なぜ景気対策法案を提出しないのか

　政府に期待するのは無理なようだ。政局より政策、何よりも景気対策が必要だ、迅速さが要求されるって自分で言っといて、麻生総理は、な～にもしない。
　米国自動車ビッグ３が破綻すれば、シティが飛び、日本経済も大打撃を受けるというのに。株式会社化した第一生命が危ない。

米国ビッグ３のトップの金銭感覚

　米国議会の公聴会に乗り込んだビッグ３のトップたち。なんと自家用ジェットで、ワシントンに乗り込んでいたのだ。
　われわれが倒産したら大変なことになる、公的資金で救ってくれれば、米国経済にとっても多大な利益をもたらすだって。
　トップが大型車ばかり開発させといて、燃費のいい小型車の開発に遅れたばかりに、今日を招いた。
　予想通りビッグ３が倒れれば、シティバンクが危ない。
　日本経済にも影を落とすのは、必死だ。ニューヨーク市場の下げを見て、兜町も沈んだ。

　それにしても、自家用ジェットを手放すということはしないのか。高給を手放さず、助けてくれってふざけんなですが、１社つぶれれば３００万人が路頭に迷うことになるよと恫喝して、公的資金を引き出そうとしているこいつらの頭を勝ち割りたい。

IAEAは日本の核武装を認めるのか

　日本は核開発の意思はない、日本にその恐れはないと査察かいすうを１/5程度に大幅削減すると決めたのは４年前だった。
　核保有能力とは、U235が６０％以上に濃縮された軍用ウランまたは、Pu239が９４％以上に濃縮された軍用プルトニウムを所有し、資材と製造技術を持つことである。日本はすでにすべてを保有する第１級の核疑惑国だと言っていい。
　これを裏付ける原子炉が、高速炉常陽と、もんじゅだ。軍用ウランは、六ヶ所村のウラン濃縮工場が完成し、操業を開始すればいつでも生産できる体制が完成する。
　今高速炉は事故で動いていないが、事故前の生産高、高濃度プルトニウムは、合計で１００キロに及ぶ。小型原爆なら１００発は作れる量がすでにストックされているのだ。
田母神論文の怖さは、実はここにある。自衛隊法なんか関係ねえ、憲法なんか関係ねえ、政府なんか関係ねえ、シビリアンコントロールなんて屁だと思っている連中は、何も自衛隊だけにいるわけではない。
　非核三原則、持たない、持たせない、持ち込ませないと決めて宣言しておきながら、日本政府は、米国に盲従し何度も核兵器を日本に持ち込ませている。日本政府自身が信じられないのだ。
　そして科学者を気取っている奴らの中に、原子力行政に携わっている奴らの中に、日本も核武装すべきだと思う奴らが巣食っているということだ。
　絶対に日本の核武装の扉を開けさせてはならない。六ヶ所村の核廃棄物再処理工場の稼動に反対する！日本を再び地球汚染、地球破壊の元凶にさせてはならない！

景気後退は自分たちが作り出してきたのに

いすゞ自動車、派遣社員ら１４００人全員の契約解除へ(朝日新聞) - goo ニュース
　資本がなりふりかまわない手段で労働者の首を切ろうとしています。簡単なことです。資本の内部留保、役員の報酬を削って、労働者の賃金を回せば、景気は上向きます。
　労働者の団結で総資本と対決するためにゼネラルストライキを提案します。