b-mobil不通につき暫くブログアップしてなかったけ書き溜めていた記事を一気にアップしました。
過去分の写真もつけました。
5月24日 AM7時30分 大分マリンピアむさし出港。
コンサルをお願いしている馬場さん気象情報は24日~26日迄、南西の風が12m~15mと強く出港見合わせるアドバイスがあったが今回はテスト航海、良い日ばかりを選んでいてはテスト航海にならない事と風が横~追ってとフリーなので思い切って出港する。
30マイル先の佐多岬近くでは予想通り15m位に吹上がり縮帆するのにも大変であった。
24日夕方の馬場コンサルアドバイスは太平洋はうねりが高くワイルドジャイブの危険があるから四国の何処かの港に入った方が良いとの事で、四国の途中の港に緊急避難を検討するが、大きな港は土佐清水港位であったが入港予定時間が7時過ぎと暗くなる事と室戸迄の港湾案内誌持っていないのでそのまま室戸港迄行く事にする。
ところが黒潮の影響で実感より3~4ノット速く8ノット~10ノットで走り、室戸港にはAM4時前に着いてしまいそのまま勝浦迄 走る事に変更。
足摺岬手前から太平洋のうねりは凄く4m~6m位はあろうか? 近くを通る大型船も波間に消えてしまう。
このローリングでデジカメが落下して運悪くギャレー下のビルジに落ち壊れ沖縄の写真は水没。
25日の夕方の馬場コンサルアドバイスは26日午後から熊野灘、伊勢志摩辺りで風が北西に変り機走でも走れないから五ヶ所辺りでの帰港する様にとの事であったが、船は追い風と黒潮で順調に8ノット~9ノットで走っている。
伊勢志摩辺りなら入港した港は沢山あり、状況を見てセーリングする事に、、、
気象予測通り紀伊長島沖位から風が北西と横になりうねりも加わってローリングが激しく又、潮の岬からは本船航路に入った為か前から後ろから行き交う本船が多い。
レーダーで1.5マイル以内に船か島が現れたら警報が鳴るようにセットしたら絶えず警報音がなり、徹夜二日目であったが仮眠も出来ない。
(仮眠はハーネス&オイルスキン(合羽)を着てコクピットでキャビンにもたれてとる。)
友人の木村さんも気象情報送ってくれて無理しないようにとアドバイスをくれたが、本船航路を外したら、、、のアドバイスは私の発想に無かったので妙に納得、遠回りではあるが熊野灘岸寄りに変更すると本船は激減するがうねりが高く安心して眠れないのは同じであった。
大王崎沖からはやはり予測通り北西になり真上りで機走とメイン2ポイントリーフで辛うじて3ノットが精一杯、これが伊良子水道迄続く。
この行程の最大風速は14mで平均すると10m位で黒潮で稼いだスピードをかなり失う。
26日PM1時半に無事、ラグナマリーナに帰港する。
大分から蒲郡迄 358マイル(650Km)を2日と7時間で走りきる。
平均6,5ノット(12km/時速)であった。
今回、改めて馬場気象コンサルの予測の正確さに関心する。
操船しているとその時の走りに満足して次の事象が起きてから対処する事が多いが、事前に風向きの変化や強さが分かっていると、その時ベストでは駄目で場合によっては機帆走で7ノットにして強風対策をするとか、風の穏やかなうちに最適避難港情報をGPSにインプットするとか早く目に対処出来たので大変ではあったけど辛くは無い航海でした。
<良かった点>
1、冷却水ホース取替え、オイル漏れ、瀬戸内海のナビゲーション、2昼夜に渡るクルージ ング対応力に少し自身が持てた。
2、勝浦の遠洋船員鈴木さん、南太平洋航海船ハラミタ、大分の風来末(浅井オーナー) 等、皆さんの体験談、アドバイスを聞けた事。
<反省点>
1、航海計画がズサンで必要な海図、港湾案内誌、潮流、海の駅電話番号、気象情報等の情 報が無く宮坂さん、木村さん、中村さん、馬場海洋コンサルのサポートが非常に助かり ました。
2、必要な情報はインターネットで必要な時に考えていたが準備したB-mobilはローカルな 漁港では殆ど繋がらず、
又繋がるのに非常に時間が掛かりやはり事前の準備が大切と痛感。
3、テスト航海の目的の一つであるウィンドベーンは殆どテスト出来ず。
理由は大きなうねりや強風時はウィンドベーンには頼れず、又 港湾では舵取りのハン ドリング性能を著しく悪くしてしまう為小さな港では反って邪魔になる危険をはらんで 居る。
4、航海中の停泊場所の待ち合わせはリスクが高い!
ヨットは風まかせ少なくても2週間以上停泊している場所で無いと待ち合わせは無理を 実感
(今回は沖縄で待ち合わせであったが結果的に友人に迷惑を掛け、自分も割高。)
※準備期間は6月一杯の1ヶ月、これまではハード的なものが重点であったが上記反省を踏 まえてソフト面の準備の大切さを感じています。
※景虎の位置情報をブログ左下のブックマークに登録しました。
太平洋の何処を走っているのか確認頂けます。
<今後の整備項目>
1、ビミニトップ取付けと水収集用帆布製作
2、ウィンドベーン操作習得
3、ウィンチ清掃
4、エンジンオイル&ギアオイル交換
5、1年間の航海計画と必要チャート、連絡先等の情報収集
6、食料計画と調達、積み込み、プロパン、カセットコンロ、冷凍庫
7、入出国手配準備
8、保険の手配
9、予備のパソコン手配と必要ソフトインストール
10、海外預金口座開設、資金計画
<今後のスケジュール>
6月12日(土)ラグナマリーナ総会 WV&航海予定挨拶
6月13日(日)家族、親戚 壮行会
6月18日(金)名市工 壮行会
6月24日(木)41会 壮行会
7月 3日(土)ラグナマリーナ出航
7月10日(土)夢の島マリーナ出航
8月末~9月中旬 バンクーバー入国 約1ヶ月滞在
9月末 サンフランシスコ向け出港
過去分の写真もつけました。
5月24日 AM7時30分 大分マリンピアむさし出港。
コンサルをお願いしている馬場さん気象情報は24日~26日迄、南西の風が12m~15mと強く出港見合わせるアドバイスがあったが今回はテスト航海、良い日ばかりを選んでいてはテスト航海にならない事と風が横~追ってとフリーなので思い切って出港する。
30マイル先の佐多岬近くでは予想通り15m位に吹上がり縮帆するのにも大変であった。
24日夕方の馬場コンサルアドバイスは太平洋はうねりが高くワイルドジャイブの危険があるから四国の何処かの港に入った方が良いとの事で、四国の途中の港に緊急避難を検討するが、大きな港は土佐清水港位であったが入港予定時間が7時過ぎと暗くなる事と室戸迄の港湾案内誌持っていないのでそのまま室戸港迄行く事にする。
ところが黒潮の影響で実感より3~4ノット速く8ノット~10ノットで走り、室戸港にはAM4時前に着いてしまいそのまま勝浦迄 走る事に変更。
足摺岬手前から太平洋のうねりは凄く4m~6m位はあろうか? 近くを通る大型船も波間に消えてしまう。
このローリングでデジカメが落下して運悪くギャレー下のビルジに落ち壊れ沖縄の写真は水没。
25日の夕方の馬場コンサルアドバイスは26日午後から熊野灘、伊勢志摩辺りで風が北西に変り機走でも走れないから五ヶ所辺りでの帰港する様にとの事であったが、船は追い風と黒潮で順調に8ノット~9ノットで走っている。
伊勢志摩辺りなら入港した港は沢山あり、状況を見てセーリングする事に、、、
気象予測通り紀伊長島沖位から風が北西と横になりうねりも加わってローリングが激しく又、潮の岬からは本船航路に入った為か前から後ろから行き交う本船が多い。
レーダーで1.5マイル以内に船か島が現れたら警報が鳴るようにセットしたら絶えず警報音がなり、徹夜二日目であったが仮眠も出来ない。
(仮眠はハーネス&オイルスキン(合羽)を着てコクピットでキャビンにもたれてとる。)
友人の木村さんも気象情報送ってくれて無理しないようにとアドバイスをくれたが、本船航路を外したら、、、のアドバイスは私の発想に無かったので妙に納得、遠回りではあるが熊野灘岸寄りに変更すると本船は激減するがうねりが高く安心して眠れないのは同じであった。
大王崎沖からはやはり予測通り北西になり真上りで機走とメイン2ポイントリーフで辛うじて3ノットが精一杯、これが伊良子水道迄続く。
この行程の最大風速は14mで平均すると10m位で黒潮で稼いだスピードをかなり失う。
26日PM1時半に無事、ラグナマリーナに帰港する。
大分から蒲郡迄 358マイル(650Km)を2日と7時間で走りきる。
平均6,5ノット(12km/時速)であった。
今回、改めて馬場気象コンサルの予測の正確さに関心する。
操船しているとその時の走りに満足して次の事象が起きてから対処する事が多いが、事前に風向きの変化や強さが分かっていると、その時ベストでは駄目で場合によっては機帆走で7ノットにして強風対策をするとか、風の穏やかなうちに最適避難港情報をGPSにインプットするとか早く目に対処出来たので大変ではあったけど辛くは無い航海でした。
<良かった点>
1、冷却水ホース取替え、オイル漏れ、瀬戸内海のナビゲーション、2昼夜に渡るクルージ ング対応力に少し自身が持てた。
2、勝浦の遠洋船員鈴木さん、南太平洋航海船ハラミタ、大分の風来末(浅井オーナー) 等、皆さんの体験談、アドバイスを聞けた事。
<反省点>
1、航海計画がズサンで必要な海図、港湾案内誌、潮流、海の駅電話番号、気象情報等の情 報が無く宮坂さん、木村さん、中村さん、馬場海洋コンサルのサポートが非常に助かり ました。
2、必要な情報はインターネットで必要な時に考えていたが準備したB-mobilはローカルな 漁港では殆ど繋がらず、
又繋がるのに非常に時間が掛かりやはり事前の準備が大切と痛感。
3、テスト航海の目的の一つであるウィンドベーンは殆どテスト出来ず。
理由は大きなうねりや強風時はウィンドベーンには頼れず、又 港湾では舵取りのハン ドリング性能を著しく悪くしてしまう為小さな港では反って邪魔になる危険をはらんで 居る。
4、航海中の停泊場所の待ち合わせはリスクが高い!
ヨットは風まかせ少なくても2週間以上停泊している場所で無いと待ち合わせは無理を 実感
(今回は沖縄で待ち合わせであったが結果的に友人に迷惑を掛け、自分も割高。)
※準備期間は6月一杯の1ヶ月、これまではハード的なものが重点であったが上記反省を踏 まえてソフト面の準備の大切さを感じています。
※景虎の位置情報をブログ左下のブックマークに登録しました。
太平洋の何処を走っているのか確認頂けます。
<今後の整備項目>
1、ビミニトップ取付けと水収集用帆布製作
2、ウィンドベーン操作習得
3、ウィンチ清掃
4、エンジンオイル&ギアオイル交換
5、1年間の航海計画と必要チャート、連絡先等の情報収集
6、食料計画と調達、積み込み、プロパン、カセットコンロ、冷凍庫
7、入出国手配準備
8、保険の手配
9、予備のパソコン手配と必要ソフトインストール
10、海外預金口座開設、資金計画
<今後のスケジュール>
6月12日(土)ラグナマリーナ総会 WV&航海予定挨拶
6月13日(日)家族、親戚 壮行会
6月18日(金)名市工 壮行会
6月24日(木)41会 壮行会
7月 3日(土)ラグナマリーナ出航
7月10日(土)夢の島マリーナ出航
8月末~9月中旬 バンクーバー入国 約1ヶ月滞在
9月末 サンフランシスコ向け出港