単身赴任中の息子が東京に帰ってきて
私の今使ってない部屋を見ていました。
山賊が洞穴で暮らしていたけど
敵に追われて逃げたみたいな
ごちゃごちゃのまま、使ってる人がいなくなったみたいな状態の部屋。
ここの部屋の物がなくなったら
自分たちの物が置けるのにと当然思うだろうし
私の部屋がある二階は
今、息子達夫婦が使っているわけなのだから
当然この部屋もさっさと引き払うべきなのですが
二階のキッチンとリビングと他の2部屋を空けただけで
疲労困憊で
その後、ほおって置いてあるわけであります。
私の部屋には机とか本とか絵とか紙とか
銅版画の道具とか
いろいろあるので
今は倉庫みたいにしてあるのだけど
もういい加減片付けないといけませんわね。
最初から片付ければよかったんだけど
想いもいっぱいこもってる部屋なので
ずっとそのままにしておりました。
しかーし、
しかーし!
ついに息子が本気で
「どうにかなんないのか?」的オーラで
私の部屋を見ているのを見て
(見てただけでまだ言われてない)
こりゃ、もう
マジで撤退をよぎなくされたのであります。
息子たちが引っ越してきてから
1年ぐらい経つので
(1年間その部屋で仕事をしていない)
もう撤退可能なのです。
(この家の詳しい事情については
また今度ちゃんと書きますね)
もう、片付けても大丈夫。
部屋から私の「気」が抜けております。
新しいところに「気」を移す時が来ました!
「気」が抜けた物は
家族に「ただの物」に見えるのですわね。
息子に
「俺の実家はなんでこんなに物が多いんだ?」と
(気がつかれたら)思われたら
大片付け(おーかたづけ)の時が
来たってことでありましょう。
これから自分の「気」を入れる場所を
新しく作ります。
今、「気」の置き所がなくて
「気」は家の中でフラフラしているのです。