国家公務員制度改革基本法案が今国会で成立する見通しが出来たようだ。
この法律は、海のものとも山のものともわからなかったが、渡辺行革大臣が先日テレビで少し説明をしたのを聞いて、まずはこの法律を通すことが必要だと感じていた矢先の話である。
天下り、幹部人事の問題等いろいろ問題はあるようであるが、結局この法案が通らなければ官僚が喜ぶだけだということが分かった。
日本の優秀な官僚も、右肩上がりの高度成長期には、力を発揮するのであるが、このような成熟期になると、省や自分の権益にこだわりすぎて、国家全体を見ていないことが良く分かった。
とりあえずは、この法案を通し、その後の政権交代した内閣で法案を実効あるものにすればよい。