獅子吼6月号の私の掲載句です。今回も5句掲載はならず4句掲載でした。掲載されなかった3句を改めて読むと、どこか劣った句に見えて来るから不思議です。その違いがあらかじめ分かればよいのですが、投句時点ではそれが分からないのです。 . . . 本文を読む
今は六月で仲夏。獅子吼6月号はおよそ二か月前の晩春の句が中心です。主宰の24句に登場する晩春の季語を挙げると、春筍、残花、柳、花薊、竹の秋、蛍烏賊、クローバー、啄木忌、高山祭、夏隣、若鮎。意外なのは桜に関する季語が残花だけであったこと。と思って、五月号に眼を遣ると、花筏、花盛、花冷、花堤、と、ありました。 . . . 本文を読む
人間は正面に両眼がついているので体より後ろを見ることはできませんが、魚は(種類にもよりますが)人間より縦に平たいかたちの頭の両側に大きく見開いた眼がついているので、真後ろ以外に視野が広がっています。また多くの魚が近眼だといいます。(ニッポン放送ニュースオンラインの記事より抜粋) . . . 本文を読む
獅子吼1月号には、昨年10月15日に締切られた東花賞の審査結果が発表されました。私も20句から成る1作品を応募したので結果を見るのを楽しみにしていました。
審査員は大野宗匠はじめ5名の方々で、お一人が特選2作品,秀逸2作品、入選2作品をを選んだ上で意見交換があり、東花賞1作品、佳作1作品が選出されました。私の作品は選外ではありましたが、審査員の特選1票,秀逸2票を頂くことができ、今の自分の力と . . . 本文を読む
獅子吼令和4年12月号の主宰の24句はサボってしまい、ブログ60日以上掲載なしのペナルティ表示になりました。情けない・・・。気分を一新して1月号から新たに始めます。とは言え、24句はやや多いので前半の12句を掲載します。時期は主に晩秋です。 . . . 本文を読む
朝晩の冷え込みが厳しくなり、朝の散歩はジャンパーと手袋が必要な季節になってきました。獅子吼2022年11月号の「主宰の24句」は初秋から仲秋(8月下旬から10月中旬頃)の句の掲載です。今回も24句をワード入力をしたうえで、季語の本意と「初秋、仲秋、三秋」の区別を明確にしながら句の解釈・鑑賞をし、歩きながら音読を始めました。 . . . 本文を読む
獅子吼2022年10月号「主宰の24句」は7月下旬から8月下旬の句の掲載です。私の勉強法は24句を先ずワードに打ち込んで、季語を確認しますが、今回だと「晩夏、三夏、初秋、三秋」の区別を明確にして、季語の位置づけのようなものを頭に入れたいと思っています。句の並びは季節に準じた配列が徹底され、句形も同じ形が続かないように配慮されています。毎朝、一枚を手に持って音読を繰り返し、五体に沁み込んで行く事を目標にしています。 . . . 本文を読む
◆今年の「獅子吼」1月号から寄稿の機会をいただき、当初の半年よりも長く10回にわたって、拙い鑑賞文を掲載して頂きました。今日10月4日、10月号が届き、誌上で自分の鑑賞文を確認しましたが、掲載された途端にもはや自分が書いたものではないように思われ、奇妙な感覚を覚えました。◆鑑賞文を書くのはとても貴重な経験で、緊張感の中で句を読み、あれこれと思い巡らし、分からない言葉を辞書やネットで検索し、かなり独りよがりの感想を気合を入れて書き続けました。心地よい満足感がありました。特に朝の散歩が充実した時間となりました。 . . . 本文を読む