筑紫さんに続いて、加藤周一さんも鬼籍に入られてしまった。
文学、美術から、政治、文明批評まで幅広い評論活動を展開し、戦後日本を代表する知識人の一人として知られた評論家の加藤周一(かとう・しゅういち)氏が5日死去した。
89歳だった。東大医学部卒でありながら、戦後間もなく文筆活動を開始した。東西の文化に精通、鋭い分析力に基づく優れた著作を残した。日本の文化の特性を指摘した「雑種文化論」は大きな話題を呼んだ。戦後民主主義の論客として、憲法9条の擁護を訴え続けた。
2004年哲学者の鶴見俊輔氏、作家の大江健三郎氏、両氏と共に『9条の会』を立ち上げて、多くの文化人賛同者に呼びかけ、日本国憲法第9条擁護の論陣を張っていた。
ご冥福を祈りたい。
合掌
文学、美術から、政治、文明批評まで幅広い評論活動を展開し、戦後日本を代表する知識人の一人として知られた評論家の加藤周一(かとう・しゅういち)氏が5日死去した。
89歳だった。東大医学部卒でありながら、戦後間もなく文筆活動を開始した。東西の文化に精通、鋭い分析力に基づく優れた著作を残した。日本の文化の特性を指摘した「雑種文化論」は大きな話題を呼んだ。戦後民主主義の論客として、憲法9条の擁護を訴え続けた。
2004年哲学者の鶴見俊輔氏、作家の大江健三郎氏、両氏と共に『9条の会』を立ち上げて、多くの文化人賛同者に呼びかけ、日本国憲法第9条擁護の論陣を張っていた。
ご冥福を祈りたい。
合掌