天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

3/19トリイホール 柳家三三独演会 昼の部

2011年03月20日 | 落語
昨日(3/19)トリイホールで催された、
柳家三三さんの独演会昼の部に行ってきました。



いつかの「情熱大陸」で見かけてちょっと気になっていた落語家さん。
この番組を見るまで「やなぎやさんさん」と思っていました。
番組中に談春さんや花緑さんが大絶賛されていたので、
とりあえず江戸落語好きの私としては一度は見てみたいなあと。

100名程度の小さいホールでした。
ところ狭しにちょっとゆったり目の椅子やら、パイプ椅子が不規則に並べられていました。
整理番号が遅かったので、後ろの方のパイプ椅子に座りました。
だんだんお尻が痛くなってきて、後のほうでは上着を折りたたんでお尻と背中に当ててなんとかしのげました。

誰だかわからない着物を着た男性の方の挨拶があって、会は始まりました。
(あとで社長さんだということがわかりました。)

1.煮売屋 桂團治郎(14:33~14:45)

米團治のお弟子さんだそうです。
お伊勢参りの二人が旅の途中に食堂(?)に入ってその大将とのやりとり。

入門されてまだ約二年、頑張って欲しいですね。


2.だくだく 柳家三三(14:45~15:25)

マクラが20分ほどありました。
やはり地震のこと。
当日はNHKの教材の収録で都内に居て、終わって肌襦袢とステテコになったところで来たそうです。
その上にコートを羽織って外に出たとおっしゃっていました。
その後、服を着替えて1時間ほど歩いて帰宅されたそうです。
それから、三平さんの婚約の話題で「とくダネ!」に出演されたときのお話。
なぞかけが振られたらどうしようとか、実際は三平さんのなぞかけはどうでしたか?と振られて困ったとか。
面白かったです。

店賃を2年滞納して貧乏長屋に引っ越した男。
家財道具が一切ないので、壁中に紙を貼って絵師に家財道具の絵を描かせる。
そこに近視の泥棒が入って、絵を本物と間違えて盗もうとする。

ものすごく落語らしいお噺で面白かったです。
また別の方でも聞いてみたいと思いました。

続けて 

4.強情灸(15:27~15:40)
お灸をいっぱいすえられて我慢する男の人のお噺だったんですが、
睡魔が襲ってきてよく覚えていません。
すみません。


仲入り(15:40~15:55)

5.阿弥陀池 桂二乗(15:55~16:20)

二乗さん、2度目です。前回は西宮の兵庫県立芸術ホールの2階席からだったので
お顔が良く見えなかったのですが、人懐っこそうなお顔の方だったんですね。
「なんか三三を出せ~。」という雰囲気がしてやりにくいとおっしゃいながら
お噺に入られました。

新聞を読んでいないからと、嘘をつかれた主人公。
そしたら自分もついてやろうといろんな人について周るが…。

前回見たときより上手くなられたような気がします。(←初心者がエラソーにすみません…)
よく噛まれて、トチられてとっても大変そうでした。
でも面白かったです。また見てみたいと思いました。


6.花見小僧(おせつ徳三郎・上)柳家三三(16:20~16:55)

5分ほど「こういう話をするとなんちゃら演芸場の最前列の人はパンフに演目を書かれるんですが
違う噺をするんです。その時の顔がたまりません。」
なんて5分ほどマクラを話されて噺に入られました。

番頭が主人に主人の娘おせつの様子がおかしいと話をする。
どうやら店の徳三郎といい仲らしい。
一緒に花見に言った丁稚を呼び出して話を聞いてくださいと進言。
番頭は襖1枚の隣の部屋で、主人が丁稚に詰問する様子を聞いていると…。

主人と丁稚のやり取りがすごくおもしろかったです。

その後のおせつと徳三郎がどうなったか気になるところです。


パンフのあいさつに書いてあった通り、いろいろ忘れて楽しかったです。

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