らみを触ってみると、黄色い粉が付く。コナコナしてるってことは、何か他の冬虫夏草のアナモルフ(不完全世代)かな?
‥と思い、帰宅して図鑑などで調べてわかったのは、普通のいわゆるキノコ(テレオモルフ=完全世代)でも、若い時に傘の外側を覆っていた外被膜の名残が、粉やいぼとして残っているものがあるということだ。
このレモン色の華奢な感じは、キツネノハナガサの幼菌かな。

いつものドクベニタケも、赤く存在を主張していた。



毒キノコだけど、綺麗な色だなあ。
キツネノハナガサのレモン色もいい。
変形体の目の覚めるような黄色も。
自然の中の色は、きっと何か意味があって選択されてるんだろうな。


5月のこと

2023-06-16 16:31:04 | 日記
5月。

タイトル上は、クサギカメムシの2齢幼虫かな?
紫陽花のつぼみの上で休んでいた。



紫陽花の葉の上には、カゲロウの仲間もいた。



庭のタイサンボクは、冬に父がかなり強めの剪定をしたからか、葉に勢いがなく、ちょっと出てきた葉には、アブラムシがビッチリ!!
それで、それを狙ったテントウムシが多く卵を産みに来たらしい。今度はあれよあれよと言う間に、タイサンボクの葉はテントウムシの幼虫だらけに‥。
どうも、幼虫は一種類ではなく、ナミテントウのほかにダンダラテントウの白黒の幼虫もいるようだ。

しかし、この弱り気味?のタイサンボク以外、あまり今年は5月にしては虫が少ない気がした。
私がよく見ている虫系のユーチューバーも言っていたから、全国的なのかな?
気候のせいか?

4月のちょっと遠出散歩

2023-05-24 11:14:12 | 日記
写真はベニシジミ、かな。

まだ肌寒い4月半ばに、ママ友と山の上の方にドライブに行く。ママ友は美人さんで、服や車も小綺麗にしてる人だから、偏見だけどあまり自然とか虫とか興味がなさそうに思えたけど、好きなんだって。私のちょっとだけマニアックな話にちょっとだけ付き合ってくれるから、まぁそんなに社交辞令でもないと思う。

キャンプ場のある川沿いを散策。
小さな売店で買ったお弁当も食べて気分も上々。
雨上がり、天気は薄曇りでひんやりした空気だったけど、それもまたよし。

でも、気温が低すぎてあまり虫は見えず。

しばらく歩いて、やっとハバチの仲間を見つける。



ボロボロになったスイバの葉には、ハムシの仲間が。スイバやギシギシの葉を食べるというコガタルリハムシか。産卵前だろうか、お腹がパンパンだ。


しばらく歩いていると、少しだけ日が出てきた。山の影で日陰が多いが、外界はもう晴れているのかも。
少しずつ空気があたたまってくる。

ハルジオンに、大きめの虫が来た。コアオハナムグリか。



タイトル上の写真、ベニシジミも飛んてきた。
ブンブン言ってるのは蜂か‥
いやハナアブの仲間だ。
鼈甲のような色合いで、クマバチぐらいの大きさ。ベッコウハナアブか。



これはカワゲラの仲間の幼虫か?
いや、その抜け殻のようだ。


もっとあたたかくなればもっと虫も出てくるだろう。夏も待ち遠しい。

4月はこの日ぐらいだったが、ちょっとても山の方へ行って虫探しすると、家の周辺にはいない虫も出てきて楽しい。