長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★後期高齢者医療制度と法律の硬直性

2008-05-04 10:14:14 | Weblog
今朝のNHKの後期高齢者医療制度に関する討論を見た。
与野党各代表者の言い分も良く分かるところである。
例えば、尊厳ある死について、誰でもが望むところである。
しかしながら、スパゲッティ症候群といわれ、身体に管を一杯つけたままでいつまでも生きていることが本当に良いことか疑わしい。
しかしながら、いったん、医者と家族で、もうこの医療は止めて死んでいただきましょうということになると、それが正しく行われている間は問題ないであろう。
ところが、ガソリン税の暫定のように、法律は一度決められてしまうと、なかなか変えられないという事がある。
今後高齢者が増えて、医療費がかさみだすと、半強制的に署名させて、高齢者の医療を制限してくることは火を見るよりも明らかである。
そこが、法律の難しいところであり、どのような運用されても問題が起きないように十分な用心をして法律は作られるべきである。

★民主党の及び腰

2008-05-04 08:45:52 | Weblog
ガソリンの再値上げが可決される日、河野衆議院議長が議場に入るのを民主党は阻止できなかった。
阻止できなかったというより、阻止しなかったというべきだろう。
というのは、河野議長が別のドアから出てきたから・・・ということであるが、部屋が内部でつながっており、どのドアから出てくるかいくつかのケースがあることは事前に分かっていたはずである。
それを見て、ははあ民主党は、あまりやる気がないなと思っていた。
そこへ、今朝の新聞である。
民主党は、福田首相の問責決議案を見送るという。
山岡国対委員長は「世論調査を見ても事実上、国民から問責を出されている。だから、今あえて我々が代わって出さなくてもいいんじゃないかという考え方もある」といっている。
これこそイソップ物語?の、狐がぶどうを取れなくて、あれはすっぱいといったという話に似ている。
結局、民主党も、地方の財政不足を補填する方法がなくて、自民党にガソリン再値上げを可決してもらってほっとしているのではなかろうか。