ここのところつまみぐい読書が多くなって、これを読んだという達成感がない。
少し右寄りの歴史書を読んで、結構大きい刺激をもらった。
でも右と左というのははっきり区別がつくのかとも思う。
佐藤優さんは自称右で、世間も右と見ているが、
その人が佐高信主幹の雑誌に連載を書いていると言うのが面白い。
大河ドラマの篤姫はとても面白く、これも大きい刺激になった。
しかし、実際にあれほど大きい影響を持った人だっ . . . 本文を読む
かなり古い文庫本がずうっと近いところの本棚に並んでいた。
紙の一枚一枚が濃い黄土色に変色している。
昭和51年9月10日初版で、56年3月20日の9版である。
作者の後書きの日付は49年3月29日だから、
自分が会社に入って一年経過した頃ということになる。
自分が24歳、今から34年前に書かれたものである。
じっくりと本当にじっくりと資料を調べ、
さらにじっくりと思索を重ねて司馬史観は出来上が . . . 本文を読む
岩波ブックレットシリーズの中にある「年表 昭和史」。
1ページ1年で、昭和元年から64年(=平成元年)までをコンパクトにまとめている。
だいぶ前に買った本だが、最近パラパラと読んでいる。
なぜかというと、「退廃姉妹」を読んだ後、
昭和天皇の時代、昭和天皇という人に興味を感じて、立て続けにいろんな本を読み漁った。
どうしても知識が曖昧でバラバラなので、時々「年表 昭和史」で確認している。
先ず「 . . . 本文を読む