11月末~先週末に見つけた虫などなどと、本の話。
山のほうの公園でも、カメムシ。
子どもを追いかけながら撮影したため、ぶれている。
わー、何かの幼虫!
雨上がりの学校の参観日、てくてく向かう道のりで見つけたのはカタツムリ。大きく立派だが、カタツムリの図鑑がいま手元にないので種名がわからない~。
子どもたちと行った街中の公園では、カメムシを見つけた。
山のほうの公園でも、カメムシ。
子どもを追いかけながら撮影したため、ぶれている。
どちらも、クヌギカメムシ?サジクヌギカメムシ?ヘラクヌギカメムシ?辺りに見えるが‥やはりこの辺の違いは難しくてわからない。
日曜日、朝、着替えをしようとタンスをあけると‥
服の上で動いているものが。ティッシュに取って見たら‥
わー、何かの幼虫!
もしかして、と思って調べると、やはりカツオブシムシの幼虫でした。
ここで越冬しないでくださーい。
寒くても、どこかで身を潜めて生きているものがいる。
ところで話は変わるが、最近、読んでいるオランダの進化生物学者メノ・スヒルトハウゼン著『都市で進化する生物たち』が面白い。都市もホモサピエンスという自然が産み出したもの。人間は、蟻やビーバーなどと同じく生態系工学技術生物で、これらの生物が自ら作り出したものに対応して他の生物が資源利用していき、新しい生態系が作られる。人間が作り出した構造物の中で生きるために独自に進化させてきたイエカやカラスの例などあげられている。まだ読んだのは4分の1ぐらいだが‥。
この前やっと読了した(楽しすぎて勿体なく、少しずつ読んでいた)盛口満『わっ、ゴキブリだ!』でも、野ゴキが人間の生活スペースの広がりと共に家ゴキになるという選択をするものもいるという話があった。同じく盛口さんの『コケの謎』でもアーバンモス(都市のコケ‥笑)などとあり、山奥の人の手のあまり入っていない〈自然〉も好きだが、身近な〈自然〉にいる生き物も、それぞれの事情と戦略があってスゴいと思う。
温暖化とか放射能とかプラゴミ問題とか、人間が環境を変えてしまった問題が数多くあるけど、そんな中でもそのニッチを利用して生きている生き物って面白い!
カツオブシムシもそうか!