虫めずる主婦

息子たちと虫とりしてるうちに、虫と変形菌と冬虫夏草にハマった主婦の日記。

また雨が過ぎて

2019-10-28 13:19:28 | 日記
雨、雨、雨ばかりの秋。日曜は、貴重な秋晴れの1日だった。
庭にはやはり、変形菌が。もう、この朽ち木は今、変形菌パーティー状態。変形菌好きの私にはウハウハである。でも、本当は変形体を見たいのだが、夜中に出てきているのか、すでに日曜朝9時にはこの状態だった。

ほかにも、また白い玉に黒っぽい柄のあるやつ。前回と同じかな。

白い玉に柄がついていて、ルーペで見ると玉はツブツブした粉がキラキラ光ってとても綺麗。これは、カタホコリかな、それとも、モジホコリ?

最初のやつも、夕方には全て赤茶色になっていた。この写真だと、右上にも白いほうが2つあるのが見える。この前出てきたときは、ウツボホコリかなと思ったんだが、モコモコしてないのでフサホコリとか、カミノケホコリとか、そういうのだろうか?なかなか小さすぎて、図鑑と見比べてもわからない。

午後は気持ちのよい気候だったので、息子たちと近くの公園へ。



キノコ(オオシロカラカサタケ?確か初夏にもあったよーな)や、、

ツマグロヒョウモン?オレンジ色が鮮やかに、花壇の花を行ったり来たりしていた。


木にはまた!ちょっと小型の、ナミじゃないテントウムシ?!これは‥図鑑を見ると、ダンダラテントウの4紋型かな?

次男とドングリを拾ったり、キノコを見つけたり、秋らしいことができた。長男はお父さんとずーっとサッカーだけどね~。

庭の朽ち木に変形菌2

2019-10-22 05:43:31 | 日記
先日の台風で、庭の朽ち木に出現した変形菌の子実体。
雨降りで壊れちゃったよな~と思って昨日また覗いてみたら、
昨日も雨上がりでまた出現していたみたい🎶
しかも、何だろう、先週のとはちょっと違う気がする。でも、それがわかる記録ができない‥
接写の無料アプリを入れてみたが、いまいち難しい。タダじゃダメだよね‥やっぱり。

先週出てきたシロウツボホコリっぽいものの成れの果てがツブツブしている中、長い柄のあるカタホコリっぽいやつがニョキニョキ生えてる。



この前と同じウツボホコリっぽいのもあった。

古い、庭のある実家に皆で住んでいるため、よくわからない木の端くれとか置いてあるままなんだが、変形菌を庭で見るのは前回の台風が初。もっといたのかもしれないけど、台風前にたくさん整理してしまったおかげで、ピンポイントで発見できたのかも。
今度は変形体のすがたを見たいな‥。雨上がりすぐに見れば見られるかな?
しかし、この朽ち木の中はどうなってるのだろう?増井くんの「世界は変形菌でいっぱいだ」で、変形体の自他の見分け方の研究についてあったけれど、山でもよく、1つの朽ち木にたくさんの種類の変形菌の子実体が出ていることがあるが、中でどう住み分けているのかな?時間差で動いているとか‥増井くんの言っている、体を覆う粘液鞘でスレスレ交わらないように避けながら生きてるのかも。
そもそも、「自」はどこまでなんだろう。以前、横浜市の山の方に住む親戚の家へ行った折に、近くの小さな公園で子どもと遊んでいたら、公園の周囲の生け垣づたいに、ぐるりとツノホコリが地面に子実体を作っていた。これは個体としては1個体なのだろうか。1つの森の中でも、だいたい現れやすい変形菌がいたとして、1個体が飛ばす胞子同士が出合う率が高い場合、近い遺伝情報を持つ胞子同士で繁殖していくことが多くないのかな。植物もそうだけど、あれで有性生殖っていうのも変な感じがする。同じ「自分」が子実体となったとき飛ばした胞子同士が出合う。それでできた個体は、「自分」とは違うのかな。
ずっと文系で生きてきて、子どものころ真面目に生物の授業を受けてなかった。だから基本的なことを知らないから、思うことなのかもしれないけど。
生物を学び直したい~!

秋の庭で

2019-10-17 08:44:56 | 日記
だんだんと寒々しい空になっている毎日だが、晴れ間に出てくる秋の庭の虫たち。

綺麗な配色のホタルガ


台風明けに現れた変形菌のまわりをうろちょろしていたゾウムシは、ウスモンカレキゾウムシかな?


10日ほど前に葉っぱの上を行来しているゴミの塊。よく見ると頭があるよーな‥これ、虫?‥と思ったら、やっぱり自然観察の会に参加したときに詳しい方に聞いたら、カゲロウの一種の幼虫だとのこと。

「ゴミ」「背負う」「虫」と検索してみると、やはり同じことを思う方がいるようだ。同じ検索をしてたどり着いた人がブログを書いていた。名前は「クサカゲロウ」だそうだ。
成虫の写真を見る。あ、これよくその辺に舞っているやつだ、と思い当たった。それにしても、検索すると、すぐ、「駆除方法」などと出てくる。ざっくり見たところ人間にとっては益虫で、何も悪いことしないようなのに、目に入っただけで気持ち悪いと駆除しようとする人が多いのは残念な気がする。

今年は気候のせいもあって、虫が全体的に少ないような気がしていたが、先日テレビでカマキリ先生も言っていたけれど、それにしても、子どものころより随分減った気がする。
人間も虫も世界の生き物のバランスの中の一部で、その虫が激減したら、どんなことが起こるか‥あの北欧の女の子じゃないけど、やっぱり人間が全ての生き物の頂点であると経済重視で突き進むのは違うよなと思う。
でも‥台風の被害を見て、二子玉の自然景観重視の無堤防も、大規模に自然生物を一掃して建設するダムや地下神殿も、結局は人間中心の考え方。我々はどうしたって人間だから、人間の命を守りつつ自然も保ちたい、そのバランスをとるにはどうしたらよいか、そう考えるのも、エゴなのかな。小さな虫1つで、いろいろ考えてしまう、今日は仕事が休みの兼業主婦の朝であった。
おっと、早く子どもを幼稚園へ送らなきゃ‥!

台風が去って

2019-10-15 05:44:26 | 日記
大型の台風が去って、庭の片付けをしていると、、
木の切れ端に、変形菌!?
しかも、二種類‼️


これはウツボホコリかな‥


こっちは、シロウツボホコリかな‥

しばし、片付けを中断して撮影会。
やはり変形菌のために、もっと接写できるカメラがほしい。
白いほうをルーペで見ると、ツブツブしていてとても美しい。赤茶色のほうは、柄がなくて卵形の子実体が木から直接出ている。

タイトルに付けた写真は、先週近所の山で見つけたツノホコリの一種?ツノホコリは被写体にしやすいけれど、目の前にある庭の変形菌はどんなに近付いてもルーペで見ているようには撮れない。
そろそろ変形菌の図鑑も買うかなぁ‥