むすんで ひらいて

YouTubeの童話朗読と、旅。悲しみの養生。
ひっそり..はかなく..無意識に..あるものを掬っていたい。

通じてるから

2012年02月24日 | こころ
お誘いしていただき、精神科でお仕事をされる看護師さんの講演会に行ってきました。
胸打つ体験談の中でも、とりわけ印象的だったのが、ご自身のお母さまが入院された時のお話でした。

病院から、医学的にはもってあと二、三日。と告げられて、駆けつけた彼女が横たわるお母さまの手を握ると、こん睡状態にも関わらず、確かに握り返される感触があったそうです。

最初はショックを受けたご家族も、お互いに話し合われるうちに状況を受け入れ、心穏やかに回復を祈れるようになりました。
すると3日後、奇跡的に意識が戻り、3週間経つ頃には歩いて退院できるほど元気になられたので、これには、お医者さんたちも驚かれたと言います。

彼女はその体験から、ほんとうの寿命までは、本人や愛する人たちの一瞬一瞬の思いが、
「肯定的なものであれば細胞を生きる方へ向かわせ、ダメかな。と思えば、その通りに反映される」
と、感じられたそうです。


それをうかがって、すべての可能性に言えることだな。と思いました。

今、目の前にある現象がどんなものであっても、意識的に悲観や不安や疑いを抱かずに、負はさらりと見る。
そして、計り知れないルートを通って、ありたいと願うイメージに向かっていることを知り、良いところに注目していれば。
時間はかかっても、現実は、こころの底で「OK~」と認める風景の方へ運ばれていく気がします。

毎日、根気のいる修行ですが、ぽこぽこ浮かんでは消える出来事に、反しゃ的に一喜一憂するのをやめ、今見えていない世界を強くやわらかく信じて、ごきげんで歩きたいな

環境によって人や現実が作られるなら、自分が先に環境を創れるように。
ただ今、そんなことに取り組んでおります。


そういえば最近、気分をさわやかにしたい時に、ネットでハワイから発信されるラジオを聞くようになりました。
今まで20カ国ほど訪れましたが、わたしにとってそこはまだ、憧れをはらむ地。

空気を感じたいせいか、音楽の合間の英会話も、TOEICの試験勉強をしていた頃より自然に入ってきて、コンセントはつながってるみたい


医学や科学だけで説明のつかない、手を握ったら、握り返してくれるが、やさしく整いますように。


                           かうんせりんぐ かふぇ さやん     http://さやん.com/


コメント (2)
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