立川です。
新人公演の衣装の制作がやっとなんとか終わろうとしています。
今回ナジャハウスがかかわったのは10組ほどですが、レンタルも
いたり、以前うちで作ったものを着用される人もいて今回は
実質6組の衣装を制作しました。
新人公演の衣装は毎回、皆さん思い入れが強いので大変
ですが、今回は今まで一番苦労しました。
というのは、私がスランプだったせいか、ほとんど
どの衣装も出来上がりが上手くいかず、作り直したものも
3着もあり、新人公演以外の衣装も同じように分解して
作り直したものが1着ありました。
こんなこと初めてです。
自分の感が鈍っているのか?
いろいろ仕事を抱えて集中できていなかった?
原因は複合的にありそうですが、お客様に満足していただく
ことが全てだから、上手くいかなければ、採算度外視でも
やり直すしかありません。
多分、スランプって目の前にハードルがあって、なかなか
それを越えることができない状態のような気がします。
私の場合お客様と一緒に成長してきて、お客様の要求レベル
も高くなり、そして私自身も出来上がりの満足レベルが高くなり
ちょっとでもラインがイメージと違うとお客様はよくても
自分が納得できないとかいうケースもあります。
いろんな事に目をつむってごまかせば、肉体的にはもっと楽かも
しれないけど、自分にうそをつくってことだから、精神的に
は罪の意識でもっとしんどい想いをしてしまいます。
それがわかっているので今は、採算が合わなくても、何度
失敗しても、お客様と私が納得したものを仕上げることしか
選択肢はありません。
あー終わりのないチャレンジだなあ。
落ち込んではいるけど、今はオリンピックで、どの選手も
血のにじむような努力をして、多くのものを犠牲にして
結果を出しているのを見て、自分はまだまだって
思います。そして、多くの選手に勇気をいただきました。
自分が頑張ると人に勇気を与えることができるんですね。
よっしゃー!
人に勇気を与えられるようになるぐらいがんばろう!
眼の前のハードルはいつか、必ず越えます!
そしたら、また次のハードルが・・・・・
きりなーい!