松井今朝子さんの新作長編。(昨年7月第一刷)
実在の浄瑠璃語り女性義太夫・綾之助さんの、
子供時代から女義としての成功プロセス、そして結婚までを描いた物語。
大阪弁のテンポの良い語り口で全編を心地よく読ませてもらった。
幼い頃に親戚からのもらい子となり、実の叔母さんを母として育てられ、
複雑な思いを持ちながら、天性の美声を周囲に認められる。
ほぼ順風満帆の勢いで、大阪から東京に出て、
いろんな波 . . . 本文を読む
久しぶりにブログに向かう。
半年以上ぶり・・・。
妙な書き込みがあったりすると気持ちがしおれて、
書く気喪失したことも。
でもそれ以上に書くことが面倒になり、遠ざかった。
ちょっと背伸びしすぎて書いていたかも。
「クレアモントホテル」は
作者がエリザベステイラー!
大女優と同姓同名の人。
最初はあのエリザベステイラーがと思ったが、
やはり違っていたのを、
「訳者あとがき」に最所篤子さんが書いて . . . 本文を読む