昨日はここしばらく参加している
音楽サークル主催のセッション
ライブでお仲間からお声がかかった
のでまた参加してきました。
先月も出演したばかりで、日頃の
音楽グループでの活動のことも
考え、あまりそればかりに練習時間
を割けないということで、控えめに
2曲程。
今回は神奈川支部主催の為、会場は
普段と違い、鶴見にあるライブハウス
で行われました。 わざわざ神奈川県
まで来て折角なので、翌日観光も
ねじ込みたくなり、泊まりがけで
臨むことにしまして。
ライブ直後のステイの良いところは、
1. 打ち上げを早く切り上げずに済む
2.ただでさえ疲れているのに近くで
宿を取ると、寝る前までの時間に
それ以上の疲労をせずに済む
3.寝る前とチェックアウト前まで
持参した楽器を部屋で弾ける
(もちろんアンプラグドの小さな音で
ですが、それでもいい)
4. チェックアウト後から帰るまでの
間もどこかで弾ける可能性がゼロ
ではない
5. 近くに楽器が入るロッカーがなく
てもホテルによってはチェックイン前
やチェックアウト後でも一時的に
預かってもらえる場合がある こういう
時間が自分にとっての 贅沢なご褒美
になってます。
そんな訳でライブ後に泊まった宿を
利用させてもらいながら、川崎大師に
行って参りました。 大師と名のつく
ところ、何気に初めて 参拝したかも。
御朱印なども頂いてきました。
外出の主な目的が旅行や散策で、
今回のようにライブ出演ついででない
時は、小型のエレキギターDIGI-ZOを
持っていくことがあり、今年の2月
家族旅行に参加した際も、皆が
部屋で酔っ払っている間に弾いて
遊んでました。
※ DIGI-ZOについての過去記事は →コチラ←
車での移動だったのでさほど気に
なりませんでしたが、一日中徒歩
の 場合、マルチエフェクター付きの
DIGI-ZOは、他にも荷物が沢山ある
場合はやや重さが気になるかも
しれ ません。
(それでもどうしてもという日は
持っていくのですが。)
そんな状況をたまに作りますが、
エレキギターに拘らなければもっと
楽に遊べることもあるんですよね。
話が長くなりますがおヒマな方は
お付き合いください。
アコースティックギターやエレアコと
いうと弦はスチール弦で、ザリっと
やや硬めの音がしますが、クラシック
ギター(ガットギター)やウクレレは
ナイロン弦で、ポロロンと優しく
丸みを帯びた音がします。
私が所有しているGUILDのエレアコは
ボディは小ぶりでも一般時なアコギ
用のスチール弦なので、曲によっては
もう少し丸い音でも弾いてみたいなぁ
と思うことがあります。 腕前は置いて
おくとして(オイ)、耳だけは思い付くと
いろんな楽器を追い求めて試したく
なります。
先程お伝えしたように、旅先などで
他に荷物もある中、あまりそれ以上の
負担を掛けずに持っていけるギター
があったら、披露目的がない日でも、
少しでも練習機会を稼げて最高なんだ
けどなぁ、という小さな願望が常に
ありまして。
でも既に自室にはエレキギター3本、
ミニエレキギター1本、エレアコ1本、
エレキベース1本、ウクレレ1本、
エレキアンプやエフェクター類が
ごろごろ…と足の踏み場はなく、
あまり大きなものは置けない状態
なので悩ましい。。。
しかも自宅では集中できないことの
方が多い…。
そんなことを日頃考えていたら先日
音楽仲間の繋がりの方のお子さんの
誕生日祝いを仲間内でする機会が
あった際、ギタレレなる楽器を持参
した方がいらっしゃいまして。
実物を触ってみた途端、急激に興味が
湧いてしまいました
第一印象はまず小さく、自分が持って
いるミニエレキギター・DIGI-ZOより
ずっと軽くてウクレレみたいなギター!
(DIGI-ZOはノーマルなZO-3と比べる
とマルチエフェクターを内蔵している
分少し重く感じます。)
聞いたところによると1万円もしない
お手頃価格だそうで!
いつでもどこでも持ち歩くのに理想的
なサイズ感でかなり惹きつけられ、
他にはどんなものがあるのかと、
帰ってからついついいろいろ調べて
しまいました。
すると、より機能的なモデルがあると
知ってしまい、当初気にしていたもの
よりグッと値段が高いものになって
しまいましたが、長く使うことを考え
たら後悔したくなかったので、旅の
お供にしようとした割には思い切った
選択をしてしまいました。
そんな罪作りな1本をご紹介してみます。
・Cordoba Guilele CE
ギタレレではなくグイレレ。
なんだかゲルググみたいな響き。
ガットギターとウクレレのあいの子
みたいな感じで、デフォルトでは
弦は6・5・4はシルバープレーテッド
ワウンド弦、3・2・1はナイルガット弦
が張られており、これはAQUILA社と
Cordoba社が共同開発した「Guilele
専用弦」だそうで、短いスケールに
合わせてテンションは強め。
ワウンド弦とは芯の線の周りを更に
もう1本巻いてある弦(巻き弦)のことで、
低い音がしっかり出やすい特性が
あります。
(シンプルなウクレレだと、全部の弦が
巻いていないプレーンなナイロン弦。)
このメーカーのギタレレのスケールが
510mm、ナット幅50mmに対し、
このグイレレはスケール438mm、
ナット幅46mm、全長692mmと
更に小さく、ウクレレ並みに軽い!
フレット間は小さい故に狭め。
サイズ的にもウクレレ寄りな訳です。
このメーカーには他にもミニサイズの
エレアコ・MINI O-CEというのが
ありますが、形は似ていてもスケール
長が510mmでこのグイレレより大きい
サイズで、アコギ向けのスチール弦を
ブリッジのエンドピンで留める通常の
エレアコに近い仕様だった為、今回
欲しいと思ったものとは少し違ったので
パスしました。
見た目(ボディ材がオバンコールという
ところなど)はかっこよかったんですが、
エレアコは既に持っているので、少し
違うのが欲しいところ。 所有している
GUILDのM-120Eは全長 約991mmで
ミニギターではなく、スケール長も
628mmで、レスポール などのミディアム
スケールのギターと同等ですがボディの
最大幅は350mmで、アコギの最大幅の
平均的な値480mm 前後(最大は約435
mm)と比べたらだいぶ小さめな印象で、
アコギの音が どうしても欲しい時は
M-120Eで いいと思っています。
(3.8畳の自室にあまりでかいものは
置けませんので。) そういう訳で、
スチール弦ではなくナイロン弦を
使った、ウクレレ並みに軽くて小さい
ギターに絞って検討していました。
このグイレレはM-120Eと違う魅力が
いろいろありまして(M-120Eはボディ
がオールマホガニーで、音は中高音が
煌びやかな印象)、カッタ ウェイタイプ
なのとネックの形状が 緩やかなV型
シェイプで持ち易いと いう特徴が
あります。
M-120Eなど一般的なギターやウクレレ
はC型シェイプであることが多いですね。
ケースのサイズはテナーウクレレ対応
のものでOK。
自分の場合、オンラインショップで
新品で買ったら専用のかっこいい
デザインのギグバッグ(セミハード ケース)
が付いてきたので十分だと思っています。
実はこのバッグ、持ち歩いている人を
都内でも見かけたことがありました。
自分が知らないだけで結構流行って
いたりするのかな。
弦はクラシックギターの弦も流用
できますが、たまに使うぐらいなら
次の交換タイミングが来たら、むしろ
専用弦を張ってギターのレギュラー
チューニングで弾いても良いかなと。
(公式の記事にもそんなヒントが掲載
されていたので興味津々。)
というのも、このモデルの標準の
チューニングは、ウクレレに低い音の
方の弦を2本足したような感じで、
開放弦の音は、6弦から順にADGCEA
となっています。
だから買ってそのまま弾くとウクレレ
チックな音程です。
これはギターのレギュラーチューニング
を4度上げた音で、5フレットの位置に
カポタストをはめた時の音と同じです。
ギター用のクリップチューナーを使う
時は、複数の楽器に対応しているもの
が便利です。
このモデルを推奨チューニングで調整
する際、クリップチューナーのモードを
“ベース”にして6弦と5弦をそれぞれ
AとDに、“ウクレレ”にして4〜1弦を
GCEAとなるようにチューニングすると
楽でした。 (周波数は日頃使ってるギター
の時と 同様に標準的な440Hzで。)
当然ギターのレギュラーチューニング
に変える時はモードを“ギター”にすれば
よし。 そしてトップのボディ材に単板の
スプルースが使われている為か、小さい
割に鳴りがいいことに驚きました!
また、ピックアップが内蔵されている
ので、いざ録音する時や人前で演奏
する時も使えそう。 見かけたギタレレの記事では付属の
ピックアップはノイズを拾いやすい、
なんて書いてありましたが、アンプ
を通さないで弾く分には構わないし、
あまりにも酷かったら、ボディを
傷つけないちょっとした改造で対策も
できそうなので特に問題はないかな。
改造といえば昔、プレステ2の音ゲー・
ビートマニア2DX用のコントローラー
の反応がイマイチだった時にアキバの
パーツ屋で買ったゴム板とかボール紙
を使ってプチ改造したことがあった
ので、その程度の手間を惜しまない
人なら大丈夫でしょう。
万年初心者の私のような者でもそんな
感じなので。
あと、気づいたことがもう一つ。
エレキギターを弾いていると大概
ポジションマークはフレット番号で
いうところの3・5・7・9・12 … の
ように付いていますが、クラシック
やジャズ向けのギターはどうやら
その限りじゃないらしい。
今回のモデルの指板の縁をよく見たら、
3・5・7・“10”・12の位置にマーク が
付いていました。
これは罠(笑)。
マークに頼ってばかりいると、やらかすな…。
弾き込んで慣れなければ。
衝動買いしちゃいましたが、これは
かなり結果オーライ、面白そうです!
今後外出が益々楽しみになりました。
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↓以下にスペックをまとめておきました。
トップ: ソリッドスプルース
バック&サイド: マホガニー
ネック: マホガニー
フィンガーボード: ローズウッド
フレット: 12Fジョイント/17F
バインディング: 黒色ABS
ロゼッタ: 木製編み模様
フィニッシュ: サテン(マット)
糸巻き: Chrome Tuning Machines (ギヤタイプ)
ナット&サドル: タスク
ナット幅: 46mm
スケール: 438mm 全長: 約695mm
ボディ幅(最大): 約230mm
胴長: 317mm ボディ厚み: 約70mm
ピックアップシステム(プリアンプ部):
ピエゾ。コルドバ2バンド(Volume、 Treble、Bass)
※コルドバ オリジナル ギグバッグ、
正規保証書付属 (バッグに付いている
タグのおもて面はロゴステッカーに
なっていました。)