ミュウタントのブログ

日本国憲法第9条は地球人類の宝、それを改悪するための日本国憲法第96条の改正に反対!

名古屋高裁違憲判決後

2008-06-11 17:32:00 | インポート
 ◎航空自衛隊トップの田母神俊雄・航空幕僚長
 「イラクに派遣中の隊員に与える影響について「私が心境を代弁すれば『そんなの関係ねえ』という状況だ」

 ◎元文部科学相
 「問題のある裁判長で、変な判決だった。3月末で辞め『最後っぺ』(おなら)を出したようなものだ」

 ◎自民党総務会
 「国家の基本にかかわる問題であり、司法の分を超えている」

 どれも変な考えだ。
 自衛隊の隊員がどうであるかということと、判決の指摘した「憲法上許されない」ということはまったくレベルが違うし、そもそもステージが異なる。
 彼らはどうも「意図的に混同」しているようだ。

 自民党総務会の言うのは、日米安保違憲判決(東京地裁伊達判決)を覆した最高裁判決が初めて用いたいわゆる『国事行為』論だ。しかし国権の発動たる戦争はこれを永久に放棄するとうたい、第2項において陸海空軍その他の戦力はこれを保持しないと謳った日本国憲法に明らかに違反していることを止めるのは、違憲立法審査権を持った司法の役目であり、国民には戦争を止める義務がある。

 ともかく、裁判所の判断より自衛隊の心情が優先される国というのは、軍事国家の話。自公政権下の横暴なのだ。
 しかも、宮崎某と自衛隊幹部の裏金問題やもろもろの問題もさめていないのに。

 この国に巣食う金食い虫たちは自分たちの懐は暖かくして、国庫に貯まる公金を好き勝手に使っている。許せない!*(激怒)*