虫めずる主婦

息子たちと虫とりしてるうちに、虫と変形菌と冬虫夏草にハマった主婦の日記。

どこに隠れてる?

2020-08-25 19:49:37 | 日記
少しだけ朝晩涼しくなってきた。夏休みも終盤、日曜日と今日、子どもたちと山のほうの公園へ行ってきた。
このところ暑すぎて公園で遊んでいなかったから、子どもたちは大はしゃぎ。
遊具で遊んでいると、芝生の中に何かいる‥


キリギリスだ!
大きい!長い産卵管があるからメスのようだ。

公園の中の川でカニ探し。


小さな赤ちゃんも入れると30匹ぐらい捕まえた。可愛くて持って帰りたいが、やはり帰りにリリース。

次男が、蛇の目模様が特徴的な蝶を見つけた。初めて見る蝶だ。後から図鑑で調べると、サトキマダラヒカゲという蝶のようだが、写真が撮れなかったから確認できない。残念!


ホオヅキカメムシが成虫に

2020-08-23 23:53:24 | 日記
すっかり枯れっ枯れになったアサガオの蔓にいるホオヅキカメムシの中に、成虫が紛れているのを発見!
まだ終齢幼虫の個体も多くいるが、その中に、サシガメのような立派なシマシマのヘリのある成虫がいる。見た目はサシガメそっくりだが、サシガメの仲間ではなくヘリカメムシの仲間とのこと。幼虫のころからガッチリした後脚の腿がたくましいが、バッタでもないのに何に使うのだろうか。
いろいろと調べていたら、Wikiに面白いことが書いてあった。ホオヅキカメムシはホオヅキの名の元になった虫で、江戸時代の「大和本草」という本の「ホホツキ(ホオヅキ)」の項に、「ホホ」という臭虫がつくから「ホホツキ」という名がついたと記述があるから、「ホホのつくホホツキにつくカメムシ」と巡りめぐってしまった可笑しな名前だという。
夫が、鎌倉時代の辞書などを若い頃研究していたので面白くなってしまい、元の「大和本草」をネットで調べてみたところ、確かに「此草ヲホヽツキト云ハホヽト云臭虫コノンテ其葉ニツキテ食スル故ナリ」と書いてあった。このカメムシの姿形は全く記載されていないし、他の書物には他の説も書いてあるようだからこの記載が本当かはわからないが、昔から育てている植物を食害されこの虫に悩まされたりしていたのだろうと思うと、植物や虫との長い付き合いを感じ面白く感じた。まぁ、農業をしている人に言わせれば面白いなんて言ってられないのだろうが‥

川遊び

2020-08-19 19:35:39 | 日記
日曜日、少しでも夏らしいことをと、山のほうの川へ。
写真は川沿いの切り株にとまるウラギンシジミ。銀色の裏しか見えなかった。

川は、すでにお盆休みに来た客に荒らされた‥というと語弊があるが(我々もそうだが)人間が来た痕跡だらけで、昨年7月に来たときよりだいぶ生き物が少なく感じた。
セミは鳴いているけれど、地上近くには見えないし、川にはカニがいたが、オタマジャクシはもうカエルになって地上に出たのだろうか。
ヤゴの脱け殻がたくさん川の石についていた。
大きなオニヤンマが目にも止まらぬ早さで飛んでいる。しばらくがんばったけれど、今年の長男の目標だったオニヤンマ捕獲は達成ならず!

クモだクモだーっと、ザトウムシに逃げる子どもたち。ヒラスベザトウムシかな。


去年は雨上がりでシロウツボホコリを見つけたが、今年は連日の日照りと猛暑で変形菌は見つけられそうにない。

帰りにトイレに寄ったら、外壁にいたナナフシを長男が捕まえていた。「昆虫すごいぜ!」のカマキリ先生に出てきたマレーシア人を真似てアクセサリー状態。よくみると足が一本取れている。


ナナフシって、擬態のために積極的に動く筋肉を完全に諦めた感じ。全く逃げようとしないナナフシを逃がし、帰った。

朝顔についたアブラムシ??

2020-08-13 13:51:59 | 日記
7月の下旬、色鮮やかに咲いたアサガオを見ていると、何やら金色に輝くツブツブが葉についていた。


カメムシかなんかかなーっと何となく気にしつつ日々を過ごしていたら、

なんだこりゃ、でかいアブラムシ?!と思って図鑑を見たが、白いアブラムシ、いくつか種類がありそうだったが、模様が違う‥背中の模様は何だか顔みたい‥

と思って忘れていたら、先日、


子どもたちがおうちプールしていて、シャワーを 花が終わって枯れかけのアサガオにザバーっとかけたとき、ワラワラと出てきた虫が‥❗️
これはどう見てもカメムシ。


アサガオにつくカメムシを調べたところ、ホオズキカメムシというカメムシのようだった。金色の卵、幼虫は白で、終齢幼虫が今の状態のよう。成虫は、カメムシというよりサシガメのような形だった。
これでスッキリ!もう数日すれば成虫が見られるかな。


お庭キノコ

2020-08-10 22:43:39 | 日記
灼熱のなかの夏休み。
ちょっと前の長かった梅雨の時期がウソのような日照りだが、長い梅雨の間にいくつか庭にキノコが。

上のキノコは、主のいなくなったプランターにポコポコ出たコガネキヌカラカサタケ(?)。
キレイな黄色で、近所の人に、キノコを育ててるの?!と言われるほどたくさん出てきていた。

それから、藤の枯れ木に、これは見たことない変形菌?!と思って撮影したこちら。

翌々日見ると、

大きくなってた‥
てことは、変形菌でなくてキノコか‥?
でもキノコの図鑑を見てもよくわからない。
この茶碗のような、ヒラヒラした傘が閉じてるだけのような、微小きのこの間には、


こんな菌糸がめぐらされていて、それからその間には




こんなオレンジのふわふわや、ヒトヨタケみたいなキノコも生えていた。
このヒトヨタケみたいなやつとオレンジのふわふわは、どうもコキララタケのようだ。
コキララタケと、微小なキノコは全く別物?それとも、不完全世代とかそういう関係かしら??もう少し知識と調べる方法を増やさないとわからない。