渡り鳥の休息地

社会人アマチュアギター弾きNa-Neの頭ん中。
滞る割に突如アップする不定期ぶり。
北極星を見失って漂流中。

下半期のマイヒット

2018-08-23 | 
今年は機材類もだいぶ買って更にはエレキ
ベースも手に入れたので、もう当分買う
ものはないだろう、と平穏な夏で終わる
予定でした。

…あの日までは(笑)。


スマホを家に置いたまま旅に出たり、
店の買い物カゴを持ったまま横断歩道を
渡ろうとしたり、複合商業施設で散々
悩んだ結果買うのをやめたはずの商品を
持ったまま他の店で買い物をしようと
したり(危ねぇ)、今年の夏は暑過ぎて
ボケレベルがハンパないって。

そんな風にお盆が過ぎてボンヤリ度合い
に更に磨きがかかり、いつもならしっかり
追いかけていてもいいはずの情報を
うっかり見逃していた8月22日の夜。

ギター仲間からのたわいもないLINEの
トークで発覚。

兼ねてから仲間内で人気のあった、
TUBEのギタリスト、春畑道哉さんの
フェンダーのストラトキャスターの
シグネイチャーモデルの三号機を基に
した、新たなシグネイチャーモデルが
より手にし易い価格でまさにその日
予約受付開始されたって?!

前回リリースされた青い三号機は、2本
買ったら中古車が買えちゃうぐらいの
お値段で、しかも限定50本。
入手のハードルが高過ぎて諦めたものの、
憧れる想いはずっと残っていました。
(もし自腹で買えたとしても、この価格を
知られたら同居の親にクーリングオフ
されてしまう可能性があると思い、つい
遠慮してしまいました…。
大学入学直前、ノーブランドの激安ギター
を買ったつもりがクーリングオフされた
経験あり。)

でも今回は、当時と比べたらかなり魅力的
なお値段。

そう知ってしまったらもう前回の虚しさ
を味わいたくないので(ボディカラーや
基本的な仕様が、春さん以前にそもそも
自分好みなんです!)、どうしよう…等の
呟きは一瞬だけで、ほぼ即断。

在庫がどれくらいあるか知りませんが、
公式販売をしているという店舗リストで、
まず馴染みのあるイシバシ楽器のweb
ショップで確認。

うぉっ完売?!既に注文できなくなって
るぞ?
ということですぐ別店舗のサイトへ。

適当にイケベ楽器でとりあえず買い物
カゴへ。
おおっ注文できた〜!
(※現在は初回生産分は完売しています)

LINEの会話相手も別店舗で買った模様。

仲間内で楽器が被るのは互いに若干
屈辱ではありますが、私は日頃から公言
しているTUBEファン。
ゆずれない夏であります。

現時点では11月以降順次出荷とのこと
なので、それまでにこのストラトキャスター
に装着させるストラップを用意してみたく
なり、本体購入を決めてから毎日ネット
で物色しまくって早速3つ程注文しちゃい
ました。

一つは、春畑さん愛用のフェンダーUSAの
改造アメリカンエリートストラトキャスター
に着けているもの。
特注品でないことに気付き、見つけて即
ゲット

これは以前から使ってるシェクターの
SD II-24-BW に着けてみよう思って
います。

二つ目は、以前春畑さんがカスタムショップ
モデル(Michiya Haruhata Strato III)に
付けたことのあるものと同じステンドグラス
柄で、装着部分だけ色の仕様が違うタイプ
のもの。
現行では全く同じものは売っていないみたい
なので、とりあえずこのバージョンで入手
してみました。
付け根が白くても悪くないので善しとする。

三つ目はただイメージを寄せてみただけ(笑)。
ご本人は着けていないと思いますが、
日頃よく着けているストラップに共通した
イメージを少し取り入れ、ブラックのレザー
系のややごつめのゴシックなロックテイスト
のものから勝手ながら探してみました。

多分オーダーとかして本人のと同じくらい
ごつくすると重さに体が対応できなそう
なので控えめに(笑)。

ギターについての詳しい仕様などについて
は、実物が届いてから写真と併せてご紹介
してみたいと思います
いつ届くかなぁ〜。

2018年8月13-17日 - 那須観光&ギター合宿

2018-08-19 | 

※前回記事は→コチラ←

折角取れた夏休みをどう過ごそうかと
直前まで悩んでいましたが、知人達の
協力もあって、北関東で少し避暑り
ながら観光と買い物と趣味の遊びを
してこれました。

しかし実は旅のスタート時に壮大に
やらかしまして。

大きな荷物を複数抱えてバスに飛び乗り
予定通りの時刻に出発できたし、無事
新幹線にも間に合うぞ、ヒャッホウ!
とノリノリで座席に座った瞬間急激に
不安が過ぎり我に返った自分。


…いつも目にするアレがない。


…そもそもアレをカバンに入れた覚えが
ない。


全てがスローモーションに見える。


“時よ止まれ…じゃなく、戻れ!”


しかしバスは予定を間違えずひた走る。


みるみる弱る自分

13日はauユーザーのスマートパス会員
が楽しみにしている3の付く日、三太郎
の日(au=英雄で、桃太郎と浦島太郎と
金太郎のCMキャラクターにちなんだ
キャンペーンイベントの日)で、今月
8月はミスタードーナツで216円分の
ドーナツがただで貰える日なので、
旅先の近く(徒歩で行くには遠いが)
にあるミスタードーナツの店舗で
ポンデリングとハニーディップを頂き、
ついでに何品か買って、お世話になる
仲間にも差し入れようと思っていたのに
この失態。一気に憂鬱になる…。

いや、レジャー目的で飛び出したと
いうのにこれでは駄目だ。

おっし今日から4日間、ノースマホデイ!

そう自分に言い聞かせて腹を決めた。


幸い今回の旅は待ち合わせる仲間がおり、
事前に到着予定も伝えていたので、
事なきを得ました。
実は差し入れ品は前もって用意した他の
があったので、ミスドだけ諦めました。
(事の顛末を伝えられた側の方がむしろ
ショックを覚えたと言っていました
あちこちご心配をおかけし申し訳ござい
ません)

第一の目的は、比較的涼しい地域
(それでも日中晴れていれば太陽が照り
つけますが)に住んでいるギター仲間の
地元に滞在し、ギター合宿と称して
数日間ツインギターで合奏したり、
個々の練習をしたり、一方のギターに
合わせてベースを弾いたり、持参した
マルチエフェクターや仲間所有のコン
パクトエフェクターで自己流の設定で
音色を作って遊ぶことでした。

また周辺は観光地なので、共通で行って
みたい場所があったので、この数日間は
台風の影響が懸念されることもあり、
到着したばかりですがとりあえず仲間の
家に寄り、近辺でお昼ご飯を済ませ、
すぐ移動してみることにしました。

まずは前回も軽く触れた建築家・隈研吾氏
が手掛けたという「那須芦野 石の美術館
〜STONE PLAZA〜」を訪問してみました。
※公式サイトは コチラ





建物はこの地域で採れる芦野石を主に
扱って作られています。

この辺りは昔宿場町として栄え、かつて
は屋号灯篭という、屋号の付いた常夜灯
が各家の前にあったそうで、それを再現
したものを見ることができました。

たくさんあって、美術館の近くで目を惹
いたものを撮影してみました。


大概は職業の名前(車大工など)や屋号
のようです。
こちらは木彫りのカエルが乗っていて
かわいいですね。
(ノーマルなものには屋根部分には何も
乗っていません。)


博物館や資料館という要素も少しあり
ますが、大変静かで落ち着きのある場所
で、ファミリー層も訪れていましたが、
個人的な感想としては大人向けな印象を
受けました。
土木建築が好きなマニアックな方にも
向いているかもしれません。

シュールな展示は、真っ暗な部屋の中で
ベンチに座りながら(もちろん石でできて
いるので座り心地は硬い。薄くていいから
クッションが欲しかった。)最近では
珍しくなった小さなブラウン管のテレビ
で、以前隈研吾氏を特集したらしき番組の
VTRを鑑賞するコーナー(笑)。

自分らは興味があったので、軽く会話を
交えながら最後まで見て楽しみましたが、
後から展示室に入ってきたお客さんは
そのシュールさに耐えられず?(笑)、
扉を開けて覗いただけですぐ行って
しまったり、最初の1分くらいしばらく
座ってみるものの、やはり耐えきれず
すぐ部屋を出て行ってしまいました。

知らない人同士のパーソナルスペース
(人それぞれが持つ心理的な縄張り)は
かなり広いだろうし、更に閉じられた
真っ暗な空間となると、目的に対する
譲れない意思(石だけに)や好奇心を
持っていない限り、リラックスできない
のだろうと思う。

この美術館は複数の建物に分かれて構成
されており、コーナーを移るごとに外に
出て移動するのも特徴の一つで、蔵を
利用して作った建物もあり趣きがあり
ます。









館内のトイレの洗面台も石でしたー。


薄曇りで途中天気雨も降りましたが、
ほどなくしてやみ、ときどき折りたたみ
傘を差すことはありましたが、最後は
晴れ間も見えて天候には恵まれました。

受付ではコーヒーなども注文できると
知り、次の散策スポットへ移動する前に
早速休憩。

コースターも石という徹底ぶり。


次は石の美術館から少々マニアックな
名勝地へ。
松尾芭蕉が奥の細道で那須の殺生石を
見た後に立ち寄り、句を残したという
場所があるそうで、中学生の頃、芭蕉に
憧れて俳句を作っていた自分にとっては
大変有り難いお誘いです。

行ってみるとまず目に飛び込んできた
のは、美しい田園風景の緑。
父の田舎でも子供の頃は毎年こうした
景色を見ていたので、懐かしく癒され
ます。



あぜ道の途中みたいなところにある木
が、芭蕉が立ち寄り句を詠んだという
『遊行柳』。





奥には鎮守の森がありました。



トトロが住んでそう。

更に進むと神社がありました。
上の宮(温泉)神社と呼ばれているそうです。
芭蕉が前述の柳の木を訪れて句を詠んだ
ことによって神格化され、訪問の数年後
建立されたのだとか。



訪問記念にお賽銭を投げて二礼二拍手
一拝してみました。

拝殿の傍にある樹齢400年の銀杏の木。
那須町指定天然記念物らしい。




この銀杏の木の後ろ辺りから見上げると
凄い岩肌の崖が見えて壮観です。


それから、ここ一帯に棲む生物もまた
魅力的。

都会じゃまず見かけないハグロトンボ。
図鑑でしか見たことがなかったので
感動しました。 神秘的。


ちっさいイトトンボ。
アオモンイトトンボのメスかなぁ〜?


ちと分かりづらいかもしれませんが、
田んぼでは遭遇率が高いカエルちゃん
トノサマガエルかな?


この日のうちに行っといて良かったかも。

今回は滞在期間中は台風の影響でかなり
の雨量の日が続いていたので、旅の目的
がインドアな遊びだったのは幸いしま
した。

散策から仲間宅へ移動。

事前に用意した共通の課題曲は、
TUBEのギタリスト・春畑道哉さんの
ソロの楽曲『Re ː birth』。
メインの部分は仲間のギタリストの
方が最近猛練習して上手なので弾いて
もらい、自分はアコギパートやベース
部分を弾くことにしました(笑)。

滞在期間中の15日には他の音楽仲間
ともスタジオで合流。
そこでは90年代前半にヒットした
懐かしの曲、The Cranberriesの
『Dreams』をギターやベースで
弾いたりちょっと歌ってみたり。

また、やると思っていなかったので
全然練習していなかった曲(1年以上前に
集まった際に1度遊んだことのあった曲)
も急遽ドラムを叩くことになり、
メタメタでもとにかく楽しめました。
合奏バンザイ。

本来16日には東京へ帰ろうと思って
いましたが、台風の影響がいよいよ
やばそうだった為、急遽帰宅を1日延期
することにしました。

その間、あれこれ練習したり、仲間所有
のコンパクトエフェクターを好きにいじ
って(いじっていいかは事前に許可を
頂きました)自分ならどういう組み合わせ
で設定するかなど模索して楽しみました。





私は普段ギターはマルチエフェクター派
なので、コンパクトエフェクターは
持っていなかった為、以前からどんな
もんか興味があったのです。

写真は撮ってきていませんが、そこに
ある歪み系のエフェクターの中では
自分としてはTURBO Over Driveの音が
一番好みでした。

滞在地は那須塩原だったので、ガーデン
アウトレットや、那須街道沿いで有名な
レストラン、ジョイア・ミーア(もう
何度も行ってますが、美味しいんです。
連休中はいつも混んでます。)にも寄れ
ました。

行きは大雨でレインブーツで来てしま
った為、サンダルに履き替えたくて
アウトレットへ。
他にも衣類を買ってみたり。

名探偵コナンのコラボイベントが開催
されていました。


そして那須に来ると時々行きたくなる
しーおい処。大満足。








17日には台風も外れ、帰宅しました。
夜だけかなり寒くなり、まるで秋のよう。
さすが避暑地。
しかし大宮に着いた途端、ムンとする
暑さ…。
こうも違うのか。

いっときでも涼を求める価値はあったと
思えた、平成最後の夏でした。

昭和香る日常(平成も終わるというのに)

2018-08-12 | 

これ、案外現代に引き継がれている
感覚なんじゃないかと勝手に信じて
いるけど違うのか?

これは自室用のiPhoneスタンドです(笑)。

(撮影の為にリビングに連れて来ました。)

若干ベッド脇のサイドテーブル的な使い方も
してます。
飲み物とかメモ用紙置いたり。
(ちゃんとネジ締めないと傾くので若干
リスキーかも。大丈夫、いつも確認して
から置いてます)

そこに在るもので代用する文化。。。

以前音楽仲間同士で、普段と違う楽器で
遊んでみようとスタジオに入って以来、
ドラムにも興味が湧き、とりあえず
買っておいた、Pearlのトレーニング
パッドとスタンドのセットです。
型番はTP-6N。

基本的にはメイン楽器の練習に集中して
いるので出番があまりないツールですが、
手が空いてない時にiPhoneで動画や
音源を確認する際に思いのほか活躍中。

打面がラバー製なので、スティックが
いい感じで跳ね返るだけでなく、
少し傾けても滑りにくいという点が
しっかり役に立っています
高さも調整できるし、地味に便利

また、この間地元のスタジオに入ったら、
受付のカウンターの上に、ドラムの
パーツ金具の輪っかの中にペンを
突っ込んであって、これ誰がやったの?
って受付嬢に聞いたら、店長って
言ってました(笑)。

家庭版に例えると↓こういう奴ね。

(ペン類は会社で実際にやっちゃってます。)

例えば我が家での私の或る日のこれ。
ガムテの輪っかの中に、更にメディカル
テープをイン。その輪っかにペン類を
刺し、隙間にその他文房具と諸々の
ツールを突っ込んでいます。

ガムテ以外の構成要素は、日によって
変わります。
凡才の盆栽なのだ。
我ながら煩雑(笑)。

でも流石にショッピングカートやドラム
のシンバルを網や鉄板代わりにして
肉焼こうとは思いませんな

お腹、大切に。

今夏の立役者

2018-08-11 | 

盆休み、会社の決めた休み3日間の
他、好きに3日取って良いとのことで、
お言葉に甘えてガッツリ頂き、土日と
繋げて10連休にしちゃいました

どこかに行く予定も最初はなく、持て
余すかな?と思いつつ気象庁の過去
データをぼんやり眺め、いつ休みを取る
べきか悩んでいましたが、一番暑そうな
日に休むのが最適と考え、そのように
しました。

しかし都内にいたらやはり暑いまま。
折角なら避暑りたいと思い、避暑地と
言われている場所に住むギター仲間に
話を振ると、面白い展開に。

ならば課題曲を提げてギター合宿しに
来て、他どこかの日で他の知人も誘って
1曲スタジオで演奏して遊んでみようと。

利用が想定されるスタジオは避暑地から
少し南下したところにあり、最近は
ヒートアイランド現象を起こしている
と言われている地域にあるものの、
その現象を計測した場所より気温は
低いことも調べてみて分かり、東京より
は2度以上低い確信を持てたので、
是非参加してみたいと思いました。

また、前回都内で見た建築の美術展
でも登場した建築家・隈研吾氏の
美術館がご当地にあるというので、
ついでにそこも行ってみようと。

隈研吾氏といえば、このブログを始め
る前の2015年のGWに、氏が手掛けた
那珂川町馬頭広重美術館を訪れたことが
あり、その洗練されたデザインに圧倒
された記憶があります。

この提案はどれも非常に有難い。
感謝。

スタジオに集まる際、どうせなら普段
弾かない楽器をやってみるのも面白い
かも?という考えもあり、当日まで
何を担当するかハッキリ決めていない
状況で、とりあえず自分にとって一番
難易度の高そうなドラムを試してみよう
と、旅に出る前に1度地元のスタジオに
入ってみました。

しかしどこから手をつけたものやら、
という感じだったので、とりあえず
“叩いてみた”的な動画をいくつか探して
参考にしながら自分なりにイメージ
してみることに。

洋楽だからか、外国人ドラマー多し。
思い思いのセットで叩いているので、
一番スタジオにあるようなシンプルな
セットで叩いている方の演奏を見て、
それから他のセットの方の演奏を比較
してみると、叩く場所の数以前に
音の捉え方が違うようでどれもかなり
違う!(笑)

テクニックやキャリアによってだいぶ
解釈やアレンジ?が違うな…と思い、
少し参考にしたあと明らかに違うと
感じた部分は自分の解釈で叩いてみる
ことにしました。

あとはもう日もないし、どうしても頭に
入らず体が反応できない箇所があるけど
これ以上時間を割けないのでデタラメ
でもとりあえず楽しきゃいいやという、
今以上にビビリ屋だった学生時代からは
考えられない腹の括り方で。
当日叩くか分からないまま、とりあえず
スティックを荷物に加えてみました。

極端に難しくない曲を提案されたので、
折角ならどの楽器に当たってもいいように
しておこうという思いもあり、今後の
自分の為に、練習用機材も揃えてしま
おう、という意気込みにより、持ち運び
可能なサイズと重さのベース用小型
アンプと、マルチストンプ(コンパクト
エフェクター型のマルチエフェクター)も
急遽入手

主な特徴を挙げて軽くご紹介してみます。



*ZOOM MS-60B

・単三電池2本で7時間駆動

・もともと入ってるエフェクトだけでも
 58種類入っているのに、ファームウェア
 をPC経由でアップデートすると142種類
 に増えます。
 (もともと入っているヘッドアンプ6種が
 更に増えて12種類になります。
 アンプモデリング1種に付き、キャビ
 ネット12種を選べるので、よくスタジオ
 やライブハウスにあるような高出力の
 アンプを持っていない自分は、入手直後
 即アップデートしました。
 エフェクターの数を倍以上に増やしても
 重量が変わらないなんて最高。)

・エフェクターは最大4つ(処理が重いもの
 を選ぶと3つまで)繋げた設定(パッチ
 バンクといいます)を50個分保存できます。

・チューナー機能付き

※サウンドハウスで買ったら純正アダプター
 が付いて来てお得でした。
 これって実は既に持ってるアコギ向けの
 プリアンプ・AC-3に付属されていたAC
 アダプターと同じAD16だったので、どちらか
 が断線するなり寿命が来ても片方をスペア
 にできるので長く使えそうですね。
 (ACアダプターって、内部のコンデンサー
 に寿命があるの知らなかった・笑)
 ※AC-3については過去記事をどうぞ。

そしてこれを使うべく、アンプも買っちゃい
ました。
今回の合宿先には着替えなどの他、ギターと
使うか分からないドラムスティックと、その他
機材類を持って行くのですが、ベースまで
は持っていけないので(何せ仲間と合流する
までは基本徒歩と公共の乗り物での移動です
からね。)、ベースは仲間のをお借りすること
にして、練習用のツールとしてアンプも持って
いきたかったので小型タイプのものにしました。

それが↓これです。


*VOX AC2 RhythmVOX Bass
(うっは、自分の機材、VOXとZOOMだらけ!
いやぁ長年お世話になってます!
いい仕事してますね~)

・重量:620g(電池抜きの場合)
 ↑ペットボトル1本より僅かに重い程度。
(以前壊れるまでは気に入って使っていた、
 外部持ち出し向けのミニアンプ、ORANGE
 Micro Crush 3よりも軽いなんて!
 CR3の方は約800gでした。
 壊れた時悲しかったなぁ…)

・大きさ(外形寸法):
 W 170 × D 70× H 128 (mm)

・ヘッドフォンアウト、AUXインあり。
(ケーブルやBlootooth受信機を使えば
 iPhoneなど外部の機器からの音源を
 流すこともできます。)

・調整つまみ:GAIN、TONE、VOLUME /
 リズム音のボリューム

・スイッチ類:
 モードスイッチ
 (ノーマル/フラット/スクープ)、
 エフェクトモード切替スイッチ
 (コーラス、リバーヴ、コーラス&ディレイ、
 コーラス&リバーヴ)、
 エフェクトのタイム or リズムのテンポ)
 
・リズムBOX機能:
 9ジャンル×9バリエーションで合計81パターン

・E音対応のチューナー機能

・出力:2W

・スリープモード

・スピーカー:3インチ(8Ω)×2

・電源:アルカリ単三乾電池6本(約20時間駆動)
    または 9V DC 対応のACアダプター
    (オプション)


ここで一つ盲点が。

9VのACアダプターなんてうちにごろごろ
転がってるからなんとかなるだろう、
と思ってオプション品のアダプターを
買わずにいたのですが(無精。)、急に
不安になりあれこれ調べてみるとやはり…。

アダプター側とアンプ側の規格が対応
していないと使えなかったり機器を壊す
元になったりするらしい。
9Vと書いてあってもアンペアが足りない
アダプターを使うと発熱して最悪発火
することもあるとか…。

それは非常に困る!…ということで
慌てて追加発注。

*KORG KA-181
・IN:AC100V~50/60Hz 8VA
・OUT:DC9V/1.1A

ついでに今後MS-60Bを持ち歩く可能性
も考慮し、収納ケースを探してみると、
素敵なものを見つけました。

本来は、ZOOMのハンディ・ビデオ
レコーダー Q8 専用のソフトシェル
ケース。
(写真は後日撮影して記事を更新しました。)


この2点だけ、旅先宛てに送ってもらう
手配をしたのでした。

…お盆休みでも稼働してるのか。。。

サウンドハウスの皆さま、
いつも大変お世話になっておりますが、
この度は非常に助かりました!

2018年7月15日 - ご当地物見遊山(渋谷区&港区) ・後編

2018-07-16 | 

※前編(主に渋谷区について)は
→コチラ←から。

企画展の会場は、森美術館です。
ギター仲間にとっては初めての六本木
ヒルズもとい、森ビル。
都内住みの私でさえ、年に1回行くか
行かないか、という感じですから、
さぞかし印象に残る一日になったの
ではないかと思います。

本編の前に、この時期開催されていた
『海の地球ミュージアム 2018
地球に触ろう、地球と遊ぼう』と、
『「ユニヴァーサル・プリンシ
プルズ:環境的課題をリセットする
オーストラリア建築の試み」展』
(タイトル長っ!) という企画も
見れました。

六本木ヒルズ展望台(TOKYO CITY
VIEW)の屋内展望台スカイギャラリー
(森タワー52階)の1(東京タワー・
お台場側)と3(新宿・渋谷側)にそれぞれ
展示されており、『海の〜』は展示
スペースの中央にある、長細いボウル
のような形の水槽に一番惹かれました。
(生物全般、子供の頃から大好きでして。)

熱帯魚といえばこの形。
ツノダシですね。
青いのはナンヨウハギと思われ。


いろんな形のヒトデがいました。
ナマコはまるでクッションに頭突っ込
んでるように見えました(笑)
奥の青いのはアオヒトデ、その前に
いるのはコブヒトデ、クッション
みたいなのはマンジュウヒトデの
一種かな?


ハリセンボンですね。
トゲをたたんで泳いでいました。


濃い青はルリスズメダイ、
水色のはデバスズメダイかな?
いつ見ても美しい青です。


ハタゴイソギンチャクとクマノミと
ルリスズメダイ。


生まれて2週間の赤ちゃんクマノミも
いました。
既にあの模様なんですね〜♪
ちっちゃいもの好きのギター仲間と
共に、ついそこらの子供以上に
大はしゃぎしてしまった(笑)。


この企画展は当日知りましたが、
目の保養になって良かったです。
暑い日は涼しげなものを見たくなり
ます。

『「ユニヴァーサル〜』は、映像に
よる紹介の他、ビルなどの建築模型や
図面が展示されていました。

日頃模型は目にすることが滅多にない
ので、よい経験になりました。

またここは展望台なのでお約束の風景
写真をば。
(時間も押していたので、スカイデッキ
には登りませんでした。)

まずは東京タワー。
この形がやっぱり好きです。


ちょっと遠巻きにスカイツリー。


首都高と運河


同じ形の住居が並んでいるエリア。
なんだか可愛らしい。


真ん中に道が伸びている風景って好きです。


新国立美術館。前に行きましたな。
※過去記事参照。
手前はヘリポート。その向こうは
広大な墓地。


通路にはベンチが設置されているので、
空調で涼みながら休憩するにはうって
つけです。
都会のOASIS。
景色を眺めながら哲学的な会話をしたり、
少しばかり昼寝をして次の目的に備え
ました。
猛暑日だし移動だけで体力消耗していた
と思うので仕方なし。

そしてメインイベント、『建築の日本
展:その遺伝子のもたらすもの』が
開催されている森美術館へ移動。
といってもエスカレーターで更に1階
上がるだけなので大した労力はなし。



実はチケットに関して大きな勘違いを
していました…。

当初の私の計画では、金券ショップで
手に入れた、TOKYO SKY VIEWの
入館券でまずスカイギャラリー3展示
の『「ユニヴァーサル〜』を観て、
それから『建築の日本展〜』を開催
している森美術館の当日券を、とある
割引を利かせて買おうと思っていた
のです。

その割引とは、“三スケ割”。
建築系の学生や専門業者しかあまり
持たない、特殊な形をしている定規が
ありまして、断面が福島名物 かんのや
家伝ゆべし のように、三つの角のある、
通称三角スケールと呼ばれています。

それを持参して窓口で見せると100円
割引きになるというものなんですが、
私も同行したギター仲間も土木・建築
分野で微妙に共通した職業で、図面の
尺度を測る時に用いる道具として
持っていたので、双方持ってきてみた
のです。

上の黒いのが自分の。
下の二本は仲間の。
何故二本持ってきた(笑)。
見せたがり…
ケンチクのニホンじゃなく、
サンスケがニホン…。


しかしです、なんと三スケは不要
でした…。
持ってきたTOKYO SKY VIEWの
入館券はよく見ると、招待券も兼ねて
いたようで、開催中の全ての展示
(スカイデッキを除く)が見れるという
素晴らしい引換券だったのです。

金券ショップで安く手に入って、
1枚当たり1,300円。
思っていた以上にコストを抑えられ
ました。
結果オーライ

いざ入館。

展示スペースの入り口には早速、
魅力的なオブジェがありました。

建築家・日本芸大教授の北川原 温氏
が《ミラノ国際博覧会2015日本館》
のために制作した《木組インフィニティ》
と称する木組。
木材は紀州檜だそうです。


※ この写真は「クリエイティブ・
コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1
日本」ライセンスでライセンスされて
います。



金具を使わずに作ったというから
すごいですね。
木造の温かみのある感じがしっくり
くることにより、日本人であることを
思い知るような。

≪住居(丹下健三邸)≫の模型


※ この写真は「クリエイティブ・
コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1
日本」ライセンスでライセンスされて
います。



丹下健三氏は建築家、都市計画家で、
手がけた建築物やプロジェクトは、
国立代々木競技場、東京都庁舎、
新宿パークタワー、赤坂プリンスホテル、
東京ドームホテル、フジテレビ本社、
日本万博博覧会のマスタープラン…etc.

よく見かけるあのビルがみんなこの方
の作品と考えるとその偉大さを実感
します。
(海外でもたくさん手掛けてます。
クウェート国際空港などなど。)

撮影可なものは限られているので、
うち、この二作品ぐらいしか撮って
いませんが、他には近代だけでなく
古来の建造物の様々な図面や模型も
展示されていたり、香川県庁舎(丹下
健三氏の作品)の模型の他、実際に
庁舎内で使用されている間仕切棚や
椅子などがあり、そこにある書籍を
読みながら椅子に座って感触を確か
める体験もできました。
結構興味深い建築関連の本があって、
まるで図書館のような空間でした。

歩き疲れた方はここで少し足を休め
られるので、穴場です。
空調も効いているし、暑い日には
かなりオススメです。

その他、千利休が作ったとされる
日本最古の茶室、国宝『待庵』を
再現した、実際に人が入れるレプリカ
もあったのですが、そこは長蛇の列…。
遠方から来て疲れ果てた仲間もいて、
その後過ごしたい時間を押してしまい
そうだったので、スルーしてしまい
ました
せっかく作ってくれたものづくり大学の
建築学科の皆様、ごめんなさい…。

今年2018年の9/17(月)まで開催されて
いるので、お時間ある方は歴史ロマン
に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

ひと通り見終わった後はグッズの物色。
これが結構楽しみでした。
限定販売の三角スケールはグリーン、
ピンク、ブラウン、ホワイト、シルバー、
ブラック、ブルー、パープル、レッドと
9色もあってさんざん悩みましたが
自分は飽きの来なそうなグリーンと
ブラウンを選びました。
たくさん買えばお土産に良さそう
ですね。

(一般用の三角スケールで、尺度は
1/100、1/200、1/300、1/400、1/500、
1/600。正直なことを言うと、業務では
あまり使わない尺度設定が多いかな。
でも1/100はmの表記をcmと見なせば
一般的に日常でよく使う尺度の定規と
して使えます。
欲を言うと、先端から計測できるタイプ
だったらもっと良かったかな。なんて)

クリアファイルは裏側が図面のデザイン
になっていて面白かったので買ってみ
ました。
その図面の建築物は隈研吾氏の手掛けた
《梼原・木橋ミュージアム》です。

また、目を惹いたのは、実在する建築物
を図柄にあしらったトランプ。
遊ばなくても時々眺めたくなる内容
だったのでお買い上げ。


すごいものを目の当たりにし、満足
して会場を出たあとは一日の締め!

東京駅内の中華料理店で乾杯して解散
しました

(厳密にいうと東京駅は千代田区)

遥々応援来てくれてありがトゥース!