冬ぬくし肛門より管とほされぬ

2014年11月24日 | 俳句
11/10に高倉健さんが悪性リンパ腫のため83歳で亡くなっていたことが、19日にマスコミ報道されました。テレビで多くの追悼番組が放映され、健さんの実直で無口で不器用な役柄そのままの実像が伝えられています。(ただ、意外に気さくで饒舌な一面も。特に筆まめとか。)   昨夜は遺作となった2年前の作品「あなたへ」を観ました。引き込まれる内容でした。そして今朝は、昨夜同時間帯でNHKで放送されたドキュメンタリーを観ましたが、「あなたへ」の撮影に密着制作だったので、やや難解で分かりにくい「あなたへ」のストーリーを再確認する事が出来ました。人生の奥深さを感じさせる濃い内容でしたね。   明日は「あなたへ」と同じ共演者田中裕子との映画「蛍」が9時から放映されるので、これも見なくてはね・・・。 . . . 本文を読む

残る虫五勤二休で生き続け

2014年11月16日 | 俳句
今日は15時からNHKの俳句王国を楽しみました。富山県朝日町からの公開放送で、司会者二人と参加者六人、俳人星野高士先生(結社「玉藻」主宰)で、楽しい句会を演じていました。大きな会場を俳句ファンが埋め尽くし、改めて俳句の人気を感じます。自分も早くどこかの句会に参加して、厳しい批評にさらされたり、たまには褒められたりしたいもの・・・。なかなか一歩が踏み出せません。 . . . 本文を読む

濃きお茶に栗きんとんの甘さかな

2014年11月05日 | 俳句
<<「霜降」の末候は「楓蔦黄」(もみじつたきばむ)>>  公園の桜は紅葉が早くて今朝の寒風の中でどんどん落ち始めているし、バス通りのプラタナスも嵩張る葉っぱが重苦しく歩道を右往左往している。暦と俳句の上では完全に晩秋で、明後日が立冬です。歳時記を冬版に持ち替えて少し新鮮な気持ちで新しい季節(嫌な季節ですが)を迎えることにしましょう。 . . . 本文を読む