ミュウタントのブログ

日本国憲法第9条は地球人類の宝、それを改悪するための日本国憲法第96条の改正に反対!

パレスチナ子どもキャンペーンから

2009-01-21 22:41:00 | インポート
パレスチナ子どものキャンペーンです。

3週間の死者1300人、その32%が子ども
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 イスラエルとハマスがそれぞれ一方的な停戦宣言をして、ほぼ1日たちました。
 いまのところ停戦は続いていて、人々がようやく動きだしましたが、ガザでは誰もがこの「停戦」を懐疑的にみています。
 破壊の全貌が見えてきました。昨日のOCHA(国連人道支援調整室)の報告書によれば、12月27日からの死者の総数は、1300人に上っています。
 そのうち410人が子ども、104人が女性です。また、負傷者は5300人で、1855人が子ども、795人が女性です。同じ期間、イスラエル側の死者は、兵士9人、民間人4人、負傷者84人。
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 10万人が家を失い、5万人が避難所生活
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 ガザ市のアムジャッドさんに、18日(現地昼)に聞きました。
「10万人が家を失い、5万人が国連の学校へ避難し、数万人が親戚の家に身を寄せている。食料や燃料、電気などは相変わらず届かず、国連は50万人が水道にアクセスできていないといっている。
 ガザでは、人口を養うために1日にトラック500台分の物資が必要なのに、いまだに10分の1程度しか搬入されていないし、配給も進んでいない。
 また、停戦になって多くの人が自分の家の様子を見に行って、破壊のあまりの酷さに、パニックになっている。砲撃だけでなく、地上軍による見境のない破壊も目立つ。
 イスラエル軍の撤退して、ようやく医療チームが入れた地域では、数多くの遺体や負傷者が新たに発見された。ガザでは大人も子どもみながショックを受け、サポートが必要だ」
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 ガザの問題は終わっていない!
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 この3週間、ただただ多くの生命が奪われガザは破壊されました。
 アメリカ大統領就任式やイスラエルの選挙などを間近に控えて、ようやく「停戦」になったとはいえ、これはいつ壊れるか分からない砂上の楼閣のようなものです。
 市民が安心して生活できる、また、救援活動が有効になるよう真の意味での停戦の実現に向けて、国際社会の監視が必要です。
 そして、封鎖解除や占領の終結などパレスチナ問題の政治的な解決が達成されない限り、今後も破壊と殺戮が繰り返され、人々の生命が奪われ続ける危険性は少しも減っていません。

「ガザの問題は終わっていないし、むしろこれからだ!」と、声を大にします。
 パレスチナ子どものキャンペーンでは、引き続き、「ガザのいのちを守ろう!」
「ガザのことを日本中に知らせよう!」を掲げて、現地での救援活動を続けます。

「アトファルナろう学校」や「ナワール子どもセンター」を中心に、地域の子どもたち、障がい者の方たちへの心理サポートを、できるだけ早く開始します。
 レバノンやジェニンでのこれまでの当会の経験を生かします。
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 封鎖解除を国際世論に
> =========  戦争によって、封鎖がいかに非人道的なものか、国際社会にも分かってきました。
 攻撃を受けた市民の逃げ場がない、救援物資さえ届かないのは封鎖が原因です。
 引き続き、「ガザ封鎖解除を求める署名」を続けています。
 現在ネット上だけで4700人を超えました。)
 ネットからの署名は、http://www.shomei.tv/project-433.html

 署名用紙は当会ホームページからダウンロードしてください。
http://ccp-ngo.jp/

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ご協力のお願い
> =========
*「ガザのいのちを守りたい」という絵ハガキセットを作りました。
 アトファルナろう学校の子どもたちの写真や絵画、ナワール子どもセンターの写真、ガザの風景など、ガザの人と生活に思いを馳せる短い説明もついています。
 また、差出人が短いメッセージを書けるようになっています。
 5枚1組で1000円(送料込み)売り上げはガザへの救援資金となります。
 郵便振替用紙に希望の組数と「ハガキ希望」と書いてお送りください。
 お名前とご住所をお忘れなく。

 郵便振替口座:00160-7-177367   パレスチナ子どものキャンペーン
>
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
> *「ガザのことを日本中に知らせてください」
>
> 友人知人に、あらためてガザのことを伝えてください。
> 上記のハガキを出していただくことでも、あなたのメッセージは伝わります。
>
> メディアや議員などにも、あなたのメッセージを伝えて、世論を作りましょう。
>
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
> *救援募金を受け付けています
>
> ★郵便振替:加入者名 パレスチナ子供のキャンペーン
>       口座番号 00160-7-177367
>
> ★銀行振込み:みずほ銀行 高田馬場支店 普通8030448
>        パレスチナ子どものキャンペーン
> (銀行振込みの場合、領収書が必要な方は、住所とお名前をお知らせください)
>
> ★クレジットカードとクリック募金:イーココロ!
>   http://www.ekokoro.jp/urgency/urg-1.html
>    (封鎖解除の「署名TV」の姉妹サイト)
>
> ★クレジットカード:オンライン寄付サイト「Give One}
> http://www.giveone.net/cp/pg/TopPage.aspx
>
> **************************************************
> 特定非営利活動法人 パレスチナ子どものキャンペーン
> Campaign for the Children of Palestine(CCP)
> 〒171-0031 東京都豊島区目白3-4-5 アビタメジロ603
> Tel:03-3953-1393 Fax:03-3953-1394
> Email: ccp@bd.mbn.or.jp
> URL: http://ccp-ngo.jp/
>
>



今のところ停戦中

2009-01-21 22:29:00 | インポート
■□ ニュース速報 □■
┗━━━━━━━┛
 停戦は一応守られているようです。この直後、EU諸国の6首脳は、エジプトでムバーラク大統領とパレスチナ自治政府のアッバース大統領と協議、つづいてイスラエルを訪問してオルメルト首相と会談しました。19日のHaaretzによると、6人のヨーロッパ政治指導者は、誰一人、イスラエルによるガザ地区攻撃を非難しなかったそうです。むしろ、彼らは、ハマースによる武器密輸阻止こそが肝心だとして、そのためヨーロッパの部隊や技術を提供すると申し出ました。イタリアのベルルスコーニ首相は、「ハマースを初めてテロリストのリストに載せたのは、この私だ」と自慢したといいます。この報道の通りだとすれば、おどろくほかありません。1300人以上のパレスチナ人
を殺し、自国民13人が殺されたイスラエルのほうが、「被害者」だというのです。
「ユダヤ国家」を名乗るイスラエルでは、現在、非ヨーロッパ系の人口が過半数を占めます。しかし、この国をつくった主力は、ヨーロッパからの移民です。EU諸国の指導者にとって、イスラエル・ユダヤ人は「ヨーロッパ人」と映るのでしょう。ヨーロッパ人の命は、パレスチナ人の100倍以上に重いということなのでしょうか。
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
◆◆ イスラエル軍、一部撤退開始 ◆◆
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛

 18日までにイスラエルとハマースがそれぞれ「停戦」を宣言したのち、大規模な衝突は伝えられておらず、ガザ地区に侵攻していたイスラエル軍部隊の一部は撤退を始めた。
 12月27日以来のガザ攻撃で、パレスチナ人は1300人以上が死亡、5000人以上が負傷した。パレスチナ筋によると、ガザ地区の住宅約4000棟が全壊、さらに約2万棟が大規模な損傷を被った。破壊されたインフラの再建には最低16億ドルと推定される。
 オルメルト首相は、19日、EU諸国首脳との会談で、「ガザ地区に長く軍を留めることは望まない。できるだけ早く撤退する」と語った。
 イスラエルの複数の当局者(匿名)は、Haaretzの取材に対し、イスラエル軍が、アメリカのオバマ大統領就任式までに、部隊を完全に撤退させるだろうと語った。しかし、イスラエル政府は、軍撤退の時間割を示さない見込み。
 一方、イスラエルのアヴィ・ディヒテル内相は、イスラエル・ラジオの取材に対し、ハマースなどが武器密輸を再開すればイスラエル領土への侵害・攻撃とみなし、それなりの対応をとると武装攻撃再開の選択肢を示唆した。
 ロイターによると、イスラエル世論の多数派は、今回の作戦を「勝利」として歓迎している。
 ガザ政権のハニヤ首相は、ハマースのテレビを通じて演説、「敵は目的達成に失敗した。神はパレスチナ人民を護った」と強調した。
12月27日以来初めてエレツ検問所からのガザ地区入りを認められたBBC記者は、北部のバイト・ラヒヤの模様について、「街路は戦車や重い軍用車でボコボコになり、ひっくり返されたクルマが置き去り、路上には未処理の下水があふれ、モスクは黒く焼けだだれている」と報告している。
> (1/19 Reuters, BBC, Haaretz など)

―EU首脳、「戦後処理」で協力表明――

 フランスのサルコジ大統領、イギリスのブラウン首相らEUの6首脳は、停戦成立直後の18日、エジプトのシャルム・アッシャイクで同国のムバーラク大統領、パレスチナ自治政府のアッバース大統領と会談。つづいてエルサレムを訪問、オルメルト首相らと会談した。
 他の4人は、メルケル(ドイツ)、ベルルスコーニ(イタリア)、ザパテロ(イタリア)、ミレク・トポラネク(チェコ)の各首相。
  EU首脳らは、ハマースの武器密輸再開を阻止するため、共同で軍部隊や技術を提供すると申し出た。
  多数のガザ地区住民が犠牲になったことについて、オルメルト首相は「彼らや彼らの子どもたちを傷つけたかったわけではない。彼らはハマースの犠牲者だ」と述べたが、誰一人、この件でイスラエルを非難しなかった。
> (1/19 Haaretz)

 サルコジ大統領は、「ロケット攻撃が停まったら、イスラエル軍は速やかにガザを撤退すべきだ」と語った。
 ブラウン首相は、ガザ地区救援のため3000万ポンドの緊急援助を提供する計画を提示、また、「イスラエルは、救援物資と人道支援要員のガザ地区入りを全面的に認めねばならない」と述べた。
 バラク・オバマ次期アメリカ大統領の広報担当者は、停戦を歓迎すると語った。(1/19 Reuters, BBC, Haaretz)
<注1> 07年6月、ハニヤ氏はアッバース大統領によって首相を解任され、ファイヤド氏が首相に任命されました。また、アッバース大統領の任期は、今年1月9日までとなっています。法的には、3氏の地位とも問題をかかえています。しかし、パレスチナ自治政府は事実上分裂しており、アッバース氏は、10日以降も大統領としての権限を行使しています。このため、引き続き、ハニヤ氏、ファイヤド氏にはいずれも「首相」、アッバース氏には「大統領」のタイトルを付すことにします。

<注2> 各ニュース記事末尾の(カッコ)内は、その主なニュース源です。 必ずしも、元の記事の翻訳や抄訳ではありません。とくに断らない限り、Webサイト上の情報です。
>
>
> ***************
> ガザ攻撃関係、国内企画  
> ***************
■■緊急講演会「ガザで何が起きたのか」■■

 この「戦争」はなぜ起されたのか。イスラエルの狙いは何だったのか。ガザ地区を実効支配するハマース政権とは何か。また、アメリカはなぜイスラエルのガザ攻撃を擁護したのか。ブッシュからオバマへの政権交代で、アメリカの中東政策は変わるのか。その結果、パレスチナ=イスラエル紛争解決の道は開かれるのか。今回の事件に関するマスコミの報道姿勢に問題はなかったのか。

◆ 日時: 1月22日(木)午後5時~8時
> ◆ 場所: 法政大学多摩キャンパス社会学部棟402号教室
◆ 主催: 本学教員有志
> ◆ 司会: 岡野内 正(社会学部教授)
> ◆ 講師: 奈良本英佑(経済学部教授)
>   「ガザ攻撃の背景――パレスチナ問題とは何か」
 小田切 拓(ジャーナリスト)
「ガザで何が起きたのか」
> ◆ 資料代: 学生は無料、教職員と一般の方(800円)

> ......................................................
>
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とりあえず停戦

2009-01-21 18:46:00 | インポート
ハマース側も停戦を宣言し、とりあえず、大規模な攻撃はおさまった模様です。
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◆◆ ハマースも停戦を宣言 ◆◆
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18日、イスラエル軍の停戦発効(現地時間2AM)から数時間後、ハマースも停戦を宣言した。カイロに派遣されているハマース代表、アイマン・ターハ氏は、1週間以内のイスラエル軍完全撤退を条件に停戦すると言明、改めてガザ地区に通じるすべての検問所の開放、食糧など必要な物資の搬入を認めるよう要求した。
 これより先、イスラエル首相報道官マーク・レゲヴ氏は、イスラエル軍撤退の時間表はないと語っている。
 国際人道団体「オクスファム・インタナショナル」のジェレミー・ホッブス理事は、一応停戦を歓迎しながらも、「イスラエルとハマースの交渉に基づく長期的な停戦が成立し、完全に順守されること。そして、ロケット弾発射の停止とイスラエル軍の完全撤退が不可欠」との声明を発表した。
  パレスチナ筋によると、12月27日のイスラエル軍による攻撃開始以来、18日までに、少なくともパレスチナ人1300人が殺され、5000人以上が負傷した。
 オルメルト首相ら政府首脳は、ガザ地区での作戦が、パレスチナ側に多数の死傷者を出し、エジプトとの地下トンネルの多くを破壊したことを「成功だった」としている。しかし、シン・ベト(イスラエルの情報機関)のユヴァル・ディスキン長官は、ハマースが数カ月以内に地下トンネルからの武器密輸を再開するだろうと、閣議で警告した。
 一方、ハマースやその他の諸党派は、パレスチナ側がイスラエル軍の猛攻をしのぎ、その意図を挫折させたとしている。(1/18 BBC、Reuters、Haaretz、Maan Newsなど)
――病院の500人が避難――

 18日、PRCS(パレスチナ赤新月社)から届いたレポートによると、15日のイスラエル軍による攻撃で、ガザ市にある同社の医療施設「アン・ヌール医療センター」攻撃により、同施設は使用不能となった。(内容の一部は既報)
  同センターは、アル・クッズ病院、救急部門、倉庫、事務所などからなる複合施設。15日午後10時半ごろ、イスラエル軍による2度目の砲撃をうけ、患者や医療スタッフ500人が近くのシファー病院へ避難した。白リン弾様のものが使われたという。
 これより先、同日朝、イスラエル軍はPRCSの倉庫などを砲撃、医療・救護資材などすべてが灰になり、建物も損壊したという。

 パレスチナ保健省によると、今回のガザ攻撃で、16日朝までに医療従事者13人が殺され、24人が負傷している。
> (PRCS "Gaza Situation Updates" 1/15 9am to 1/16 9am)
>
> <注1> 07年6月、ハニヤ氏はアッバース大統領によって首相を解任され、ファイヤド氏が首相に任命されました。また、アッバース大統領の任期は、今年1月9日までとなっています。法的には、3氏の地位とも問題をかかえています。しかし、パレスチナ自治政府は事実上分裂しており、アッバース氏は、10日以降も大統領としての権限を行使しています。このため、引き続き、ハニヤ氏、ファイヤド氏にはいずれも「首相」、アッバース氏には「大統領」のタイトルを付すことにします。

> <注2> 各ニュース記事末尾の(カッコ)内は、その主なニュース源です。
> 必ずしも、元の記事の翻訳や抄訳ではありません。とくに断らない限り、
> Webサイト上の情報です。)


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