解釈見直し閣議決定で

集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈見直しについて、国会での議論を行う前に閣議決定するという。
閣議決定とは言うものの、最近は総理がなにかを閣議決定したいと思えば、ほとんどその通りに決まっているような気がする。
どれだけ議論されているのかよくわからない。
こうなると、憲法も国会も、有名無実とまではいわないけれど、小骨ぐらいは抜かれてしまいそうだ。

河野談話政府検討へ

河野談話は日韓関係悪化の中で、日本が大人の対応をしたものである。
そのため、裏付け調査はされていない。
しかし、右寄りと言われる安倍総理には、この慰安婦問題が我慢ならないらしい。
きちんと裏付け調査をして、国は関与していなかったとか軍が強制連行していなかったとかいいたいようだ。
そのため、検証チームを政府内に設置するという。
これは火に油を注ぐ様なことになりかねないのではないだろうか。

森元首相の失言

森元首相が、福岡での講演でまた失言をした。
「あの子は大事な時には必ず転ぶ」といったそうだ。
誰でも、日本選手にメダルをとってほしい。
しかし、実力があっても、難度の高い技に挑戦すると、転倒してしまうこともある。
だから、応援する我々もはらはらしてみているのである。
それを、東京オリンピックの大会組織委員会の会長がそのような失言をしては、これはもうおさまらないのではないだろうか。
選手全員が、会長が変わらなければ、大会をボイコットするとでもいえばよいのではないだろうか。