ミュウタントのブログ

日本国憲法第9条は地球人類の宝、それを改悪するための日本国憲法第96条の改正に反対!

DAYS JAPAN 広川隆一さんからのメールです

2009-01-18 08:24:00 | インポート
メディアのガザ報道の嘘

  広河隆一・DAYS JAPANを応援くださる皆さまへ
(BCCでお送りします。重複失礼いたします。)

  寒い毎日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
 先日の1月8日の「NAKBA アーカイブス版完成報告・試写会」には370人という超満員の来場者となりました。

  今、大手メディアにおけるガザの空爆報道は非常に偏っています。
 あまりのひどさに各報道機関へFAXを送りました。
 送った内容をそのままブログに載せたところ、大変な反響を呼び、ブログのヒット数が急速に増えています。
 今ではさまざまなところでこの記事について意見交換が行われています。

  まずはこの記事を読んで、広めていただければ幸いです。

「メディアとガザ報道」
  http://daysjapanblog.seesaa.net/article/112508511.html

> DAYS JAPANの今後のイベントにご注目ください。
       広河隆一


パレスチナ情報

2009-01-18 04:39:00 | インポート
ガザ攻撃によるパレスチナ人の死者はついに1000人を超えました。負傷者は
5000人に近づいています。その多くは、手足を吹き飛ばされたり、全身に砲弾の破片を浴びたりしている重傷者です。

  数字の魔力は、想像力をマヒさせます。殺された人、ひとりひとりにその人生があったということを忘れさせます。両親が居て、兄弟姉妹があり、友人がいたということを。
  日本の新聞も、連日の紙面でガザ攻撃のことを詳しく報道しています。邦字各紙をていねいに読むだけでも、いま何が起きているか、かなりのことを知ることができます。ただ、気になるのが、ハマースの枕詞としてつかわれる「イスラム原理主義組織」とか「イスラム過激派」という表現です。
 それなら、イスラエルの前になぜ、「ユダヤ教原理主義国家」「ユダヤ人至上主義国家」とか「過激派国家」という形容詞を付けないのか。このような批判があっても不思議ではありません。
  事情に詳しくない読者が多いわけですから、「イスラエル」は知っていても「ハマス」は知らなかった人が少なくない。だから、「ハマス」にはなんらかの形容詞を付けたほうがわかりやすいのは確かでしょう。しかし、偏見を助長するような形容詞は避けるべきです。とくに「イスラム過激派」はやめていただきたい。
  各紙編集責任者の皆さん、もう少し妥当な形容詞を考えてください。たとえば、TBSテレビのニュース番組では、「対イスラエル強硬派」を使っています。
  ■■イスラエル軍、ガザ市街地締め付け ■■
>  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
>
 イスラエル軍は、15日、ガザ市に向け、ガザ地区攻撃開始以来もっとも激しい砲撃を浴びせた。逃げ場を失った人口密集地で砲弾が炸裂、戦車から発射される機関銃音が響いた。戦闘は、テル・アル・ハワ地区に集中、住民の一部は徒歩で逃亡、一部は息をひそめている。戦車隊は同地区の国連本部がある中心部へ向け圧力を強めている。
  空軍は、14日夜から15日早朝にかけ、ラファハのモスクを含む約70の目標を攻撃。軍当局は、モスクにはハマースがロケットなどを貯蔵しているとしている。
  ハマースのガザ政府保健省によると、15日朝までに少なくともパレスチナ人1024人が殺された。
>
 ガザ地区からイスラエル南部へは、15日、ロケット14発が発射されたという。
 14日カイロ入りしたバン・キムン国連事務総長は、15日、イスラエル側の指導者と会談を予定。14日、エジプトと協議したハマースの代表は、原則的にエジプト調停案に合意したという。
(15日のHaaretzによると、エジプト案は、イスラエル軍の停戦と撤退を謳っているが、ガザ地区封鎖解除の時期をその後の交渉に委ねており、ハマースにとっては、きわめて不利な内容。イスラエル指導部内では、アメリカの大統領が交代する20日以前、戦況が有利なこの時期に停戦すべきとの意見が強まっているという。)
  15日のBBCによると、イスラエル軍が制圧したいくつかの地域で、避難しようとする子どもや女性を含む非武装の市民に対し、イスラエル兵が意図的に射撃、死傷者を出している。BBC記者や人権団体「ベツェレム」が電話などで聴いた証言では、15日、ガザ地区南東部のフーザ村で75人の村民のうち4人が殺されたほか、類似のケースが報告されているという。(詳しくは、 "Israelis' shot at fleeing Gazans"
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7828536.stm)
>
> (以上、Reuters, BBC, Haaretz)

――「自由ガザ運動」の救援船を攻撃――

 ガザ地区封鎖に抗議する国際人道団体「自由ガザ運動」(本部=アメリカ)は、15日、イスラエル海軍が救援船を妨害、危険にさらしたとの記者発表をおこなった。
 これによると、「自由ガザ運動」は、医療資材が払底しているガザ地区の医療機関に約1トンの医薬品を届けるため、"Spirit of Humanity" 号を14日キプロスを出港させた。15日午前1時(グリニッジ標準時)にガザ海岸から100マイルのところで、5隻のイスラエル海軍艇に取り囲まれ、銃砲撃の脅しを受けて引き返したという。
「自由ガザ運動」によれば、この船には、医師、ジャーナリスト、人権活動家らが乗り組み、事前にキプロス当局に乗船名簿を提出、船内捜索のうえ出港許可を得ていた。公海上でのこのような脅迫と妨害は、国際海洋法違反だと、「自由ガザ」は抗議。
 同グループのガザ救援船は、12月30日にも、イスラエル海軍に阻止されている。
(1/15 Free Gaza 詳しは http://www.freegaza.org/en/home/688-israel-threatens-to-shoot-unarmed-civilians-aboard-mercy-ship)

《注》記事の文末(カッコ)内は、主たるニュース源です。各記事は、必ずしも、それらの全訳や部分訳ではありません。

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15日からのパレスチナ情勢をアップします

2009-01-18 02:06:00 | インポート
パレスチナ子どものキャンペーンです。
>
> 市街戦が始まっています。
>
> ガザからの緊急の声を一人でも多くの人に伝えてください。


ガザ 1月15日16:30(日本時間23:30)
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500メートル先に戦車が・・・
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 国連の本部が攻撃されました。今、私の家族と一緒に家にいますが、家から500mのところにイスラエル軍の戦車がいて外にでることができません。これまでで最悪の日です。

彼らはテル・アル・ハワ地区に侵入し、次に小麦が保管されていたUNRWA(国連)本部を攻撃して火事が起こしました。テル・アル・ハワ地区の人々は、女性も子どもも通りに出て逃げ出しました。この地域は人口密集した住宅地です。男たちが集められ、建物が取り上げられて火がつけられました。あらゆる方向から爆撃と砲火を浴びせ、アブダビのジャーナリスト2人が負傷し、1人は重傷です。
  今、新たな空爆が始まりました。(爆発音)
イスラエルは状況をどんどんエスカレートさせています。今、人々は家を離れてあちこちに動き回っています。あらゆる方向から攻撃を受けているので、どこにも行けず、人々はただ動き回るだけです。いろいろな地域が攻撃を受けています。
  そのような地域から人々は逃げ出しています。
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  人々が逃げまどっている
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  昨夜は朝まで恐ろしい時を過ごしました。銃撃が連続しています。
(また爆発音を飛翔体の飛行音)
  多くの人々が残骸の下敷きになっています。パレスチナ赤新月社が運営しているアル・クッズ病院も攻撃を受けました。ここには500人のパレスチナ人が避難しています。この病院もテル・アル・ハワ地区にあります。病院も救急車も民間防衛局も消防署も、全てが攻撃されています。多くが負傷したり死んだりしています。
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 石油の備蓄も小麦もなくなった
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多くの人がただ逃げ回っています。今日の午後は多くの人がただ毛布やかばんだけを持って攻撃された地域からこちらに逃げてきています。テル・アル・ハワ地区の人々は国連本部に逃げ込んでいましたが、そこも攻撃されました。イスラエルは攻撃してUNRWA職員と避難民の3人が負傷しました。ここにはUNRWA本部のオフィスと倉庫がありました。
  大きな問題は、この施設には石油が備蓄されていたことです。石油やガスの備蓄が破壊されたのは破局的です。これらの燃料は病院や井戸から水をくみ上げる施設に供給されていました。ガソリンや燃料はUNRWAだけにしかなかったのです。
 石油は攻撃目標になった二つのものの一つです。もう一つは小麦粉でした。もうガザには小麦も石油もありません。

  空爆は無差別で、攻撃はあらゆる方角に向けられています。ただ殺すだけです。

 皆さんによろしく。

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  アムジャッドさんと電話がつながり、話を聞ことができました。
  彼には、小さな娘が二人います。子どもたちはどんな思いでいるのでしょうか。
 電話で話をすることしかできない自分がとても辛いです。
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