渡り鳥の休息地

社会人アマチュアギター弾きNa-Neの頭ん中。
滞る割に突如アップする不定期ぶり。
北極星を見失って漂流中。

2016年3月26-27日 ご当地物見遊山 前編 (台東区・世田谷区)

2016-03-27 | 
遠方の音楽仲間と、都内で観光して
きました。

ランチは宿泊拠点の近くにあった、
太陽のトマト麺 上野広小路店にて。

食べたことない人にカルチャーショック
を受けてもらいました
ラーメンの概念が覆る逸品です


初日のメインの目的は、京王線の芦花
公園にある世田谷文学館で、今月末
まで開催される『浦沢直樹展』の鑑賞。

↓世田谷文学館の公式サイトはコチラ。
http://www.setabun.or.jp/

同行者はなんと浦沢さんと同じ大学の
出身。
作品に特別詳しくなくても、所属して
いた学科やサークルが違っても、
ご本人とお会いしたことはなくても、
偉大な先輩の生き様に触れたいという
気持ちが強く、自身の仕事の調整が
少しついたところで今回の訪問を決意
してくれました。

何かを人と共に鑑賞する時はできれば
関心が元々あるか、今まで知らなかっ
たとしても柔軟に自分なりに楽しめる
姿勢を持つ人とご一緒したいものです
が、同行者は幸いデザイン的なものに
日頃からこだわりを持ち、バンド経験
者で作者との共通項もほんの少しあった
り、感覚の共有ができる人だったので、
私も大いに楽しめました。


↑これは前回新宿に用があった時に
構内で見かけたポスター。
その時に開催を初めて知って、以来、
行きたい…けど行けるかな?と葛藤
していたのです。

昨年は馬頭広重美術館も一緒に行って
くれました。
なかなか美術館を共に堪能できる人は
周りにいないので貴重な存在です。


そしてやって来ました、芦花公園。




程なくして世田谷文学館に到着。






遠方の同行者のことも考慮して入場
時間は遅めにしていたので、夕方は
ライトアップしていない蘆花恒春園
での花見は断念しました。
(行けば徳富蘆花の旧宅も見れるし、
ソメイヨシノ以外の桜も見れて良さげ
です。
日中お時間ある方は足を運ばれると
春を感じられそうですよ)

その代り世田谷文学館の隣にある、
ウテナ(化粧品メーカー)の創設者・
久保政吉の旧邸宅にある桜を真近で
見ることができました。


展覧会では浦沢さんの画力に圧倒され、
また生い立ちを知って感銘を受け、
少し元気を貰えました。


アトリエや書斎のある世界、憧れです!

テンション上がってグッズもいろいろ
入手しちゃいました。


↑左は展覧会の記念として、連動企画
で作られた本。
先生の魂に触れられる一冊です。
右はフライヤー。


↑先生はシンガーソングライターの
才能もあって、著名なミュージシャンも
協力して作った面白そうなCDが売ら
れてました。
サイン入りにも惹かれて購入したら、
その日付がなんと当日!
宣伝用に販売ブースに置かれたサイン
色紙に、夜なべして書いたという文言
がありました…。
この“サイン入り!”って文字も先生の
直筆だと思います。サービス精神が
旺盛で楽しい方ですね。

私、可能性が低いと思って口には出して
いませんでしたが、内心密かに、“先生
フラッと現れないかなぁ…”なんて、
ぼんやり願っていたんです。

会うことはできなかったけれど、書い
て数時間しか経ってない、出来立ての
サインを通じて先生の気持ちに触れ
られた思いです。

文学館を後にしてからは、御徒町の
ホテルのチェックインを済ませたあと、
上野駅のハードロックカフェで念願の
ピンバッジを入手し、周辺で夜の
しーおいを楽しみました。











後半に続く。


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