長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★小さく産んで大きく育てる道路予算

2008-05-13 08:46:48 | Weblog
真に必要な道路は作り続けるといわれているが、誰も真に必要な道路がどれかを特定することは出来ない。
今までも、有力な議員のいる地元には立派な道路が出来たし、需要予測もいい加減で、作りたいところは需要を大きく見積もっていたことも事実である。
例えば、東京湾アクアラインでは交通量が見込みの半分しかないという。
それ以上に驚くことが、道路予算については、小さく産んで大きく育てよといわれていることである。
いったん予算がついて、道路が作られ始めると、途中でやめるわけにはいかないから、工事期間をどんどん延長して、予算より過大な費用がいることになるのである。
もともと、道路が欲しいということより、道路工事が欲しいのであって、道路建設業者が生活に困らないように道路を作り続けているに過ぎない。
そこで、何らかの歯止めを掛けなければ、ガソリン税などいくらとっても道路はどれだけも完成しないことになる。
この歯止めも難しいところではあるが、当初予算を使い切ったら、その工事は1年間凍結というような荒療治が必要ではなかろうか。
もちろんそんなことをしたら、それまでに投入したお金が有効に働かなくなるということもあるが、それによって道路工事が期限内に完成されることにもなるのではないだろうか。
これはひとつの案であるが、皆が知恵を絞れば何かよい案が浮かんでくるのではなかろうか。