ラス１

物心付いてから現在に至るまで、
駅の改札の外に出たことがある場所と
いう条件で振り返ると、あと一歩の
ところで、23区訪問制覇を未だ果た
せていなかったりします。

今後いろいろ勉強などに時間を割く
予定もあるので今のうちにと思い、
前回までしばらく書いていた記事の
ように、3月から美術館と博物館に
行きまくって、そのお陰でたまたま
ではありましたが、荒川区の地を
踏むことができました。

しかし、まだあと一区足りない。

↓おおっこんなランキングがあった！
「東京23区で”行ったことがない区”
ランキング」

これを見る限り、私は少数派みたい
です。

ぐるっとパスのスタンプラリーを
完成させることはできましたが、
当初は23区制覇の目的は持たせて
いなかったので仕方ありません。
(上野周辺エリア、東京・皇居周辺
エリア、港・渋谷・目黒・世田谷
エリア、新宿・練馬・池袋・王子
エリア、隅田・深川・臨界エリア、
多摩エリアという6つのエリアの
スタンプを集めなければならず、
今回は、興味の度合い、移動コスト、
鑑賞にかかる費用、ハシゴの際の
移動に無理がないか、という観点で
計画的に攻めてみたつもり。
ぐるっとパスのクーポンを使う施設
は、無料で見れるとこだけに絞り、
比較的ローコストに収めてみたり。)

目黒駅を利用した時、一瞬ガッツ
ポーズ取りそうになりましたが、
よくよく調べてみたらあそこはまだ
品川区で、アトレとかあの辺りぐらい
では目黒区の外という。
ぬか喜びだったわ。。。

そう、私のまだ行ったことのない
区とは、目黒区のことです。

厳密には子供の頃、母親の友人(目黒
区内在住)の家にお邪魔したことが
あるらしいのですが、私が記憶して
いない話(赤ん坊や幼児の頃)はノー
カウントというルールを勝手に引か
せて頂いているので却下。

だって面白くないもん。
思い出と体験は常に一緒にあって
欲しいんですよ。

電車や車で通過した、というのは
当然ノーカウント。
駅の外で用事を済ませるぐらいの
滞在経験は欲しい。

この話を父親にしたら、今度は東北
道のサービスエリアとかパーキング
エリアとか道の駅とかで、北関東から
東北道の街を制覇するのはどうだ？
と提案された。
(父親は三陸地方出身。北リアス線
沿線の、NHK朝ドラ・あまちゃんの
ロケ地辺りのことはお任せあれ。)

ムム…車持ってないと、そして走り
慣れてないとそれは厳しいな。。。
もしお金を手に入れたとしても、日を
要しそうな遊びだ…。
それができるぐらいになってみたい
もんですねぇ

話は戻りますが、目黒区から都バスが
撤退したのは痛い！
うちからだと目黒区内に向かうのは
案外遠いです…。

自分を惹き付けるよっぽどの何かが
ないと本来なかなか遠出しない質で、
都内となると余計に…。
あと一区なのに悔しすぎる。

ぬぅ…目黒区め、待ってろぉ～！！！


という訳で、珍しく強い気持ちで
目黒区について調べてみました。

惹きつけられる何かはないか。



…探すこと10分。



あっ！あったじゃん！


…目黒区内の目的地、決まりました。


近いうちに日本民藝館に、きっと
行って見せましょうぞ。

2016年6月4日 - ご当地物見遊山 (渋谷区)

ここ数年、じわじわと浮世絵への興味
が湧き、自分が好きな作風も少し気づき
始めた矢先、渋谷で『ボストン美術館
所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞』
という美術展が開催されることを知り、
少し前から行く計画を立てていました。

開催地はBunkamura。
テレビでも宣伝していたせいか、やはり
大勢の人が訪れていました。




歌川国芳はダイナミックで閃きを
感じるようなもののけや猫、武者、
町民文化を、国貞は役者や美人が
テーマの絵が得意なイメージ。

あまり注視してこなかったジャンル
なので知らないことも多く、新しい
発見もあり、とても楽しく見応えが
ありました。

当初誰かと一緒に、と思ってチケット
も2枚用意していたのですが、予定者
が行けなくなり、仕方なく一人で見
ましたが、行って良かったです。

それに幸いなことに、見知らぬ行きずり
の若者(女子)に、チケットを当初の代金
で買い取って貰え、助かりました。

これは出展リストとグッズのクリア
ファイル。


こちらは国芳の作品に登場する猫や
スカルのモチーフをガチャガチャの
景品にしていたもの。
私が手にしたのは踊る猫又。
右下はハンカチ。


こちらは広げたハンカチの一部。


見終わった後はちょっと遅めのランチ。
この後は同じ渋谷にある美術館に移動。
今回もはしごです。


ぐるっとパスを知る前までは存在すら
知らなかった戸栗美術館。


最近は陶磁器にも興味が出てきまして。
歳のせい？(笑)


開催中だった『古伊万里―染付の美―
展』の他、常設されている陶磁器の
収蔵品も豊富でお得でした。


グッズも買ってみました。
これは陶磁器の模様を利用したデザイン
のクリアファイル。
ベースが透明なので、入れてた袋の上に
置いて撮りました。

うち、今めっちゃクリアファイルの
ストックがあります(笑)。
いろんなサイズのが集まってきたので、
結構便利に使えてますよ。