声無くも目に確かなり初笑 大野鵠士 (獅子吼2月号/主宰24句)

2022年02月17日 | 主宰句・主宰句鑑賞
2022年の獅子吼2月号。主宰の24句<初笑>のご紹介。季節は冬の半ばあたりから新年早々までの句です。俳句の上達には、初心に帰って主宰の句を頭の中に叩き込むのが一番と思い、散歩しながら声に出して読んでいますが、暗唱してもすぐに忘れます。また思い出しては繰り返し読んでみるという愚直な努力が一番かなと思うこの頃ですが、なかなか・・・。 . . . 本文を読む

連句を巻こう・・・鴻々園誌上連句講座

2022年02月10日 | 連句
「獅子吼」の令和2年7月号から始まった連句講座です。ひと月一句で24句から成る「短歌行」という形式の連句一巻を、二年がかりで完成させていく試みです。連句の経験者も未経験者も毎月「短句(5・7)と長句(5・7・5)を交互に、付句を三句詠んで、葉書で応募します。三句のうち一句が「最低限度の添削を施されても」全員必ず翌月号に掲載されるという事で、宗匠の負担は如何ばかりかと想像しますが、二月号までで既に20句迄来ています。私も継続して応募しており、21句目を先日投函したところです。連句のルールを一から手取り足取りで誌上講義を受け、最近付け方のコツがおぼろげながら分って来はじめたところです。 . . . 本文を読む

文化の日・神の旅(獅子吼1月号の主宰句鑑賞)

2022年02月03日 | 主宰句・主宰句鑑賞
半年の機会を頂いた主旨句鑑賞の二回目です。1月号掲載の主宰の24句から私の気に入った句を選んで鑑賞文を書きました。「獅子吼」は硬い記事ばかりなので、「少しぐらい笑いを取るような記事を」とも思い、「でもあまり砕け過ぎないように」などと、あれこれ考えて書きました。散歩しながら24句を暗唱するぐらいに読み込み・・・、でも脳内の空きスペースがが乏しいので暗唱はなかなかできませんが、まぁ頑張ってみました。俳句を詠むよりもこの方がひょっとしたら楽しい作業です。 . . . 本文を読む