花が葉に染まりてみどり額の花

2014年07月23日 | 俳句
7/23(水曜)
梅雨明けはもっとからりといい色に

  蒸し暑いですね。しかも夜は熱帯夜。
  クーラーをかけていると喉が痛くなるし、停めれば汗だくだし。
  もっとカラッとならんもんでしょうかね!!


蝉の声元気に響く大暑かな

  確かに梅雨が明けると蝉の声が元気です。
  夏------って感じがします。
  特に鶴舞駅の蝉しぐれには、驚かされます。

扉開く鶴舞駅は蝉しぐれ


俳句手帳欲しくて求む八月号

  角川の月刊誌「俳句」8月号は、俳句手帳秋版が付録です。
  なかなか優れものでたっぷり書けます。
  「NHK俳句」の付録は半年分で紙数が足りなくなるので、
  春から角川版に切り替えていますが、やや俳句生活に陰りがあるような気も。


7/18(金曜)
花が葉に染まりてみどり額の花

  前の家の「あぢさゐ」です。
  末期になると葉と同化するように、
  白い花が緑に変わってきます。毎年。


高蔵寺駅の蝉より鳴き始む

  この近辺ではこの日初めて蝉の声を聴いたように思います。


靴紐を替えて迎える雲の峰


7/17(木曜)
鈴鹿より黒雲寄せて街は雹

  14階から鈴鹿方面の山並みを望めます。
  この日は15時ごろだったか真っ暗になり、
  大粒の白い雨のような雹が襲いました。

7/16(水曜)
梅雨茸馬酔木の元に並びをる


おほばこの花咲く余地もなき街路

  「身近な雑草の愉快な生き方」という本、本屋で見つけました。
  雑草の懸命なそして賢明な生き様が楽しく書かれた本です。
  オオバコはちょっとしたすき間に逞しく顔を出すそうですが、
  さすがに名古屋駅前の街路にはそんな余地はありません。


踏めばよし大葉子の花踏んでよし

  踏めば踏むほど逞しく成長するそうです。
  踏むと他の草は出なくなり、大葉子だけが残っていくのですが、
  踏まれないところでは他の草に負けて大葉子は生えないとか。


スカートのみじかき丈を競う夏

  電車の中で、街で、そんな風景が目立つ季節です。


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
梅雨も終わりましたね (yykic)
2014-07-24 09:52:08
紫陽花も終わり、惨めな姿になってしまいましたね。夏本番を迎えました。
そして3位の壁は高く聳えて・・・・

蒸暑き朝にうるさき蝉の声
友と行く神宮の杜影深く

返信する
夏本番 (Naobay)
2014-07-24 20:58:14
梅雨も開けましたね。と、ここでおもむろに俳句や詩を読んだりと高尚なことが出来ないので、どうぞお許し下さい。

俳句生活の陰りとは?最後の句にあるように
エッセンスの効いた句読み続けて下さい。
返信する
>梅雨も終わりました (gouza)
2014-07-25 22:29:54
今夜は熱帯夜もなんのその、
ぐっすりと眠れそうな快勝でしたね。
頭部死球で心配された和田選手にも一発が出て、
大野雄大投手の初完封勝利と、
ドラゴンズファンは皆さんスッキリ熟睡ですね。

燕も最後まで期待は持たせてくれました。
2対3、9回裏ツーアウト2・3塁。、
一打逆転サヨナラのチャンス!
バッターは復活のバレンティン!

お膳立ては出来たのですが、
あえなくキャッチャーファウルフライで、
ゲームセット!でした・・・。

☆☆また明日があるさ☆☆
返信する
>夏本番 (gouza)
2014-07-25 22:42:27
強烈な夏がやってきました。
歳時記を読むと、
梅雨明けから立秋(今年は8月7日)までが、
一番暑い時期だと書いてあります。
まさしく暦通り(歳時記通り)の展開です。

最後の句を評価していただき有難うございます。
言われてみると確かにすっきりとしてますね。
あれこれひねるとやっぱり良くないようです。

一つの思いがあって、
それが自然に五七五となって、
その中にちゃんと季語が入っているというのが理想です。
分かったようなことを書いていますが、
なかなかよく分かりません。俳句は奥が深い。

でも高尚などと言わずに、
ぜひ自分なりに始めてみてください。
歳時記一冊買う勇気!なんちゃって・・・。
返信する

コメントを投稿