トヨタの臨時工の雇い止めが、減益減産で早まるというニュースが流れています。金融不安で実際経済まで急速に冷却してしまった影響が、いよいよ形をはっきり現して日本に襲い掛かってきました。
1995年、経済連が正社員比率を下げ、臨時雇用、派遣雇用の将来図を描いて見せてから、臨時雇用は、3年を目処に正社員にするという法の網を掻い潜る術を編み出してきたのがトヨタでした。
がんばれば正職員の道がありますということを言います。しかし、経験者であること、戒告などの処分を受けていないこと、無遅刻無欠勤であることなど条件は厳しく、職制も相当きついものになっています。3交代など当たり前の世界、下宿代、光熱費、食費差し引かれて、手に残るのは仕送りができる額ではありません。
2年11ヶ月、あと残すところ1ヶ月のところで雇い止めをやってきたのがトヨタでした。
労働者よ、トヨタの言いなりになるな、御用組合を圧倒的連帯、団結スクラムで突き破ろう!総資本との戦いで圧倒的労働者の力を示そう!