虫めずる主婦

息子たちと虫とりしてるうちに、虫と変形菌と冬虫夏草にハマった主婦の日記。

ナミじゃないテントウ と カメムシなど

2020-09-22 20:23:36 | 日記
涼しい。思わず散歩したくなる。
近所の堤でサッカーの練習をする長男&パパを横目に、次男とプラプラ歩く。
道々、白い彼岸花の花弁にいるモンクチビルテントウを見つけた。5月に見つけたやつだ。

堤に着くと、桜の木の幹にカメムシが。

キマダラカメムシ。
昨年、下のキマダラカメムシの幼虫を見つけたとき、最初は背中にテントウムシがくっついているように見えて驚き、何の虫か調べたことがある。全体はマットな仕上がりなのに、このテントウぽい丸の部分だけツヤあり!これもある意味擬態なのかな。成虫との違いがありすぎてビックリ。
また、南方系の外来種らしいが、江戸時代に長崎で初めて確認されたらしい。その後、九州で広がったが、本州では最近一部の地域から広がったため、大陸からの移入ではないかということらしい。


次はこちら。


こちらは肩にツノのようなものが張り出したカメムシ。あとで図鑑を見ると、ウシカメムシに形が似ていたが模様が違うので、ネットで調べると、このウシカメムシの幼虫のようだ。小さくて動きが早く、しっかり撮れなかったが、肩のツノと背中の模様が格好いい。

カメムシは色々な種類がいてほんと面白い!

それから、別の桜の幹には薄い黄緑の蛾のようなものも。


ウスミドリナミシャクというシャクガの仲間の成虫のようだ。前脚がやたら長く特徴的なのは、ピタッと木に張り付いて脚をしまえないからか?気になる形をしている。


つくつくぼうし

2020-09-10 12:06:13 | 日記
庭の杏の木につくつくぼうし。
毎日、熱中症にコロナ、台風対策、大変ですね。
虫にとっても台風やゲリラ豪雨は一大事だろうけど、あの暴風雨の中、虫たちはどうやり過ごしているのだろう。毎年、史上最大級の台風が去った直後に鳴き始める虫や鳥たちの声を聞きつつ、不思議に思う。
きっと生き物たちの被害は星の数ほど多くあるのだろうが、生き残ったものたちが一斉に動き出すこのときが、虫好きの私にはたまらなくグッと来る瞬間だ。人間界の被害の前には不謹慎だが。

異星人襲来?!

2020-09-06 20:03:09 | 日記
今日は家族で登呂遺跡へ。復元された田んぼで「泥んこパーク」をやっていたので息子二人と一緒にドロドロに‥

せいせいと遊んだあと着替えをし、竪穴式住居を見に行くと、少しひんやりした真っ暗闇の中に、ぼうっと黄色いものが見えた‥


変形体だー♪♪
しかも、住居の竪穴の周囲360度すべてから、部屋の中心に向けて1メートル弱ほど伸びて来ている。
とても大きな変形菌だ。
これが単細胞なんて不思議。
この変形体、住居の周りを進んで行ったら円を描いて元のいた自分と出会い、それで最短ルートでまとまろうと中心に向かっているのだろうか?
この半日後がどうなっているか気になる~!
床全体にひろがるのか、まとまって行くのか?それともある時点で子実体になるのか?
これからまた雨が降るから、台風が通過したころ子実体になるかもしれない。何の変形菌だろう。

しかし、ここに人が住んでいたら気が気じゃないだろう。
古代人がこの生物を見たら何だと思うだろうか。異星人?妖怪のようなもの?とかね‥

次の住居へ向かう息子とダンナさんをよそに、コーフンして写真を撮る母でした。