渡り鳥の休息地

社会人アマチュアギター弾きNa-Neの頭ん中。
滞る割に突如アップする不定期ぶり。
北極星を見失って漂流中。

聞き分けのいい相棒

2018-04-18 | 
発明の日=私の誕生日

名案と感じているものはたくさんあり
ますが、中でも私の音楽活動に欠かせない
現役のメインギターについて紹介して
みようと思います。
買ったのは2013年の春くらい。



↓スペックはこんな感じ。
*メーカー:SCHECTER GUITAR RESARCH
*モデル名 : SD-II-24 BW AQB
*ギターのタイプ : ディンキー
(スーパーストラト)
*ボディー :
ラミネートキルトメイプル(トップ材) ,
バスウッド(バック材)
*ネック : メイプル
*指板 : メイプル
*フレット数 : 24
*スケール : 25 1/2 インチ(約648mm)
*ジョイント: Ultra Access 4-Bolt
*ピックアップ(HSH) :
SCHECTER SUPER ROCK II ×2
SCHECTER MONSTER TONE II ×1
ブリッジ :SCHECTER SGR Locking Tremolo
*コントロール(つまみ類) :
ボリューム / トーン (スプリットトーン
コントロール) /
5WAYレバースイッチ(ピックアップ
セレクター) / タップスイッチ
(コイルスプリットスイッチ)
*エンドピンの個数:2
(床に置いた時安定する他、利き腕の違い
などの理由でストラップを付ける位置を
変えたい人にもユーザーフレンドリー
かも。)

最近リリースされているモデルのボディー
材は、上記のバスウッドではなく、アルダー
のようですね。
バスウッドの音響特性は比較的癖がない為、
他の木材と組み合わせる際、その特性を
殺さないと考えれば合わせやすいといえる
かもしれません。
バスウッド自体は重力が軽く、アッシュや
アルダーと比べると低音はフラット寄り
らしいですが、特別低音を強調したい
使い方を目的としなければ、かえって扱い
易いと考えることができると思います。

低音を出したいベースに使われている
場合は試奏して差し支えないか、確認
した方がいいかもしれませんが、悪い
こともないと思います。
要はプレイヤーの考え方次第なのかなと。
好みの問題ですね。
自分は気に入ってます。

基本的に自分はピックアップを交換する
など、改造には後ろ向きなので、もしも
自己の求める理想を叶える最高の音を
作れなかったとしても、エフェクターや
スイッチ類などで極力工夫して理想に
近づける努力をして使う方です。
(改造するぐらいならオーダー時点で
カスタマイズしてもらいたいものですが、
コストが莫大になるので、ワガママは
言わないってだけですね。財布の紐は
ほどほどに締める方。気持ちの上では
Seymour Duncanのピックアップが
いいとか聞くと若干ぐらつきますが)

それ故、ピックアップをシングルと
ハムバッカーとでそれぞれ、複数の
パターンで切り替えられるこのモデル
のような仕様のギターはその分試行
できて様々な楽曲に寄せていけるので、
非常に便利です。

使い方を考える手間は発生しますが、
そういう行程も楽しみの一つだったり
します。所有している自動車免許は
AT限定だけど、このギターを車に
例えるとややMT寄りかも。

買う時点でイメージしながら選びました。
学生の頃に初めて手に入れた、今は
もうない無名のギターからずっと
ピックアップ配列をHSHでこだわって
きたのは、やはり使うピックアップを
曲に合わせて切り替えたかった為です。

またこのモデル以前はずっと指板の
素材がローズウッドのギターばかり
使っていたので、感触を知らなかった
メイプル指板のこのモデルは、知るには
いい機会と思い選びました。

お陰様で、メイプルの方が音が明るく、
立ち上がりが早くて特にハイが聴こえ
やすいことが分かりました。
全体的に音の輪郭がローズウッドと比べ、
よりシャープで明瞭になるような気が
します。

アタック音を活かしたい曲なんかの演奏
には特に向いているかも。
ファンクとか?
憧れのジャンルです

そんな特性を意識した上で演奏できたら
いいな。
気持ちに余裕が持てないとそこまでは
なかなか、なんですよね

しかしこれだけ便利な物を使っていても、
つまづく奥深さはあります。
スタジオでの練習中、事前に音を作って
おいたつもりでも、当日出力させるアンプ
によってはどうもしっくりこないことが
ありまして。

そういう場合、まずエフェクターで調整。
それでも駄目な時、ギター側もいじって
試行。
しかしいじりすぎるとどこを変えれば
どうなるのか見えなくなっていくことも
あって、なかなか難しい世界ではあります。

ある日のスタジオでのバンドの練習中、
作ってきた音では音量をギリギリ聴こえる
ぐらいに下げないと(マーシャルのアンプ
で、マスターボリュームをフルテン、
ゲインを1.5くらい)ハウリングを起こして
しまうような状態になってしまい、
エフェクター側でレベルを変えたぐらい
では駄目で、元プロのPAだったメンバー
さんの助言により、その日後半は潔く
エフェクターを外し、ドライブチャンネル
にしたアンプにシールド直挿しで演奏して
終えました。

音は当然まるで違いますが、聴こえない
よりまだマシだし、その生に近い音を
知った上で音作りを考えるのも勉強
になりました。
極端にいじりすぎると、ノイズや
ハウリングの原因にもなりやすかったり
するようで…。

そのバンドは今まで組んだことのある
バンドと比べると自分以外はかなり
爆音で鳴らす人達で、こんなことは
初めてだったのでショックでしたが
それも経験…。
ぶち当たらないと一生気付かないような
ことだったかもしれません。。。

かなり苦戦したので、一部については
後日地元のスタジオに3時間ほど篭って
音を作ってきました。
それでもその一回ぐらいじゃ決まらない
ので何度か足を運ぶことになると思います。
結果は次回スタジオに入ってみた時に
しか分からないだろうけど、うまく作れ
ていたらいいなぁ。

簡単に手に入る音というのは実はなかなか
ないけれど、そうやって悩み抜いた末、
納得できる音、好みの音を作れたら本望
ですね。

行き着けるなら、手間暇は覚悟の内。
とにかくいろいろやってみたい。

※サブギターについて書いた記事は、
↓こちらよりどうぞ。
*レスポール

*エレアコ

誕生日 四方山話 2018

2018-04-18 | 

誕生日とはやはり特別なものなんですかね。

知り合い全てと互いに祝い合ったりしなく
ても、毎年身内や気まぐれでマイペース
な友人から時々何かしらプレゼントを
もらう機会があります。
しかも私がプレゼントし損ねていても。
そんな場合は別の機会にこちらも気まぐれ
ですが、何か用意したくなります。

facebookの個人アカウントでは誕生日の
通知機能をオフにしているので、繋がって
いても大概の人は案の定祝いのメッセージ
をわざわざ送ってきません。
皆それぞれ繋がりは多いし、私一人に
特別関心があって気にかけてくれる人が
もしいたとしても少数派でしょう。

あれってONにしてると、関係性が現在
どうであれ、LINEでいうところの既読
スルーみたいになって自分の印象を
悪く思われたくないが為に、とにかく何か
メッセージを送らなきゃいけないような
気分にさせてしまう、気遣わせ機能な
気がしてあんまり好きじゃないので敢えて
OFFにしてまして。
自分の誕生日については、数日前に通知
なんぞしなくても覚えていてくれている
方がほんの少しいるようなので、それだけ
でも充分。

通知機能は他のSNSでイベント的な使い方を
していた時は便利だったけど、プライベート
でひっそり利用したいSNSでは向かないかも。

毎年必ず思い出す家族の場合は、単に
水臭いという理由でメールや電話などは
ない
家にいれば、おめでとうぐらいの言葉は
かけてくれる。
その他、さりげなく夕飯が豪勢になったり、
ケーキやスイーツが用意されていたり、
珍しく乾杯したり。

日頃は親不孝もんと思われてるかもしれ
ませんが、感謝してます。

今年もまた誕生日を迎える日が来ました。

前日、前祝いとしてなんだかいろいろ
もらっちゃいました。

今ちょうどアメリカから来日している叔母
からも。
(以前は逆で、叔母の誕生月に来日した
時は皆でプレゼントを用意しました。)

厳密には叔母からの誕生日プレゼントは
リボンのかかってるものだけで、あとは
アメリカのお土産。
私の好きなテイストを割と分かってくれて
いるのがすごいです。
このメタリックなラメの紺色のポーチとか!


包装を解いた中身は私の好きなブランド
FOSSILのブレスレット。
缶ケースのデザインも気に入りました。
最近あちらでは皮紐系のが流行ってるらしい。


叔母の孫のオンラインゲーム関連のビジネス
のPR用のオリジナルTシャツ。
作った本人もジミヘンみたいなステキな
アフロヘアー。


これは背面。
FLOPYSOCKはゲーム上のアカウントとか
言ってたかな。


思いがけず妹からももらってしまった。
ギターのこと詳しくないなりに考えて
選んでくれたのが伝わってきます。
10年以上前に買ったという自前のS.Yairiの
アコギをこの娘が弾くのは一体いつなのか
神のみぞ知る…。
(ヤベー自分より先に誕生日迎えたのに
今回何にも用意してなかった
別の機会に何かお返ししたいな。)


背面はなかなか派手でいい感じです。
ジャクソンのギター、買ったことないとか
言ったら、持ってる楽器Tシャツ、みんな
そうだ
グレッチもフェンダーもジルジャンも
持ってないぜよ。


こちらは数日前、音楽仲間の出身大学の
部活のOBのお子さんの誕生会に参加
した際、日頃から仲の良いメンバーより
思いがけず頂いた私への誕生日プレゼント。
まさかのツェッペリン。
一瞬エヴァンゲリオンのNERVのロゴTかと
思った(笑)。


これはツェッペリンTくれた仲間から譲り
受けた、今後市販されることになりそうな
ピックの元となる、まだ限定的にしか
流通していないタイプのもの。
あんまり公表できないのでモザイクかけさせて
頂きました


硬さはハード。
大きさは普通のおにぎり型ピックより小さく、
まだちょっとしか使ってないのに使いやす
過ぎてもう手放したくなくなってるぐらい
気に入ってる。
これなら多少高めでも何枚かストックして
おきたいな。

…と、こんなことを書いてるうちに日付が
変わって誕生日当日に。
ほどなくして深夜に肉テロ食らいました(笑)。


寝る前にふと思ったことを書いてみる。

誕生日は大概の人が忘れることのない、
一生ものの数字だと思う。
数字に弱い人間だってそう忘れない。

誰かの命日に仏壇に手を合わせたりするけど、
その亡くなった人は、自分が死んだ日を
自覚できていたと思えない。
持病などである程度覚悟する猶予があった
としても、きっと明確な予想なんてできて
いないと思う。
突然亡くなる人だっている。

そんな人でも誕生日ぐらいは最期まで
覚えていられそうな気がする。
長期記憶として自由に引き出せないことが
あっても、きっと脳細胞には刻まれてる。

だから仏壇に手を合わせたい人がいたら、
命日なんかより、本当は誕生日に思い
出してあげられたらいいのかもしれない。

そんなことを言ったら、祖母の命日に
手を合わせていた父親に怒られてしまった。

なんで怒ったのか理由を聞いて驚いた。

誕生日、知らないって。
聞かされたことがなかったからって。

どんなに負けても競馬で選ぶのは、
いつも決まって祖母の命日にちなんだ
番号なのは、そんなところからの執着
だったかもしれない。

父は自分が知らないことに気づいて教えて
もらうことを嫌うタイプかもしれないし、
祖母自身が出生について本当に知らない
ってこともあり得る。

いづれにせよ自分はそれ以上は何も言え
なかった。

でも皆さんにもしも大切な人がいたなら
(こんなケースに当てはまらないのなら)、
生前に可能な限り誕生日や記念日を聞いて
覚えておいてあげて欲しい。

命日だけじゃなく本人が一番覚えていそう
な日に思い出してもらえた方が嬉しい気が
するから。


※過去のTシャツ絡みの話はコチラ