・・・というような、かなり鬱な状態に陥っています。
漢詩も俳句もややマンネリで、意欲がわかない状態・・・・・
で、脱出口としては、しばらく小説本から遠ざかっていたので、
スカッとしたミステリーなんか読みたいなぁと思っていたら、
日曜日の朝日新聞書評欄で「ジョーカーゲーム3」を見つけた。
※著者:柳広司 ・・・本当のタイトル名は「パラダイス ロスト」・・・
いきなり「3」は中途半端だし、当然ハードカバーで出費が大きいので、
最初に書かれた「ジョーカーゲーム」でもと思い、
高蔵寺の書店で探してみたら、ちゃんと文庫本がありました!!
※そういえばかなり前に「レディージョーカー」とう本も読んだなぁ・・・。
あれも難しかったけど面白かった・・・。(ひとりごと)※
で、
その文庫本の後書きを書いていたのが、なんと元外務省官僚の佐藤優氏。
話のモデルは戦時中のスパイ養成機関”陸軍中野学校”で、
小説の中心人物・結城中佐は、中野学校の秋草俊陸軍少将をモデルとしており、
佐藤氏はかねがね秋草少将を敬愛していたとの事。
秋草少将は終戦の日にソ連軍に投降し「悪質な戦争犯罪人」として、
泣く子も黙る「ルビヤンカ監獄」に収容された。
48年12月30日にスパイ活動及びテロ活動の罪で禁固25年の刑を言い渡され、
49年3月22日にウラジミール監獄付属病院で病死したとの事。享年54歳。
ウラジミールの日本人墓地に埋葬されており、佐藤氏は墓前で
「安らかに眠ってください。あなたの思いを引き継ぎます」と誓ったそうです。
昔、大映で「陸軍中野学校」という映画がありました。
主演はそれまで時代劇専門だった市川雷蔵で、
映画は見ていないけれど、意外な衝撃を受けたことだけを覚えています。
今回この小説を読んでみて、おそらく”はまり役”だったのだろうと思われます。
「1」には、独立した短編が5本入っていました。(1本が40~50ページ)
どれも予想できない展開と謎解きに満ちていて、
慎重に読んでいくと、1本1時間半ぐらいはかかりましたが、
恐ろしくスリリングな話の連続で、どっぷりとのめり込めました。
ストーリーはさておき、(とごまかして)
スパイの資質(=インテリジェンス能力)についての、
結城中佐のいくつかの言葉が、名言といえるほどで興味深い!!
そのひとつ、
「何かにとらわれて生きることは容易だ。
だが、それは自分の目で世界を見る責任を放棄することだ。
自分自身であることを放棄することだ」
話の展開の中で、このセリフを読むととても納得できるし、
佐藤優氏の生き方そのもののようでもありますね。
軟弱な自分にはとてもとても・・・、
小説の中でおそるおそる垣間見るのが精一杯ってところです。
そして・・・少し鬱が直ったかな・・・と思えました。
漢詩も俳句もややマンネリで、意欲がわかない状態・・・・・
で、脱出口としては、しばらく小説本から遠ざかっていたので、
スカッとしたミステリーなんか読みたいなぁと思っていたら、
日曜日の朝日新聞書評欄で「ジョーカーゲーム3」を見つけた。
※著者:柳広司 ・・・本当のタイトル名は「パラダイス ロスト」・・・
いきなり「3」は中途半端だし、当然ハードカバーで出費が大きいので、
最初に書かれた「ジョーカーゲーム」でもと思い、
高蔵寺の書店で探してみたら、ちゃんと文庫本がありました!!
※そういえばかなり前に「レディージョーカー」とう本も読んだなぁ・・・。
あれも難しかったけど面白かった・・・。(ひとりごと)※
で、
その文庫本の後書きを書いていたのが、なんと元外務省官僚の佐藤優氏。
話のモデルは戦時中のスパイ養成機関”陸軍中野学校”で、
小説の中心人物・結城中佐は、中野学校の秋草俊陸軍少将をモデルとしており、
佐藤氏はかねがね秋草少将を敬愛していたとの事。
秋草少将は終戦の日にソ連軍に投降し「悪質な戦争犯罪人」として、
泣く子も黙る「ルビヤンカ監獄」に収容された。
48年12月30日にスパイ活動及びテロ活動の罪で禁固25年の刑を言い渡され、
49年3月22日にウラジミール監獄付属病院で病死したとの事。享年54歳。
ウラジミールの日本人墓地に埋葬されており、佐藤氏は墓前で
「安らかに眠ってください。あなたの思いを引き継ぎます」と誓ったそうです。
昔、大映で「陸軍中野学校」という映画がありました。
主演はそれまで時代劇専門だった市川雷蔵で、
映画は見ていないけれど、意外な衝撃を受けたことだけを覚えています。
今回この小説を読んでみて、おそらく”はまり役”だったのだろうと思われます。
「1」には、独立した短編が5本入っていました。(1本が40~50ページ)
どれも予想できない展開と謎解きに満ちていて、
慎重に読んでいくと、1本1時間半ぐらいはかかりましたが、
恐ろしくスリリングな話の連続で、どっぷりとのめり込めました。
ストーリーはさておき、(とごまかして)
スパイの資質(=インテリジェンス能力)についての、
結城中佐のいくつかの言葉が、名言といえるほどで興味深い!!
そのひとつ、
「何かにとらわれて生きることは容易だ。
だが、それは自分の目で世界を見る責任を放棄することだ。
自分自身であることを放棄することだ」
話の展開の中で、このセリフを読むととても納得できるし、
佐藤優氏の生き方そのもののようでもありますね。
軟弱な自分にはとてもとても・・・、
小説の中でおそるおそる垣間見るのが精一杯ってところです。
そして・・・少し鬱が直ったかな・・・と思えました。
所で、本文とは関係なく昨日久しぶりに(1ケ月ぐらい)映画を見てきました。マット・デーモン、スカーレット・ヨハンソン主演の(二人とも好きな俳優ですが)「幸せへのキセキ」
です。細かいストーリーは省略ですが、見終わった後幸せな気分でいっぱいになれました。
じゃがいものような顔の名優マット・デーモンがハンサムに見えました。もちろんスカーレット・ヨハンソンはきれいですが、娘ローズ役の
マギー・エリザベス・ジョーンズがかわいくて、可愛くて・・・早く孫がほしい!。
池井戸潤の小説のように苦労が報われる話が好きですネ。
幸せな気分になれると思いますよ。
こんな場を借りてごめん。
見てみたくなりました。
ちょっと映画サイトで確認しましたが、
夫婦で見るのにいいかもしれないですね。
ボクも一昨日、また見ちゃいました。
「ミッドナイト・イン・パリ」
過去へのタイムスリップ物でしたが、
洒落た雰囲気の楽しい映画でした。
近くの映画館でやっていなかったのであきらめました。ウッディー アレン いいでしょう。
いつもしゃれた粋な映画で定評ですね。
ストーリーは知らないけど、ピカソや誰やかが飛び出してファンタジーですか。
見れなくて残念でした。
フリーサウナ券も残ってますので、
よかったらセットでどうぞ・・・・・。
毎晩真夜中に、婚約者をほっぽらかして、
主人公は1920年代のパリにタイムスリップ!
ダリやら、ピカソとその愛人アドリアナやら、
フィッツジェラルド、ヘミングウェイとか、
何とかいう有名なピアニストも、
そのほか、あまり知らない有名人がぞろぞろ。
kickさんなら私以上に楽しめるかも。
私、ウッディ アレンの映画は初めてでした。
肩が凝らず、時間が過ぎるのがあっという間の
気楽に楽しめる映画でしたよ!!